よく都市伝説の本にある「隙間女」の話を見て思いついたが、もうこんなネタ出ていると思うが容赦と理解をお願いします。





〇〇「もしかしてそうなのかな…?」

そう外来長屋の一部屋で独り言を呟くのは幻想郷に迷い込んで早、一年になる外界出身である青年〇〇。

趣味のサバイバルゲームを山でやっている途中に気が付くと慣れ親しんだ山の風景とは違うのを次第に気が付き下山している最中の森で妖怪に襲われそうになるも命からがら博麗神社へとたどり着き博麗の巫女から説明を受けた。
始めは驚きと半信半疑だったが妖怪に襲われて此処にたどり着いたのを思い出すといやがおうでも事実だと理解した。

普通の外来人ならすぐにでも帰還を望むがしかし、この〇〇という青年は好奇心が人一倍あり「しばらく此処で暮らしてみたい。」と申し出た。
それから、人里の外来長屋に住みながら体力がそこそこあり、肉体労働に人手がいくらあっても困らないという理由ですぐに仕事が見つかり生計をしっかりと立てていた。

その間、博麗神社での宴会に誘われ色々な人、妖怪、神などと知り合った。
中でも幻想郷の管理人であり妖怪の賢者である八雲紫とは話が合った。
普段は胡散臭い態度だが確かに大妖怪だけあって威風や振る舞いにそして、それに相応しい美貌も兼ね備えていて「畏れる」という感情を覚えた。

ある日、八雲紫が〇〇の居た外界をたまに能力であるスキマを用いて見ていると彼女との会話で知った。
その日の夜、〇〇は外来長屋の自分の部屋でふとある事を思い出していた。
それは、外界に居たある時に読んだ都市伝説の本にあった「隙間女」のことをだ。

【ある男性がふと、何処からか視線を感じ辺りを見回すが、何も見つからなかったがふとタンスの方を見ると壁とタンスのわずか数ミリの隙間から覗く女がいた】と言う内容の話である。
〇〇(「隙間女」の話は江戸時代くらいからあるらしい話だけど本人かどうかわからないし、仮に本人で本当でもきっと紫さんが外の世界を見るのは此処に影響を与えるかもしれない不安要素を監視しているんだろう。何せ管理人だからなぁ…。)
そう自己納得をした考えをしていると…

紫「そうね、大体は正解よ。でも今は貴方のことばかり見ているわ〇〇。」
〇〇「え!?紫さん!?」気が付くと八雲紫が能力であるスキマを使い後ろにいた。
紫「でもスキマで貴方を見るのはもう嫌。貴方は間近で直に見ていたいわ。ね、いいでしょう〇〇?」
いつもの胡散臭い態度とは違う歪んだ笑顔と濁った目を見た瞬間、〇〇は浮遊感を覚えた。

そうスキマに落とされてたのだ。
〇〇は落とさたのを理解した時、「隙間女」と会ったらどうなるのか思い出した。「引き込まれて二度と戻って来れない。」だった。

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最終更新:2011年02月11日 17:29