【作品名】PARADISE LOST・Dies iraeと続く、座を描く神さまシリーズ
【ジャンル】ADV
【共通設定・世界観】
【世界観】
基点世界である王国。(物質世界であり現実世界)があり更にその王国より上の次元に
王冠。知恵。理解。慈悲。神力。美。勝利。栄光。基盤。の9つの超次元がある(ここでいう天国)
そして王国の下には地獄という次元がありその次元は
辺獄。邪淫地獄。大食地獄。貧欲地獄。憤怒地獄。異端地獄。暴力地獄。邪悪の壕。反逆地獄。
上の次元と同じく9つの超次元がある。
そして反逆地獄は更に第一階層カイーナ。第二階層トロメア。
第三階層アンティノラ。最終階層ジュデッカ。の4つの次元に分かれている。
神様シリーズでの設定で、単一宇宙、単一時間からの構成と説明されていたので、基点世界である王国は単一宇宙相当である。
そして王冠とはシリーズで言う所の“座”でありまた地獄の最下層である反逆地獄の更に最下層であるジュデッカも同じく“座”である。
世界は地獄→王国→生命の樹→王冠=地獄の底→地獄→王国。……の円環を描いている感じで次元が繋がっていると推測
更に登場人物であるライルとナハトが同じ精神世界を共有しているため+α
そして同じくノウとソフィアとベルゼバブが精神世界を持ち更に共有できるため+α4
最終的な世界観は単一宇宙+23αである
【設定】
・“天使”とは何か
過去のソドムで生み出された究極の生物兵器。司令ユニットであり、最強の戦闘能力を持つ四人の熾天使の下、九階級からなる様々な個体が存在しました。
その総数は三十万強。ソドムは彼らを使って全世界を支配しようと企み、それを〈プロジェクト・パラダイスロスト〉と名付けますが、
作戦発動と同時に熾天使たちが反乱し、ソドムは一夜にして滅亡します。
この惨事は、すべて天使たちの生みの親であるネロス・サタナイルの意志の許に行われたもの。
天使達はあくまで有機体であり、機械ではありません。
ただ他の生物と一線を画する証として、DNAの塩基が五種類あります。(通常の生物は四種)
この第五元素は、いわゆる神霊的な力を行使するための鍵であり、俗に天国や地獄と呼ばれる高次元と人間世界を連結させるために使います。
・“罪”(シン)とは
人類の始祖であるアダムが犯した原罪(オリジナル・シン)のこと。
これは子孫である人間達にも、個々の形は違えど宿っています。つまり、ヒトという種が必ず持ってしまう業だと解釈してください。
その中でも特に強力な罪(例えば七大罪に相当するようなモノ)を持って生まれた人間は、悪魔が人間界に干渉するための器として、地獄の門を開き得ます。
作中でも、ライルが能力を発動する際、「アクセス――我がシン」と言いますが、これはつまりそういうこと。
自身に宿るシンへと呼びかけ、地獄と人間界を接続する行為に他なりません。
そういった特殊な人間に、霊力を操る第五の塩基パターンを埋め込み、地獄の悪魔と融合させたのがライルのような存在。
反面、天使達は人造物である故にアダムの原罪を持っておらず、ヒトでは容易に開けない天国の門を開きます
【シリーズ共通設定】
・座
総ての事象の中心点。現世界の色を決めた流出の主がある領域。一種の超次元空間
時間の概念がない場所らしい。 "Dies irae -Acta Est Fabula- 共通設定より"
代替わりし続け、代替わりするたび次代が強大となっていく。
(以下引用:作中地の文)
この宇宙は、遙かな昔から太極座という頂点を握った者が世界の在り様を決定するという、
言わば神の交代劇が繰り返されてきた。
(別シーン)
覇道の流出により代替わりし続ける在り方は、それ即ち次代の世界が強大であるという構図でもある。
(別シーン:夜行の台詞)
「座とは本来、そういうものだ。先代を喰い潰し、それが持っていた魂を奪い取り、
代替わりするごとに強大となっていく」
「ゆえに無論、あれは歴代の座、総ての太極 [ソラ] を呑んでいる。
すでに消し去った残影だが、記憶として使ってくるぞ」
(引用ここまで)
歴代の座は以下の通り、二元論(第一天)、堕天奈落(第二天)天道悲想天(第三天:ネロス・サタナイル)、
永劫回帰(第四天:カール・クラフト=メルクリウス)、修羅道至高天(第四天の裏世界:ラインハルト)、
無間大紅蓮地獄 輪廻転生(第五天:マリィ) 、大欲界天狗道(第六天:波旬)
八百万(第七天:坂上覇吐、久雅竜胆の合作)。
【作品名】PARADISE LOST
【名前】ネロス・サタナイル
【属性】明けの明星、傲慢、蛇、簒奪者、悲想天
【大きさ】成人男性並+王冠へと至っているため単一宇宙+α23並の大きさ
【攻撃力】単一宇宙+23α全能
・【特殊能力】にある全ての能力が使用可能
【防御力】単一宇宙+23α全能
・電磁波の壁
サタナイルの周囲数十センチに張られる電気の壁。
ミサイルでも跳ね返せる。
・【特殊能力】にある全ての能力が使用可能
【素早さ】単一宇宙+23α全能
不明
【特殊能力】サタナイルは天国と地獄の門を自在に開けるため作中に登場する全ての式とシンを使用可能。また総てを同時に発動させることも可能。
天使は最低でも30万程はいるため扱える式もそれ相応。
作中で登場したシンと式は
【罪悪の王・ベリアル】
・無価値の炎
「地」に属するものを腐食させて消し去る炎
腐炎は物質界たる「王国(マルクト)」を構成するものと逆の波動をもち、この世界に存在するあらゆる物を蹂躙する
そのためこの世界に影響を与える力なら、高次から引き出す天使の力なども威力を問わずに一方的に消滅させる
コロナの爆発に匹敵する人工太陽「地のウリエル」を一撃で無効化
巨大な竜巻と風の圧力で空間断層を作り出し、異次元に相手を追放することもできる「風のラファエル」も
上記2つと同レベルのエネルギーの奔流「火のミカエル」もまた同様に通じないらしい
機械や生物なら触れただけで手のひらに収まるほどに圧縮される、数千Gの力場の光弾を無数に受けても揺るがない
現代より遙かに進んだ世界の核兵器も無効化し、大陸すら滅殺するとのこと
また大地のレイライン(地脈)、物質と高次のメタファーであるエーテルの両面に存在するベルゼバブ、人の精神、等も破壊可能
最大事で数千メートルを裕に超える黒炎の壁を作り出した
その規模で用いるには5単語程の式が必要(同速の相手の迫り来る攻撃に対応できる速度)
式無しでも辺りの地形を変える程度の範囲はある
・ゴルゴダの磔刑
殺意そのものを武器にした霊子兵器、並の人間なら睨まれただけで粉みじんになる
射程10m程
【這う虫の王・ベルゼバブ】
宿主の赤血球と同化する事で寄生する群体。母体に異常があれば無限に増殖する再生蟲。
これに寄生されると宿主は肉体を粉微塵にされても数秒で復活するようになり事実上不死となる。
これを殺せるのはベリアルの持つ無価値の炎だけ。
気象と大気を自在に操ることが可能。常人ならば大気に触れるだけで死に至る数km程の竜巻を巻き起こし。数十万規模の人間を殺した。
・暴食の雨
鋼鉄をも溶解させる血色の酸の雨を降らせる。
範囲は街を覆う程なので数十km程。
・ゴグマ・ゴグ
辺りの毒気、妖気、瘴気を巻き込み。大気中に存在する総ての有害物質を集束する。
それらと一緒に餓鬼魂の群れである虫達を敵へ向けて発射する技。
【曙の明星・ルシフェル】
・作中では登場してないが座であるジュデッカの底から呼び出すとあるので
おそらく神である第二天そのもの
式
【モード“パラダイスロスト”】
・リリエル(塩の柱)
万象罪深き者を塩の柱に変転させる防御不能の白光。発動前に一瞬浴びただけで皮膚が崩れながら粉になる。
・ウリエル
数億トン以上の瓦礫を凝縮、溶解し
十数メートル程の球体にまで圧縮することで作られる疑似太陽
威力はフレアの爆発並とあるので数千万度程の熱量を持つと思われる。
・ラファエル
自身を軸に竜巻を起こす。その旋風は空間を削り取り
削り取った空間は別次元へと放逐される。一種の歪空間断層を起こす。
削り取られた後の空間は世界が縮まり接着される。
・ミカエル
自身を中心に高エネルギーの奔流を起こす、それは総てを飲み込み崩壊させる。
【モード“エノク”】
・バラキエル
人間を素手で紙屑みたいに引き裂ける
一瞬で50人の首を千切る事が可能。
・シェムハザ
背中から光子でできた羽を生やす
・アルマロス
対象を内側から膨張、爆発させ消滅させる。
・サハリエル
黄金に輝く光子の縛鎖。ベリアルを数秒程縛れる。
・アザゼル
空間を歪曲させるほどの高密度。高濃度。高圧縮された鎧を纏う。
掌中に白光を集め。熱も衝撃も感じさせず進行方向にあるすべての物体を消滅させることが可能。
また空間を切断し。結界を破る事もできる。
【モード“ソロモン”】
・アスタロス
時空を超える素粒子にまで自身を分解し過去や未来へ送り再構築する。
作中では過去に遡り未だに産まれ落ちていない。因果律の輪にある状態の自分自身を消し去ることで
自分が存在したという過去を書き換え。王冠へと至り旧神である第二天を排除した。
全能の座である王冠へと至っているため単一宇宙+23α全能
シリーズでの描写だと
因果律操作で全人類の未来や人生を管理し全てに平等な権利を与えている。
【長所】頭がいい
【短所】戦闘描写が少なすぎ。
【戦法】塩の柱とゴグマゴグで存在ごと抹消
【備考】人間が生まれる過程の肉体や精神や魂を持つ遥か以前、混沌とする因果律の輪の中で自我を持って誕生したのがサタナイル。
神の御業である生命創造を行う過程で人間に【罪】という不純物であり魔が混じっているのは神が完全じゃないから
そんな神が生命を作っているから生まれてくる人間は全員が不完全であるという考えを輪廻の輪の中で持つに至った。
サタナイル自身、罪の純度が格段に高い、原罪である【傲慢】を持っているが故に神を嘲笑し自らが神が座している王冠へと到達することで
愚昧な神を玉座から引きずり落とし自分こそが完全なる神になるという目的を世界へ生れ落ちる前に持つようになった。
最終更新:2012年04月17日 21:15