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深き悲しみに 囚われし命
私が 導く
何処までも 黒き 闇をこの手で
切り裂き 明日へと
過ぎ去りし過去の夢を 思い出すことさえ
出来なくて
ただ前だけを見つめ ひたすら進み何処かにたどり着く
懐古とてすでに罪
記憶はもう 朽ちていくだけ
後ろを振り向くことも
許されずに 走り抜ける
友などいるはずも無く
孤独さえも 感じられぬ
来た道も思い出せずに
見えるのは 先のことだけ
返り血に染まる 私の手を 夜空に高くかざし
血に滲む紅き 月に願い をかけて眠りにつく
いつか巡り会う筈の 誰かを夢に見る
分からない
眠りが醒めてゆけば また忘れてしまう 儚い幻想
いつかきっと 分かるだろう
あの幻が誰なのか
その時は もう近くに
来てるのが 感じられてる
胸の鼓動 高くなって
その誰かを待ちわびる
新しい出会い そして
迎える 終焉へと走る
暗き夜に浮かぶ 紅き月が 私を目覚めさせる
仄暗き闇に 探している 希望があるのだろう
貴方ならきっと 消えゆくまで この夢にとどまれる
この胸のうちを 恋と言うの か？私は満たされる
最終更新：2019年11月23日 18:09
