どうも○○さん、生前ぶりですね。
早速ですが貴方の罪についてです。
貴方は大罪を犯しました、これでは一生償うことは出来ないでしょう…
えっ?大罪など犯していない?まあ、それについても後で説明します。
大丈夫ですよ…貴方に地獄のような苦しみは絶対に与えませんから…
今度は死因が聞きたいんですか?
覚えてないんですか…○○さんの死因は
私が殺したんです
いえ、冗談ではありませんよ?全て貴方が悪いんですから。
嫌いだった?まさか、その逆です。誰よりも愛していました。
だって仕方ないじゃないですか。
私だって女性です。
閻魔の私にも優しく接してくれる貴方を好きになったんですよ?
それなのに…私の気持ちも知らずに、他の女性と話してばっかりで…
本当に苦しかったんですよ?
閻魔という役職の私が人を好きになり、
そして、それ以上の人々に対して嫉妬の感情を抱いてしまう…
そして、勇気をだして貴方をここに連れて行くことが出来たんですよ?
お陰で私も閻魔という役職で殺人という大罪を犯してしまいました。
そして、貴方の罪の内容ですが。
それは、私を愛さなかった事です。
こんな罪深いことはありませんよ?
そんな怯えた顔しないでくださいよ。
安心してください、貴方にはこの罪を永遠に償うことです。
さあ、
――永遠に償うことの出来ない大罪を私と一緒に償いましょう?
最終更新:2011年03月04日 01:24