「○○さ ん…ご飯ができましたよ…♪今日もあなたの好きなおかずを色々作っちゃいました…♪」

「ええと…はいっ、まずは卵焼きですっ♪…おっとっとそうでした…手錠かけていたんでしたね…」

「それじゃ…あ ん♪ …大丈夫ですよ?何も変なもの入ってたりしませんから…♪」

「どうですか…?お口に合うといいんですけど… えっ?血の味がする…?」

「えへへ…やっぱり鋭いですね○○さん…♪はい、実はちょっとだけ私の血が入ってるんです」

「あ、あれ…?どうしてそんなに震えてるんですか…?なんでこんなことをするのか…ですか…?」

「あ、あはは、大丈夫ですよ?わざわざ自分を傷つけたりなんてしてませんっ♪あなたに捧げるための大事な身体ですから…♪」

「ただお野菜を切ってる時に指を切ってしまいまして…それでついでに…というか…♪」

「え…?そうじゃ…ない…?なんでこんなものを入れた……?こんな…もの……?」

「……そうですよね…お料理から血の味がしたら…美味しくないですよね…」

「でも私は…あなたの血だったらいくらでも飲めますよ…?あなたに無害な物で言えば、汗や唾液…あなただったら何でも受け入れられます… だってあなたが…大好きだから…」

「おかしい…おかしいんですか…?私が…?そんな…そんなことないです…私はそれくらいあなたを愛しているんです…」

「○○さんはまだ…そこまで私を愛してくれてないってことですよね…そうなんです…よね…」

「…ううん、大丈夫、大丈夫です…!何のためにあなたをここに連れてきたんですか…!そうです…まだ時間はたっぷりあるんです…これから好きになってもらえば良い…そうです…そうですよね…?○○さん…?」

「そんなに震えないでくださいよ…大丈夫ですから…私はただ…あなたが好きで…大好きでたまらないだけなんです…」

「えへ、えへへ…やっぱり恋ってむずかしいんですね…でも諦めません…あなたは初恋の人なんですから…」

「わたし…絶対良いお嫁さんになります…なってみせます…だから…どうか…」

「私を…愛してください…」

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最終更新:2017年07月24日 19:48