失恋ネタ1
○○「はぁ・・・」
俺、○○は今失恋の辛さを味っている。
○○「はぁぁ・・・」
まさかあの娘にすでに好きな人がいたなんて、思いもしなかった。
○○「はぁぁぁ・・・」
しかし、いつまでもウジウジしているわけにもいかないので気晴らしに旅行に出掛ける事にした。
○○「・・・グスン」
幻想郷は広い。きっとなにかリフレッシュできる場所があるはずだ。
○○「さてと、どこから行くかな」
さっきも言ったとおり幻想郷は広い。だが、自分はただの人間である。当然のように休む必要がある。
自分は割と人付き合いは良いほうなので知り合いはけっこういる。
頼めば何人かは休ましてくれるかもしれない。
そんな願いにも似た考えで旅を始めることにした。
○○「霊夢~。いるかー?」
博霊神社の近くに立ち寄った○○は知り合いの一人である霊夢を呼んだ。
霊夢とはお茶を一緒に飲む程度の仲である。
霊夢「あら、いらっしゃい○○」
霊夢はいつもどおり縁側でお茶を飲んでいた。
霊夢「どうしたの?○○。元気がないわね」
○○「あぁ、実はな・・・」
少年解説中・・・
霊夢「そう・・・○○はその女に振られたんだ・・・」
霊夢はなにか暗い顔をしている。なんでだろうか?お茶が苦かったのか?
○○「まぁ、俺に魅力がなかったのかもな」
その場を和ませるために言った言葉だったが、霊夢の反応は違ったものだった。
霊夢「なにいってるの!○○に魅力が無い訳無いじゃない!!」
顔を一気に近寄らせ、激しい口調でそういい放つ。その目はどこか迫力があった。
○○「そ・・・そうか?」
霊夢「そうよ!振ったその女が変なのよ。大丈夫よ、○○。私がその傷を癒してあげるから・・・」
濁った目で近寄ってくる霊夢。どこか危ないものを感じ、俺は急いでその場を離れることにした。
○○「も、もう十分休めたし。そろそろ行くな」
早足で博霊神社を離れる○○。霊夢は何か準備を始めていた。
最終更新:2019年02月02日 02:34