橙「フーーーーッッ! ○○に近付くと藍さまでも赦さないんだからね!!!」
藍「うう……橙が……こんな……グス……(ヨヨヨ)」
紫「藍、気にやむことなどありませんわ。何となればこの……」
橙「○○は私のもなんだもん!愛し合ってるんだもん!!!」
藍「橙……こんな、こんなに……(グシュグシュ)」
紫「……藍(生意気な子猫ですこと。いっそ式の契約をといてしまえばよいのでは?)」
藍「…………橙。聞きなさい(キリッ)」
紫「あら(あーあ、怒らせたわね。こうなると面倒よ?でもゆかりん知らなーい)」
藍「よくぞ! そこまで立派になった!!私は、私は嬉しいぞ(嬉し泣き)」
橙「?」
紫「?!?」
藍「そうだよな! 好いた男は誰にも、誰にも触らせたくないよな! 全て、全てが自分のものだよな! 分かる、分かるよ。
朝起きて、朝ごはんからおゆはん、閨の中まで……いいや、夢のなかまでもずっと、ずっと! いつも一緒だよ!!
子供子供と思っていたが、ぐす…こうも早く愛の真実に辿り着くとは……あ、涙が……子供は親の予想なんか超えて育っていくんだなぁ……ねえ!紫さま!」
紫「ええ……(ドン引き)」
橙「藍さま……っ(ダッ)」
藍「橙!(抱き)」
橙「そうなんです!全部、ぜーんぶ橙のものです!大好きなんです!!」
藍「はっはっはそうだな!そうだな! だが橙、忘れてはダメだぞ?」
橙「何をです?」
藍「相手の全てが橙のものってことは、橙の全ても相手のものなんだからな」
橙「!」
藍「ほう、体温が上がったな……素晴らしい。この悦びがもう分かるのか」
橙「藍さま! 橙は、橙の全てが……はわわわ」
藍「永く愛される女は尽くす女……支配される悦びと支配する喜びは表裏一体。うれしいな、橙」
橙「はい、橙幸せです……」
紫「ちょ! ちょっと!良いのそれで!?」
藍「はい、勿論です(紫の式)」
橙「はい、橙幸せになります(藍の式)」
紫「ええ……(ドン引き)」


紫「……なんてことがありましたのよ! もう、どういう積もりかしら(ぷんすこ)」
「……」
紫「式の身分をなんだと思ってるのかしら! ねぇ聞いてます? あ、髪もうちょと上ですわ……そうふふ、気持ち良い……ちゅ、これは御褒美」
「…………紫」
紫「はぁ、はぁ、『灯って』しまいましたわ……て、呼びましたか?」
「そろそろ出して欲しいなーって(イン隙間)」
紫「ん、舌出して……ん、ちゅ、ふふ……んんー、ちゅぱ ふう……まだまだダメですわ。私まだ足りませんもの……貴方も、私を好きにしていいのですよ? 隙間だけに(どやっ)」
「ええ……(絶望)」

藍ー世界一有名なダメ人間製造妖。
紫ーその主人
橙ーその式(new!)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年01月09日 21:45