七原秋也&キャスター  ◆Y4Dzm5QLvo





Someday girl, I don't know when, we're gonna get to that place Where we really wanna go and we'll walk in the sun
 いつか――いつとは知らないけれど、俺たちは俺たちがほんとうに望んでいる場所へたどり着けるだろう。そしてそこで、陽の光の中を歩けるだろう。



But till then tramps like us baby we were born to run
 でも、それまでは――俺たちはどうも、走り続けなければならない。



                                    ――明日なき暴走(Born To Run): Bruce Springsteen




   ▼  ▼  ▼


 古臭いロックンロールが、繁華街のスピーカーから雑踏へと掠れた響きを持ってメッセージを投げかける。

 夜道を行き交う人々は皆忙しげで、何十年も前のロッカーが歌に託した言葉などに耳を傾けはしない。
 行き場を無くした歌手の叫びは滑稽なほどにあっけなく大気へと溶け、街のざわめきに掻き消されていった。

「知ってるかな。ロックンロールは、もともと反逆の音楽なんだぜ」

 人々の波から一歩離れ、街灯にもたれかかるように立ちながら、少年は傍らに立つ青年へと語りかけた。
 茶髪に染めた髪の青年はまだ二十歳そこそこに見えるが、少年のほうは更に若い。
 学生服を着たその姿はせいぜい中学生ぐらいといったところで、横顔にも僅かに幼さの残滓が残る。
 しかしどこか、歳相応を越えた――何かを乗り越えた者が持つある種の凄みを感じさせるところがあった。
 茶髪の青年は視線だけを向け、何も言わずに学生服の少年の続きを促す。

「俺が生まれ育ったのは香川の片田舎でさ。こんな人混みなんかとは無縁の、それでも結構いいところだった。
 そこで俺は大きくなって――ロックを知った。音楽の力があれば、なんだってできるようにその時は感じた。
 反政府印の退廃音楽ってレッテル貼られてたけどさ。俺にとってロックは宗教みたいなものだったからな」

 昔を懐かしむように語るその口調は、十四、五の少年が語るには相応しくないようなものだった。
 まるで過去――二度とは戻ってこない過去を、手の届かない場所から振り返っているようで。

「だけどさ、あの時あいつが……ああ、そうだな、俺の『友達』が、こう言ったんだ。
 『聞きたいときに聞きたいやつが聞くのさ。そうだろう?』ってさ。そんなことそれまで考えたこともなかった」

 友達、と口に出した時に、少年は僅かに照れくさそうな、それでいて誇らしげな表情を見せた。

「この街の人間は、誰もロックンロールなんか聞いちゃいない。だけど、あいつはこれでいいんだって言うだろう。
 禁止されたり推奨されたり、そんなんじゃない。聞きたいやつが聞きたい音楽を聞く、それが当たり前だってことが。
 ……この『東京』は、あいつが、俺たちが、望み続けた世界だ。この街の当たり前が、俺たちにとっては陽の光の中なんだ」

 少年は顔を上げた。前髪が夜風で、僅かに揺れた。

「……キャスター。俺、戦おうと思う」

 眠らない街、東京。そのネオンと喧騒の中で、それでも立ち消えることなく、力強く。

 香川県城岩町立城岩中学校三年B組男子十五番、七原秋也は、己のサーヴァントへ向かってはっきりと告げた。




   ▼  ▼  ▼



 その時、少年は十五歳だった。


 十五歳。


 まだ音楽や、スポーツや、勉強や、友人とのたわいない会話が世界の全てで、
 その世界の中だけで生きることを許されるはずの年頃だった。

 少年には幼い頃から共に育った親友がいた。
 共に学園生活を送ってきた、心許せる級友達がいた。
 彼自身は知らなかったけれど、自分へと想いを寄せている異性だっていた。
 あまり付き合いがない連中だって、掛け替えのない存在には違いがなかった。

 だけど。

 そんな生活は、たった一日で、何もかもぶち壊しにされた。
 あの日、バスに充満したガスの中で遠のいていったのは彼の意識であり、日常だった。
 そして離れていったものは、もう二度と戻っては来なかった。


 ――戦闘実験第六十八番、通称『プログラム』。


 少年――七原秋也の全てを奪い去った悪夢の殺人ゲームが、それだ。

 あのプログラムで、みんな、みんな死んでしまった。
 無二の親友だった慶時も、どんな時もクールだった三村も、無口だけどいいやつだった杉村も。
 自分を救ってくれた委員長も、灯台の女子達も、最初に自分が殺してしまった立道も……それから川田も。
 あの桐山和雄だって、死んでいいわけがなかった。あんなプログラムさえ無ければ人殺しになんてならなかったのに。
 何もかもが秋也の手のひらからこぼれ落ちていって、側に残ったのはたったひとりだった。

 その生き残った少女、中川典子と共に、秋也は走り続けた。
 ほんとうに望んでいる場所へたどり着くために、陽の光の中を歩くために。
 いつかこの国をぶっ壊してやる――その思いだけを希望として、秋也たちは逃げ続けた。

 そんな中、秋也は、ふと思ったのだ。

 俺達が生き延びようがくたばろうが、きっとこれからもプログラムは続く。
 毎年毎年、何十人という子供達が理不尽な国家システムの中で死んでいく。
 プログラムだけじゃない。共和国によって無慈悲に命を奪われる者、血を流す者、涙にむせぶ者。
 秋也にはどうしようもない巨大な圧力の下敷きになって、みんな永遠に苦しみ続ける。

 この国をぶっ壊してやると誓った。それまでは典子と二人で生き続けると誓った。
 死んでいった大切な人たちのために。失われたかけがえのない全てのために。 

 だが、それはいつになる。いつになったら辿り着ける。
 いや、そもそも辿り着けるのか。ゴールはどこだ。どこまで走り続けたら立ち止まることが許される。
 その時まで自分は本当に生きていられるか。典子を守り続けていられるのか。

 そんな弱気になったのは初めてだった。
 やると決めたらやる、躊躇わない、それが七原秋也という少年の気質だったから。

 その日は新月だった。
 月の登らない闇に紛れて、国外脱出への最後の行程を突破するつもりだった。
 哨戒している兵士達に見つからずに港まで辿り着ければ、そのまま漁船に乗って太平洋へと向かう手はずだった。
 だがそう上手くはことは運ばず、二人を捕らえようと躍起になった兵士達は銃弾の雨を二人に浴びせかけた。
 あとほんの少しの距離なのに。手を伸ばせば届きそうなくらい近くに来ているのに。
 物陰に潜んで兵士達が見失うのを願いながら、悪態をつきそうになるのをすんでのところで堪える。
 隣に典子の荒い息遣いを感じる。不安を払うように額の汗を手の甲で拭って、秋也は縋るように満月を見上げた。


 満月?


 ――新月の夜に、赤い満月がのぼっていた。





   ▼  ▼  ▼



 そういえば、昔、あのくそったれのプログラムに巻き込まれる前に、そんな噂を耳にしたことがある。

 クラスの占いに詳しい女子、稲田だったか南や金井だったか、とにかく、そんな話をしていた。

 その時は興味もなかったし、くだらないおまじないの類だと聞き流していたが、今になって思い出した。




 ――どうしても叶えたい願い事を、月のない夜に出る赤い満月が叶えてくれるんだって。



   ▼  ▼  ▼



「……キャスター。俺、戦おうと思う」

 聖杯戦争を知り、月の願望器が真実であると知り、最後の一人が願いを叶えられると知り。
 そしてこの『東京』を自分の目で見た秋也の、それが結論だった。

「……戦う、か。マスター。君はこの聖杯戦争で、何を願う?」

 茶髪の青年、キャスターが問いかける。

『魔術師』のクラスで召喚されたというこのサーヴァントは、英霊と呼ぶにはどこか軽い、二枚目を気取った雰囲気の青年だった。
 魔法使いというイメージからはあまりにもかけ離れていて、秋也は最初随分と面食らったものだ。
 だがふとした時に見せる、たった今も見せているその真剣な眼差しには、伝承に語られる英雄であることを納得させる輝きがあった。

「俺が、聖杯に懸ける願いは――」

 その英霊の存在感に気圧されように自身を奮い立たせて、秋也は復唱するように呟いた。
 願いはとうの昔に決まっていた。必要なのは覚悟だけだった。
 しかし逡巡は一瞬だった。走り続けなければならない、その覚悟はあの時にしていたのだから。

「この東京を、俺たちにとっての現実にする。魔都だとか何とかなんて、知ったことか。
 どんなに穢れてようが、どんなに後ろ暗かろうが――俺たちがあんなにも焦がれた自由が、ここにはあるんだ」

 そう告げる。しかし秋也の答えを耳にしても、キャスターの硬い表情は変わらなかった。

「あのさ、マスター。こう言っちゃ何だが、聞く限りではマスターが聖杯戦争に呼ばれるきっかけは何もかもプログラムのせいだろ?
 だったら死んだクラスメートを生き返らせるとか、あるいはプログラムに選ばれなかったことにだって出来るんじゃないの」

 砕けた口調だが、それゆえに重みのあるキャスターの言葉が秋也へと刺さる。

「そりゃあ願いたいさ。またあいつらに出会えたらどれだけいいかって思う。一緒に今まで通り、仲良くやれたら、どんなに……」

 その願いは、確かに秋也にとって甘い蜜ではあった。しかし、それでも。 

「だけど、駄目なんだよ。あの地獄を、無かったことにしちゃいけないんだ。俺が覚えてなきゃ、いけないんだ」

 誘惑を跳ね除けるようにして、声を絞り出す。
 これは傲慢かもしれない。死んでいったあいつらは、本当は生き返らせてほしいと思っているかもしれない。
 だけど、あの国を誰も理不尽に泣かないで済むような、ロックンロールを聞き流して行きていけるような国にするためには。
 秋也は、死んでいった旧友たちに背を向けて、走りだすしかないのだ。


 キャスターの口調は、既に気取ったものから真剣なものへと移り変わっていた。

「これは戦争だ。俺達サーヴァントはいい。どうせ一度は死んだ身で、やられたところで英霊の座に戻るだけだからな。
 だけどマスターはそうはいかない。負けたら、死ぬ。マスターが俺に命令を下せば……今度こそ人殺しになる」
「……兵隊を撃ったことならあるさ」
「そうじゃないって。聖杯戦争で戦うことは、人の願いを踏み越えて進むことだ。ただ生きるためだけに戦うのとは違う」
「その覚悟はあるのかって? そんなのは分からない……だけど、あいつらのために、俺だけに出来ることなら、俺は……!」

 秋也は無意識に拳をぎりぎりと握り込んでいた。
 これは理不尽に立ち向かうための戦いではない。相手も相応の願いを抱えているだろう。
 葛藤を押し殺そうとする秋也を、キャスターは神妙な顔立ちで見つめていたが、やがておもむろに口を開いた。

「もういい。もう十分だ。俺が召喚に応じるに値するマスターだってことは、よーく分かった」

 思わず顔を上げた秋也の目の前で、改めて名乗らせてもらおうとキャスターは咳払いをして姿勢を正す。

「操真晴人。人呼んで指輪の魔法使い『ウィザード』。此度の聖杯戦争では『魔術師(キャスター)』のクラスとして現界した」

 掲げた指先に輝く、真紅の指輪。その輝きが秋也を射抜く。

「この指輪に誓おう、マスター。俺がお前の、最後の希望だ」

 不敵なキャスターの視線に、秋也はつい苦笑いを返してしまう。 

「自分で言うことかよ、そういうの」

「自分で言わなきゃ意味が無いんだよ。誰かに望まれてヒーローになったんじゃないからな、今の俺は」

 キャスターが笑い、秋也もまたつられて笑う。

 笑いながら、心のなかでは残してきた典子のことを思う。

 本当は一刻も早く戻ってやりたい。そばに居て、勇気づけてやりたい。

 それでも、彼女がもう一度家族と笑い合えるような世界を持って帰るためには、今は戦わねばならない。


 昨日、今日、明日、未来。全ての涙を、宝石に変えてやるまでは。

 それまでは――俺たちは、走り続けなければならないのだ。


【クラス】
キャスター

【真名】
操真 晴人@仮面ライダーウィザード

【パラメータ】
筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A 幸運:D 宝具:B
(通常時)

筋力:C 耐久:C 敏捷:D 魔力:A 幸運:D 宝具:B
(ウィザード・フレイムスタイル時)

【属性】
中立・善 


【クラススキル】
陣地作成:B
「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
晴人の「工房」は後述のクラススキルの補助をメインとした性能となっている。

ウィザードリング作成:A
「魔術師」のクラス特性「道具作成」の変型スキル。
魔力を消費し、自身の宝具に使用する魔術を秘めた指輪ウィザードリングを作成する。
上位フォームへの変身リングなど、高位の指輪になるほど必要となる魔力量は上昇する。
なお生前の晴人は指輪の制作を知己の職人に任せており、このスキルは聖杯戦争にあたって獲得したもの。


【保有スキル】
高速詠唱:-
魔術の詠唱を高速化するスキル。
ウィザードの呪文詠唱は全て宝具が代行するため、必要としない。

ウィザードローブ:D
変身によって身に纏うローブによる特性。対魔力と魔力放出の複合スキルで、それぞれDランク相当。
高位の指輪による変身を行うと、このスキルのランクも同時に上昇する。
なお、このスキルは変身前の状態では一切機能しない。

騎乗:C
乗り物を乗りこなす能力。
本来は騎乗兵のクラスにも適合する晴人だが、キャスターとして召喚されたため劣化している。
生前目にしたことのある乗り物であれば乗りこなすことができるが、未知の乗り物には発揮されない。


【宝具】
『呪文詠う最後の希望(ウィザードライバー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 晴人が腰に装着する、ベルト状の呪文代行詠唱装置。
 普段は実際にベルトに偽装されているが、ドライバーオンの指輪で本来の姿を取り戻す。
 ウィザードリングをかざすことでそれぞれに対応した音声を発し、晴人本人の詠唱無しで呪文を行使する。
 そしてその真の能力は、変身リングをかざすことにより晴人を戦うための姿『ウィザード』へ変身させることにある。
 変身状態では各能力が上昇しウィザードローブのスキルを獲得する(変身リングによって能力・消費魔力は変動する)。
 詠唱できる呪文はあくまで指輪依存のため、事前のウィザードリング作成の状態次第で有用性が一変する宝具。


『心淵に棲まう竜(ウィザードラゴン)』
ランク:B 種別:対人宝具(対城宝具) レンジ:-(1~?) 最大補足:1(1~?)
 晴人の心象風景内に存在する竜(幻想種としての竜ではなくファントムと呼ばれる精神世界に巣食う魔物である)。
 本来は宿主である晴人を絶望させ喰い尽くす存在であるが、晴人はこれを抑え込み魔力の供給源としている。
 マスターから晴人自身に十分な魔力が供給されている状態であれば、それ以上の消費魔力をこの宝具に肩代わりさせることができる。
 ただし休息なしで行使できる魔力量には限界があり、またマスターからの魔力供給が一定に満たない場合は使用不可能。

 この宝具のもうひとつの特性として、心象風景内でならドラゴンが自我と実体をもって活動できるというものがある。
 つまりこの宝具は、術者の心象風景をもって現実を塗り潰す魔術――『固有結界』に対するカウンターとして機能する。


【weapon】
「ウィザードソードガン」
剣と銃の2形態に変形する武器で、晴人は変身前後を問わず使用する。
基本的に「コネクト」の指輪で別空間から取り寄せ、場合によっては二刀流で戦う。

「ウィザードリング」
宝具『呪文詠う最後の希望(ウィザードライバー)』で呪文を行使するための指輪。
初期から所持しているのは変身リング『フレイム』と魔法リング『ドライバーオン』『コネクト』『キックストライク』。
これ以外の指輪は、専用スキル「ウィザードリング作成」で魔力を媒介に作成する必要がある。

「ドラゴタイマー」
ドラゴン系スタイルの分身を最大三体まで出現させられる魔道具。
発動にドラゴン系のリングを必要とするため、初期状態では使用不能。


【人物背景】
 かつて謎の儀式「サバト」の生贄にされながらも生還した過去を持つ青年。
 その素質を認めた「白い魔法使い」にウィザードライバーを託され、ファントムと戦う魔法使い「ウィザード」となった。

 一見クールに気取った二枚目半といった印象を受けるが、実際は真面目で責任感の強い性格。
 普段の飄々とした態度は自分の内面を表に出さないためのポーズであり、悩みや葛藤はひたすら内面に抱え込む傾向があった。
 しかし仲間との出会いや幾多の激戦を通して、周囲を信じ自分を曝け出すことを学んでいった。

 同じサバトから生還した記憶喪失の少女・コヨミとは良いコンビであり、次第に心を通わせるようになる。
 しかしサバトの黒幕であった白い魔法使いとの戦いの中で、彼女は白い魔法使いの死んだ娘を模した賢者の石で動く人形と発覚。
 また彼女の体は既に限界に近づいており、遂には晴人の目の前で力尽き消滅してしまう。
 晴人はコヨミの最後の願いを受け入れ、彼女の心を救うという自分自身の希望のために最後の戦いへと挑んでいった。

 好物はドーナツ。それもプレーンシュガーしか食べないというこだわりがあるらしい。


【サーヴァントとしての願い】
 なし。かつてコヨミを失ったという過去には既に自分の中で決着を付けている。
 召喚に応えたのは、秋也の心を満たす深い絶望と、その奥に微かに灯る「最後の希望」を感じ取ったから。



【マスター】
 七原 秋也@バトル・ロワイアル(原作小説版)

【マスターとしての願い】
 聖杯の力で大東亜共和国をこの『東京』のような、人々が自由に生きられる世界にする。

【weapon】
 ベレッタM92F。かつてプログラムからの脱出時に持ち出したもの。

【能力・技能】
 運動神経は抜群であり、プログラムやその後の逃亡を通して相当の修羅場を潜っている。
 しかし戦闘能力は一般人の域を出ず、また魔術師としての能力は当然ながら皆無。

【人物背景】
 城岩中学校3年B組の中学生。
 早くに両親を亡くし孤児院で生活していた。運動神経が高く、陽気で強い精神力を持つ。

 修学旅行中に戦闘実験第六十八番プログラムの対象としてクラスごと拉致され、国家に殺し合いを強いられる。
 開始時に親友を教師役によって殺害され、その後はその親友の想い人であった中川典子と行動。
 更に前回のプログラムの生還者である川田章吾と出会い、共にプログラム脱出を目的として奔走する。

 幾度となく生命の危機に見舞われ、また三村や杉村といった友人を次々に失い続け、
 最後には最大の協力者であった川田までも失いながらも、典子と一緒にプログラムから脱出。
 その後川田の知人を通して国外逃亡の手段を手に入れ、典子と二人で生き続けることを決意する。

 ちなみにバトルロワイアルの登場人物は媒体ごとにキャラクター性に違いがあるが、原作版の七原も例に漏れない。
 特に、お人好しの熱血漢というイメージの強い漫画版とは印象が異なる。

【方針】
 少年は最後の希望に出会った。だから、願いのために戦う。


-009:ふうまの御館&キャスター 投下順 -007:狡噛慎也&アサシン
-009:ふうまの御館&キャスター 時系列順 -007:狡噛慎也&アサシン


登場キャラ NEXT
七原秋也&キャスター(操真晴人 000:DAY BEFORE:闇夜が連れてきた運命

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最終更新:2015年02月05日 02:51