《無作為に》/用語
定義
●無作為に
指定された範囲の中でランダムに対象を決定する事を指す。
手札などの場合、通常は裏向きにして、相手プレイヤーに選んでもらう。
コメント
通常の「選ぶ」行為と異なり、作為的でなく、法則のない選び方をすることを「無作為に選ぶ」という。
簡単に言えば、「カードが区別出来ない状態で選ぶ」ということ。
任意のカードを選ぶことが出来ないので、一般的に
ハンデス系の効果では「相手が選ぶ」もの(
横溢の一番目の効果など)よりは「無作為に選ぶ」もの(
横溢のその後~や
犬走 椛/7弾など)のほうが強力だと言われる。一番強力なのが「自分が選ぶ」もの(
情報戦など)であるのは言うまでもないが。
ゲーム上で無作為に選ぶ場合、例えばプレイヤーAの
犬走 椛/7弾の効果でプレイヤーBの手札を無作為に1枚
破棄するときは、プレイヤーBが手札を裏向きにしてシャッフルしたのち、プレイヤーAは裏向きのそのカード群の中から1枚選べば良い。
シャッフルを行う理由は、そうしないと「一番左のカードはさっき
小さな脱出劇」で戻したカードだ、とか、「並べ替える順番に癖があるから○番目が××だ」といったような「区別」ができてしまうからである。
基本的にはこの方法で問題なくゲームを進行出来る。
ただし一件だけ例外が存在する。
妖雲『平安のダーククラウド』である。
まず、表向きである
妖雲『平安のダーククラウド』と裏向きであるセットカードの中から無作為に選ぶことになる。先述の方法で全てを裏向きにしてシャッフルし、無作為に選ぶ処理を終える。
ここで
妖雲『平安のダーククラウド』が選ばれたならば問題はないのだが、そうでなかった場合は元の状態に戻そうとしたとき問題が生じる。なぜならば、どちらのプレイヤーもその裏向きのカード群のどれが
妖雲『平安のダーククラウド』なのか確認出来ないからである。
そのため、元の状態に戻すためには裏向きのカード群全てを見るしかない。つまり、本来非公開情報であった「裏向きのセットカード」がなんであるかを見てしまうことになるのである。
これについては
公式ブログにて公式見解が公表されているので、そちらを参照し公式見解がどんなものであるかを確認していただきたい。
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最終更新:2010年01月06日 15:24