05 桜花散華



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|vocal=秣本瑳羅
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|lyric=紫
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|original=東方妖々夢 ~ Ancient Temple
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霞み漂う桜の下で
虚ろな瞳隠した
遠い面影 墨染めたのは
あの日託された約束

ずっと 壊れないでせめて此のまま
そう 心沁みては締めつける
今 光を纏う蝶が舞うのならば——
季節(とき)を塞ぐ

細い指で この ()を強く受けとめて
進む 刹那の 疾風(かぜ)のように
胸に滲む 熱き血潮よ花と咲け
(はげ)しく 紅く…

(かげ)り 彷徨う桜の下で
(あけ)が蕾開く
不意に微笑む無垢な横顔
春をあつめ輝いてた

そっと 撫でた髪の甘い香りも
いつか 風に梳けて消え逝くだろう
まだ 光に滲む蝶が舞うのならば
永久(とわ)に刻む

細い腕で その身を強く抱きしめた
淡い 切なの 幽夢(ゆめ)の中
胸に秘めた 清き 精神(こころ)を愛と知れ
気高く 蒼く…

細い腕で この身を強く受け止めて
永い さくらの夢のように
胸に触れた (きし)む痛みに凛と咲け
気高く 蒼く…
(はげ)しく 紅く…
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最終更新:2024年04月01日 13:43
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