ええ、それ、その話です。貴方には○○さんと別れて頂かないといけません。○○さんは貴方にとっ
ては、もったいなく存じますので。
どうして?よくもまあそんな恥知らずのことを、のうのうと仰ることが出来ますね。貴方が既に他の
男性と密会していることは、この狭い幻想郷の中では既に良く知られていることで御座います。どこぞの
博徒崩れのような輩と付き合うような、下賤な女と一緒でありましたら、全くもって○○さんの名が汚れて
しまいます。貴方のような女には、○○さんは提灯に釣り鐘、月とスッポン、全くもって比べること
もおこがましい程で御座います。
 ほら、此方の文々新聞をご覧下さいな。まあ、こんな破廉恥な密会写真を撮られるなどとは、全く親の
顔が見たい程ですね。全くもって度しがたい事です。
ああ、貴方のお母様は既に永遠亭に入院されていらっしゃるんでしたね。確か流行病で生死の境を彷徨っている
らしいですが、こんな最中に浮気とは全く親不幸者で御座いましょう。
 そうですよ、それは関係ないですよね。ええそうです。ですから、貴方様が帰られた後に突然神隠しに遭った
としても、それはこれとは全く関わりのないことで御座いますよ。
 脅す?そんなことはありませんよ。唯、貴方の背後に居られますミジャクジ様に、「お見送り」になって
ここから帰って頂く訳で御座います。その後で貴方の様な十把一絡げの様な下衆がどうなろうと、誰も気に
も止めないでしょうよ。
ああ、守矢の神は二柱居られましてね。軍神の八坂様と祟り神の洩矢様ですよ。そうです、大和で名高い祟り神のね。

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最終更新:2017年01月09日 22:20