模型製作チュートリアル

準備中

初めに

塗装を伴うプラモデル製作の流れを説明するページです.筆者の経験・知識で記述されているので一般的に違う部分があるかもしれません.

製作は大まかに分類して以下の3つの工程からなります.
  • 下処理
  • 塗装
  • 仕上げ

ここで注意しなければならないのは塗装するうえで一番重要なのは下処理であり,基本的な労力はここに集中しているということです.塗装してかっこよくしたいのに目的の塗装までが長く敷居が高く感じられるでしょうが,よりかっこいい作品を作るために下処理は非常に重要です.

完成までの流れは以下の通りです.()内は3つの工程をさらに細かく分けた工程名が記載されます.

とりあえず組み立てる(下処理・仮組み)

組み立てたキットを眺め,作業方針を考える ←重要

組み立てたキットをばらし,各パーツの処理をする(下処理・表面処理)

傷が残っていないかチェックする(下処理・サフ吹き)

傷が消えるまで表面処理,サフ吹きを繰り返す

塗装をする(塗装)

作品のクオリティを上げる(仕上げ・墨入れ,仕上げ・デカールなど)

つやを整える(仕上げ・トップコート)

完成

以下に上記3つの工程についての説明です.特に重要のなのは下処理の仮組みと表面処理です.

下処理

仮組み

分解できる状態で組み立ててパーツ全体を確認し、接着や塗装の計画を立てる

部品の切り離し

ニッパーを使い、ゲートを少し残すようにして、パーツをランナーから切り離す
パーツを直接切り離そうとすると、えぐれてしまうこともあるので注意(切れ味の悪い工具だと特に)

ゲート処理

薄刃ニッパーやナイフでゲートを取り除く
軽くやすりをかければ跡は目立たなくなる

表面処理

合わせ目消し

接着剤を多めに塗ってパーツを接着
硬化後にはみ出した接着剤をナイフやヤスリで削ればパーツの合わせ目が消える

  • 接着剤の種類(接着する材料をAとBとする)
    • 材料AとBを溶かして接着するタイプ(AとBの種類が同じ.プラモデルには基本これ)
    • 接着剤自身が硬化するタイプ(瞬間接着剤など.上のタイプで接着できない場合などに使用)

ヒケ ・キズの処理

パーツの表面に僅かな凹み(ヒケ)やキズがある場合は、パテなどを用いて埋める必要がある
  • 浅いヒケやキズ
溶きパテや瓶入りサーフェイサーを塗って、乾燥後にヤスリがけ
  • 深いヒケやキズ
パテを盛って、硬化後に削る

サフ吹き

塗装の下地として、サーフェイサー(缶orエアブラシ)を吹く
これにより、
〜キズやヒケの有無を確認できる
〜全体の色が均一になる
〜塗料の食いつきを良くする
〜ごくごく小さいヒケやキズなら埋まる
といった効果がある

塗装

いよいよ塗装です.主な塗装方法は以下の3つです.
  • エアブラシ塗装
  • 筆塗り
  • 缶スプレー

筆者はエアブラシ塗装メインであるので,以降の記述はエアブラシ塗装を前提としています.

調色

マスキング

塗装


仕上げ

スミいれ


デカール


トップコート

最終更新:2013年09月20日 16:00