萃香がヤンデレるとしたら力で強引にだろうか、それとも能力
使って強引にだろうか……
最近の幻想郷は実に慌ただしい
赤い巫女は探査用の結界をそこら中に張り巡らせているし
青い巫女は妖怪を退治して何かを聞いて周っている
普通の魔法使いは昼夜問わず彗星のように空を飛んでいる
瀟洒で完璧なメイドはそうではなくなるほど狼狽している
今代の稗田も寿命が長くないだろうに仕事の手が止まっている
その他にもエトセトラエトセトラ………
「と、そんな中あなただけはいつも通り、独りお酒を
嗜んでいるのね、萃香」
「あはは、嫌だねぇ紫。独りじゃないよ」
「………まぁ私は幻想郷が残りさえすればいいわ。
おかしくなったところは時間をかけて直せばいい
だけのこと………それじゃあまたね」
「相変わらず変な紫、まぁいいや酒を飲もう、◯◯」
「あぁ美味しいなぁ、一緒になって飲む酒は本当に美味しいなぁ」
最終更新:2012年11月21日 12:48