「○○さん、小麦粉どこありましたっけ?」
「そっちの棚にあるけど……先読みして言うと、烏の肉は旨くないらしいんでご遠慮させて頂きます。カニバリなのはもっとダメ」
「あやややや、そんなことするわけないじゃないですか。――――チッ」
「舌打ち聞こえてるんですけどー。普通に鶏でいいでしょ」
「他の鳥畜生が○○さんの口腔から侵入し、歯と舌で戯れ、喉を這いずり、胃を蹂躙し、腸で同化するのなんて見たくありませんっ! 私を食べて下さい!」
「うわぁ……全然ときめかない。むしろどん引きした」
「じゃあ――」
「性的な意味もなし。ほら、鳥がダメなら魚でもいいから。美味しくできたら撫で撫でしてあげるから」
「うぅ~、わかりました。撫でる時はちゃんと抱きしめて下さいよ!」
「はいはい。(あのままいってたら逆に食われる流れだったな、回避成功だ)」

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最終更新:2011年11月10日 21:51