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眼を閉じれば 聴こえるような
遠い昔の 祭囃子よ
(そう自由に 飛ぶのが怖くて)
今もまだ 重い足枷を
探し続けてる
夢も 現実も ああ 目覚めれば
どちらも 失うばかり 凍える 陽炎
ああ 裏表なく
ああ 笑えていたのにね
どこで 世界は 間違えたのか
信じては 騙し合い
傷舐め合うような 迷子達
無邪気さと 引き換えに何を
まだ 失えばいいの
(寂しく) 祭の跡の残火に焚べる
(何も知らないままの)
青すぎた夢 虚しく燃えて
眩暈に似て 弧を描いて
霞んでゆく 祭囃しよ
(もうどこにも 行く宛もなくて)
草舟を独り 浮かべては
沈め続けてる
嘘も 真実も ああ 真理とは程遠く
ため息の中 砕いた 涙
ああ 気づいていたけど
ああ 愛したふりをしてる
どこで 世界を 間違えたのか
ありもしない 幸せを
探し続けてる 迷子達
好きだった とても懐かしい
歌で 葬送る魂
(寂しく) 祭の跡に数多の涙
(祈りは夜へ溶けて)
詠み人知らず 虚しい響き
残された傷に どんな嘘が似合う？
いつか 違えた夢を 隠すように
信じては 騙し合い
傷舐め合うような 迷子達
無邪気さと 引き換えに何を
まだ 失えばいいの
(寂しく) 祭の跡の残火に焚べる
(何も知らないままの)
青すぎた夢 虚しく燃えて
(もう二度と 目覚めない 夢に響く 祭囃子よ)
新しい 現実も 砂上に咲いた花
風に揺れて...
最終更新：2019年03月27日 22:46
