永琳/24スレ/745




○○「なんつーか、いつも悪いな」
永琳「○○が気にする要素は何もないわ 。はい、あーん」
○○「あーん」
○○「…………そうは言ってくれるが、俺は俺の勝手でお前に背負わせちまってる」
永琳「何を?」
○○「俺だよ俺。お前に世話されなきゃほとんど何も出来ない穀潰しが増えただろ」
永琳「次、自分をそんな風に卑下したら怒るわよ」
○○「…………」
永琳「……むしろ、あなたはなぜ私に怒らないの?」
○○「怒る?」
永琳「……私を庇ったせいで右腕が無くなって、左腕も満足に動かせなくなったのよ?私は不死なんだから放っておけばよかったのに」
○○「いやー、いくら死んでも生き返るからって、男として惚れた女をそんな目に会わせるわけにゃいかんだろ」
永琳「……そういう言い方はずるいわ」
○○「つっても事実だ。あの行動に後悔はない。ただ、こうやってお前にありがた迷惑で罪悪感を植え付けちまったことだけが、な」
永琳「…………」
○○「そう怖い顔で睨むなよ。美人は怒ってても美人だけど、俺はお前のそんな顔は見たくない」
永琳「……私は悪い女ね」
○○「…………」
永琳「私のせいであなたを取り返しのつかない体にしてしまったのに、あなたの想いを嬉しく思ってる」
○○「はは、めんどくせえな。俺ら両方とも」
永琳「そうね」
○○「……ま、世話頼めるのなんてお前しかいないし、悪いと思うのなら俺が死ぬまではよろしく頼む」
永琳「もちろんよ……そっちも、悪いと思うならこんな歪んだ女でも最後まで愛してみせてよね」
○○「それこそもちろんだ……じゃ、続き食わせてくれるか?」
永琳「ええ。はい、あーん」
○○「あーん」






輝夜「まあ、二人がそれでいいなら文句は言わないし、実際○○に怪我負わせた私が言えることなんて無いんだけどね?」
輝夜「あの日、妹紅と戦った場所と時間。私達の他には永琳しか知らなかったのよねえ」
妹紅「あーあー聞こえなーい」






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最終更新:2019年02月25日 05:42