567:194:2024/02/18(日) 20:15:30 HOST:KD106155013052.au-net.ne.jp
現代日本大陸化&銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件サードシーズン?特別番外編 サードシーズン中のウマ娘達の出来事 その49
凱旋門賞のゴダゴダが終わり、十月のGⅠ争奪戦は後半へと突入。
史上初のクラシック三冠とトリプルティアラの同時完全制覇をゴーストが成し遂げるのか、それともライバル達がそれを阻止するのか。
そんな中で始まった秋華賞。ゴーストが勝つのか、それともオークスで同着一位に輝いたキタサトコンビが意地を見せるのか。
日本中の注目の集まる中、レースはキタサンブラックがバ群を牽引する形で進んでいく。
そして・・・・・最終直線での攻防時に皆が度肝を抜かれる事となる。
最終コーナーを抜けた所で、ゴーストが一気にスパートをかける。凄まじいスピードを持ってぐんぐん差を詰め、
そのままキタサンブラックを捉えて先頭に出ると思われた・・・その時だった。
この時同じく出走して三着に終わったサトノダイヤモンドは、その時の彼女の様子をこう話している。
ダイヤ「・・・何と言いますか。あの時キタちゃんはゾーンを発動して、光り輝いていたのですが・・・」
ダイヤ「それを超える勢いで差を詰めて来るゴーストさんが、キタちゃんと並びかけようとしたその時に・・・」
ダイヤ「体から発していた光が、キタちゃんの身体の中心に収束したかと思ったら、ガラスが割れた様な音と共に光が砕け散る光景を見たんです」
ダイヤがそう話した現象が起こると同時に、キタサンブラックは急加速。再びゴーストを引き離す。
まさかの事態に驚愕するゴースト。急遽更なる力を絞って追撃を掛けるも、一瞬のタイミングのズレが災いする形となってしまった。
結果・・・
赤坂「ゴーストウィニング伸びる伸びる伸びる!!このままキタサンブラックを捉えて・・・」
赤坂「・・・いや!キタサンブラック粘る!キタサンブラック粘る!ここに来て更なる急加速でゴーストウィニングを引き離す!!」
ゴースト「何っ!?」
赤坂「ゴーストウィニングも負けじと加速!サトノダイヤモンドも追い縋る!」
赤坂「三人纏めてゴォォォォォォル!!オークスを思い起こさせる大接戦!!ここからでは順位が判断出来ません!!写真判定となります!!」
568:194:2024/02/18(日) 20:16:00 HOST:KD106155013052.au-net.ne.jp
前回のオークスに続き、またもや大接戦でのゴールである。赤坂さんの言う通り、写真判定にもつれ込む事に。
待つこと実に30分。オークス同様に同着なのか・・・?皆がそう言いだしたその時、遂に判定が出た。
結果は・・・・・・・・・・
僅か2㎜の差でキタサンブラックが逃げ切るという、まさかの結末となった。
赤坂「・・・キタサンブラックだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!キタサンブラック逃げ切ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
赤坂「まさか、まさかの結末!!最有力候補だったゴーストウィニングのトリプルティアラ完全制覇を阻止したのは、お祭り娘・キタサンブラックでした!!」
赤坂「ライバルとしての意地を見せたキタサンブラック!!国内で初めてゴーストウィニングを倒すという快挙を、見事に成し遂げました!!」
予想もしなかった展開に、競バ場の観客席から大歓声が上がる。
もっとも、反応の方は様々だったが。キタサンブラックの勝利を素直に喜ぶ者もいれば、ゴーストのトリプルティアラ完全制覇を見る事が出来ずに落胆する者。
それ以外にも推しのウマ娘の敗北に涙する者等、多種多様な状態だった。
因みに、勝利したキタサン本人はというと・・・・・
実感が中々湧かなかったのか、最初は呆然としていたが・・・やがて徐々に実感が湧いて来たのか、溢れんばかりの雄叫びを上げた。
キタ「・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・やった・・・・・やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
眩いばかりの笑顔で、自らの勝利に歓喜するキタサンブラック。秋華賞の勝者にして主役に相応しい、見事な笑みであった。
なおその後、応援に駆け付けていた義祖父である北志摩佐武郎と一緒に、ウィニングライブの前に二人で『祭り』を熱唱。
それ自体は良いのだが・・・色々と気持ちが昂り過ぎたのか、二人揃ってフルコーラスで歌ってしまい、危うく放送事故になりかけたのは、言うまでもない(ヲイ)
569:194:2024/02/18(日) 20:16:30 HOST:KD106155013052.au-net.ne.jp
一方のゴーストは・・・、当然ながら少なくないショックを受けていた。
無理も無い。コンディションは完璧だった。凱旋門賞の疲れもしっかり癒して来た。仕掛けるタイミングも、何時も通り完璧だった。
だが・・・・・予想外にも程が有るキタサンブラックの底力の前に、僅差で敗北を喫してしまった。
自身で作成した競馬アプリのデータを遥かに上回るその走りに、僅差で届かなかったのだ。
オマケに主さんの見ている前で負けたのだ。その事実にも、少なからず凹んでいた。
その主さん事飯塚さんはというと・・・・・
飯塚「何が起こった!?というか、一体何をしたぁぁぁぁぁ?!!?!?!?!」
と、半ば半狂乱状態で暫く手が付けられない状態だったのは、此処だけの話(コラ)
だが、何時までも落ち込んでいる訳にはいかない。ウィニングライブ後、トレーナー室で竹内トレーナーと今回のレースの振り返りと、キタサンの走りのチェックを行う。
そして件の箇所、キタサンが再び急加速したシーンを何度もチェックしていた。
ゴースト「・・・・・鞍上、何が起こったのかな?」
竹内「・・・はっきりとは分からん。だが・・・」
ゴースト「何?」
竹内「何と言うか・・・まるで『今までの限界という殻』を壊した、とも見えるな」
ゴースト「レース中にパワーアップ!?何その某戦闘民族」
竹内「ゾーンという物は知ってはいるが・・・これは、その先を行く物かもしれないな」
ゴースト「ゾーンの先を行く物・・・・・対応策みたいなのは有るかな?」
竹内「・・・ゾーンという物は、言わば火事場の馬鹿力に近い所が有るからな。これ自身には対応策は無い。だが・・・」
竹内「それを考慮しても尚、自力で勝ってしまえば問題は無い。取り敢えず、今回の事を引き摺らずに次の菊花賞n」
バンッ!!
竹内トレーナーがそこまで言った所で、いきなりの乱入者が。
その闖入者は飯塚さんだった。散々悔し泣きでもしたのか、目が赤くなっている。
飯塚「ゴォォォストォォォォォォ!!まさか、貴女が負けるなんてぇぇぇぇぇ!!!」
ゴースト「ぬ、主さん!?」
飯塚「折角見に来たのに!!折角見に来たのに!!まさか負ける所を見る羽目になるなんてぇぇぇぇぇ!!!!!」
ゴースト「お、落ち着いて主さん!!確かに悔しくはあるけど・・・流石に乗り越えているから」
飯塚「・・・ホント?」
ゴースト「うん。トリプルティアラの完全制覇は阻まれたけど・・・クラシック三冠は、必ず勝利してみせるから」
竹内「ええ。だから、ゴーストの事を信じてあげて下さい」
飯塚「・・・分かった。ゴメン、ショックが大きくて・・・」
竹内「いえ・・・。ゴースト、次の菊花賞・・・必ず勝つぞ」
ゴースト「・・・うん!」
改めて、菊花賞への覚悟を決めるゴースト達。
かくして、クラシック三冠完全制覇を懸けた菊花賞が、間もなく始まろうとしていた。
570:194:2024/02/18(日) 20:17:02 HOST:KD106155013052.au-net.ne.jp
以上です。おかしい?軽く触れる程度だったのに、どうしてこうなった!?(ヲイ)
えーと、まず秋華賞の勝者がキタちゃんになった件ですが・・・・・余り色よい意見も出て来なかったという事も有り、最終的に
「サイコロアプリ」
で勝者を決める事に(コラ)。具体的には、サイコロ1~6の目の内、1・4をゴースト、2・5をキタちゃん、3・6をダイヤちゃんに割り振り、
合計10回振って出た目の多さで決める事にしましたが・・・計10回振った結果
ゴースト 1回
キタサン 6回
ダイヤ 3回
という結果となったので、キタサンの単独勝利という結果になりました。何と言うか・・・
???「神は言っている・・・『キタちゃんに『祭り』をデュエットで熱唱させろ』と」
という神託か何かが降りて来たとしk←殴
あと、主さん事飯塚さんがショックでキャラ崩壊を起こす事に(ヲイ)。陣龍殿、申し訳ない(焼き土下座)
いずれにせよ、トリプルティアラの完全制覇は出来ませんでしたが、その分の含めて菊花賞に力を尽くす事に。
果たしてトリカナコンビはゴーストに勝てるのだろうか?その辺りも含めて、次回をお待ちして頂ければと。それでは。
wiki掲載は、自由です。
最終更新:2024年03月17日 19:33