「不妊症、ですか」
「はい。文字通り決して子供が産めない、という病気です」
「そ、そんな!俺たちの子供が……永琳先生、何とかなりませんか!お願いします!」
「慌てないで下さい、○○さん。確かに子供はもう作れませんが、それは貴方の奥さんとです」
「…………え?」
「貴方にはまだ生殖能力はあります。子供が出来ない訳ではありませんよ」
「でも……どうやって……」
「……借り腹、という言葉を知っていますか?」
「そんな!相手に迷惑を掛けられないですし、妻もなんて言うか……」
「私が産みましょう」
「………………はい?」
「ですから私が貴方との子を、貴方の奥さんの代わりに産む。というのはどうでしょうか」
「ええええええええ永琳先生!?」
「落ち着いて、○○さん。医療の為ですから何の不義密通もありません。」
「子作りというものは昔から愛するもの同士がしないと……」
「その点なら大丈夫です。私は少なからず、貴方の子を産みたいと思うほどには
 貴方の事を愛しています。それに顔には少しは自身がありますし、
 おっぱいだって結構あると思いますよ、ほらこの通り…………」
「わわわっ!いきなり服を脱ぎだすなんて…………」
「○○さん。こんな私と子作り……してみませんか?」
「……ゴクリ………………は…………い…」
「そうと決まったら早く寝室へ行きましょう。なにしろ医療行為ですしね。やればやるほど効果が出ますし、
 睡眠で8時間、食事排泄その他諸々で2時間、残りの14時間を一日の治療に充てます。
 ……ああ、きちんとてゐに貴方の奥さんを説得させて、生活費を送っておきますし、
 ウドンゲには食事や精力剤を作らせておきますから、どれだけまぐわっても大丈夫です。
 何日でも、何年でも、私以外の事を考えられなくなるまで…………」

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最終更新:2011年03月04日 00:46