霊夢/7スレ/820




「……は?」

 最初は何を言っているんだ、としか思えなかった。
 気が狂ったのではないかという提案だった。
 結婚し共に博麗神社で暮らし始め、初夜も済ませて夫婦仲も良好。
 なのに、何故霊夢はこんなことを言い出したんだ。

「聞いてなかったの? 異変の解決に行ってくるから、その間コレで何とかしておいてねって」
「……いや、聴こえてたさ。聴こえていたが……」

 目の前には、丸裸にされ後ろ手に縛られ猿轡までされた霧雨魔理沙。
 当人も訳も分からず呻きながら涙を流している。そりゃあそうだ。
 霊夢と魔理沙の二人は俺から見ても十分過ぎる程仲が良く、
 親友という位置に最も近い位置にいた……ハズだ。それが何でこんなことに。

「ねえ、魔理沙。私ね、本当に言うと異変解決なんて行きたくもないのよ。
 好きあった人と暮らしているんだもの。最初は断った。だけど、周りが煩くてね。
 異変の解決に支障をきたすようなら別居させるだなんて馬鹿げたことまで言い出すのよ」

 いつもの調子で笑って、魔理沙の目の前に迫る。
 それが尚更魔理沙の恐怖を煽っているようだった。

「だけどただ神社を空けてたら、あの女達のことだもの。
 きっと○○を狙って押しかけるに違いないわ。最悪、無理矢理押し倒されてしまうかも。
 私の勘は当たるからね……だから、これは魔理沙にしか頼めない事なの。
『○○の性欲処理、お願いね? 他の女に既成事実を創られないように』
 魔理沙なら、分かってくれるでしょ? ね?」




なんか違うか






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最終更新:2019年02月09日 18:39