フラン「○○ー」
 ○○「んー?」
フラン「○○は私のこと好き?」
 ○○「?ああ、好きだぞ」
フラン「愛してる?」
 ○○「愛してる」
フラン「私のために死ねる?」
 ○○「死ねる」
フラン「えへへ。じゃあ利き腕壊しちゃっていい?」
 ○○「……え?」
フラン「……もしかして嫌なの?さっき言ったことは嘘?」
 ○○「それは嘘じゃない。けど、なんでそれが腕破壊に繋がるんだよ」
フラン「私のことを愛してるって証明が欲しいの。この館って女が多いじゃない?だから……不安なの」
 ○○「……あー」
フラン「不便になるかもしれないけど、私が誠心誠意○○の腕の代わりになるからそこは安心してね」
 ○○「んー……」
フラン「……なによ、私のために死ねるなんて言って、本当は自分の身が可愛いの?……それともまさか、すでに他の女に──」ザワッ
 ○○「それはないから落ち着け。つーか、痛いのも不便になるのも嫌っちゃ嫌だけど、フランが本気で望むなら吝かじゃねえよ」
フラン「……それじゃあ何をそんなに悩んでるの?」
 ○○「フランが好きな抱っこしながら頭撫でるの、出来なくなるなーって」
フラン「あ…………」
 ○○「あとは、万が一フランが後悔しちまったら俺はお前に腕の無い身体を見せ続けることになるだろ?それは流石にキツい」
フラン「…………!」
 ○○「他にもあるけど……いや、俺の腕一本でフランの不安が消えるなら安いもんか。よし、覚悟は決まった。いつでもいいぜ。あ、多分痛みで喚くか気失うから止血よろしくな」
フラン「…………」
 ○○「フラン?」
フラン「…………やーめた」
 ○○「あん?」
フラン「よく考えたら、片腕無くなっちゃうとえっちの時にアレとかソレとか出来なくなるしー」
 ○○「おい……おい」
フラン「それに、そこまでしなくても○○は私のことが好きで好きでしょうがないみたいだしね」
 ○○「だからそうだって言ってるだろ」
フラン「えへへ。ね、これからも私を愛して安心させてね?」
 ○○「それはもちろん。不安にさせてたのにも気づかなかったみたいだし頑張らせてもらう」
フラン「じゃあじゃあ、寝室に行こっか」
 ○○「ん?え?ちょ、フラン?まだそういう時間じゃ……力強っ!?」
フラン「目指せサッカーチーム!」
 ○○「ああああああああぁぁぁ……」


ヤンデレってなんだよ(哲学)





感想

  • こうゆう -- 赫月 影 (2023-03-30 17:03:51)
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最終更新:2023年03月30日 17:03