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ぼやけた視界
時間の行方くらいしか
感じられなくて
五感のすべてが
機能を失いつつも
眩しく温かい
誰も奪い合わないセカイの底で
水面を見上げて泣いていた
壊れたモノがいつしか
壊れていたモノと変わった
新たな芽が土の過去を知らぬように
薄れた悲鳴 半世紀の歳月がまた
僕らをそっと優しく進化させてゆく
隠されていた 穢れを掘り起こすような
そんな奇跡さえ 忘れていた
誰でも使える力だったはずなのに
誰も奪い合わないセカイの底で
海底を見下ろし泣いていた
信じたモノがいつしか
信じていたモノに変わった
「結論」に携わっていると信じて
無様な論理 かざして世界を縮めては
分かったような笑みを浮かべて消えてゆく
壊れたモノがいつしか
壊れていたモノと変わった
新たな芽が土の過去を知らぬように
薄れた悲鳴 半世紀の歳月がまた
僕らをそっと優しく進化させてゆく
ねじれ続ける 誰も知らない未来をただ
真っ白に戻したり嘘で塗りつぶし
僕らがいつか 馬鹿にしていた妄想から
真実が暴かれてしまう日を夢見る
最終更新:2023年11月05日 23:55