私とあなたは、ずっと一緒でした。
小さい頃から巫女としての修行の毎日で、周りとも馴染めず一人ぼっちだった私に笑って「一緒に遊ぼうよ」って言ってくれました。
 それから修行の合間を縫っていっぱい遊んだり、お話したりしました。今思えば私はあの頃からあなたの事が大好きだったんだと思います。
 そして時は流れて私は、幻想郷へ旅立たなければいけなくなりました。私はつい抱きついて泣いてしまいましたでもそんな私にあなたはあの時と同じ笑って「ずっと一緒いるよ」と言ってくれました。結果私は幻想郷へ旅立ちました。 
幻想郷で数々の異変に巻き込まれながらも、私は平穏な日々を過ごしました。そんなある日人里で途方に暮れるあなたを見つけました!!私は思い余って抱きつきました!あなたは驚きながらも嬉しそうに破顔し「まるで『奇跡』のようだ」と言いました

 えぇ、これこそ『奇跡』なのです♪ パタン 

 「『奇跡』か…全くあんたのそれは『奇跡』じゃなく『呪い』じゃないか」
あの二人は、不自然な程ずっと一緒だった。一体どのタイミングで仕込んだのかはわからないが、秘術の一種だろうおそらく内容は「術者と対象を引き合わせる。又対象が術者と一定期間離れると術者の元へ強制的に転移させる」といったところだろう。
 「まぁ、どうでもいいか、それにあんたが幸せならそれでいいさ    早苗」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年02月12日 20:36