10 てのひら



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|album=その日私は空を見上げた
|circle=森羅万象
|vocal=ちっぽ
|lyric=青時
|arrange=kaztora
|bass=Pira
|drum=まおう
|guitar=yuta
|mix=スグル;ハム
|original=上海紅茶館 ~ Chinese Tea
昔は膝を抱えていた 寂しがりの女の子
てのひらにある温もりだけを がむしゃらに握り締めてた

緋色に染まる日々を送って
夢見てた 帰れる場所を

てのひらにある宝物は 広げると露と消えた

ここで見送るしかできない 離れていった 星は流れて
誰かに呼ばれた気がして 差し伸べられた手に涙ぐむ

頼られること信じること 最初は少しぎこちなくって
任せられてる仕事だけでも 精一杯やってみせます

古びた門と 鉄臭い如雨露(じょうろ)
痩せこけた 草だけの庭

これが私の宝物と胸張って言えるように

今はこんなに幸せだと 置いてきた自分に 微笑んでみる
不意に涙がこぼれても 拭ってくれる人がいるから

へたくそな口笛吹いて ささやかな演奏会を
紅茶に染まるセピア色した アルバムに残そう
増えていくページに この思い出をそえて

肩並べ見る月は ありきたりでも輝いていて
追い越した星に笑って くしゃくしゃに顔を濡らしてる
抱えきれない宝物 ここが私の帰る場所だよ
あの時 掴みそこねたものは てのひらの中に確かにある

頼られること信じること もう迷うことはないよ
任せられてる仕事以外も 精一杯がんばります

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  • 上海紅茶館 ~ Chinese Tea

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最終更新:2022年12月17日 14:26
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