燦然と輝くの
唯一の証はここに
さきほこれよ ユメマボロシノハナ!
さあ行け女子高生
娯楽はそこかしこ
日々日々ところせいて
生き急ぐのねー
でも結局誰かの目
気にしている気がするわー
だって私は特別だもの
それを見る者が要るの
片手でつながる世界にもきっと
輝けるものがいるというなら
「私だって」それこそすべての始まりの言葉
はなやげ
高まるのめり込んでは強くなる
そう 希少性 優位性 特別の証明よ!
咲き誇れよ“端末の中の栄華”
そこに 私の世界を打ち立てるの
<*さあ、その一回に無数の祈りを込めて!*>
なんてったって現代人
今は今しかないの
すれ違う日々の中
満たされなきゃねー
脳を満たす報酬系
抗いがたき誘惑
射止めればお手軽オッケー
なんて今風なんでしょう
そうしてきっと忘れ去られる
ふるき時代のものたちよ
だけれど 世界は明日をときめく私たちのもの
だれもが
持ちえぬものを持ちうる喜びよ
さあ そのために 積み増やして 幸せをつかむの!
そんな思いが報われるときは
きっと すべてを許してしまいたくなる
…だけれどやっぱり馬鹿馬鹿しい
どこまでやってもキリなどない
繰り返す同じようなルール
見知ったような遊戯の数々
けど
ここでやめて何が残るの
なら初めから触らなきゃいいの
ダメなのもう引き返せないの
虚無になるまでやるしかないのよ
満たされたい思いが 埋まるまでは
そして 思いを託して
はなやげ
どでかい大砲でもぶっぱなして
そう祝砲よ! 金に虹に 輝くものたちへ
ほらわかるでしょう<*祈れば当たる*>の
なぜなら私は特別だから!
はなやげ
新しい物語が始まるわー
けど どこだって いつだってね 私は特別よ!
咲き誇れよ“端末の中の栄華”
それが 私の世界となっていくのね
<*さあ、その一回に無限の幻想を託して!*>