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「E97/騎士・白兵攻撃1」(2007/07/12 (木) 00:33:45) の最新版変更点
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**作戦
【地形】
≪山林≫
・周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
・偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
・森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。
・偽装用ネットを使う。
・皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
・木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
・馬の踏破能力で歩兵より高速に動けます。
≪山≫
・岩石の崩落や雪崩に気を付ける。または、それを利用して攻撃する
【陣形】
・楔型陣形により少数ながらも突破能力に優れます。側面、または後背から突撃。
・攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。
【装備】
・主武装を大型ランスとし一撃目はこれを使用し必殺を狙います。
・馬上で振るうに適した大型のバスターソードを副兵装とし攻撃力の保持を狙います。
・予備兵装としてグラディウスのような幅太、厚手で取り回しやすい長さの剣を用意。近接・下馬後の戦いにも備えます。
・北国から豪雪用装備を融通してもらい、全部対着用。
・迷彩服(服のカラーはリバーシブルで。表白、裏迷彩柄)を着用して地域に応じて着替え、隠蔽性を高める。
・飲み水や簡易食料を欠かさないこと
・ヘルメット、戦闘用の靴などの装備用品を武器として利用する。
・ナイフやソードなどの刀剣類で突きや斬撃を行う。
・装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する
【体術】
≪全般≫
・フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する。
・相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。
・目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾を狙って攻撃する。
・アラダやチル、オズルの目を積極的に狙い、突いたり目潰しする。
・攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて肘や膝で打つ。
・相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙って突く。
・相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。
・相手の打撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
・相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。
・攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。
・反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。
・初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
・基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
・相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。
・力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。
・単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。
・一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。
・打突に体重を乗せるためには脇を締め、腰の回転を意識する
・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
・相手の勢いを意識する
・相手との間合いを意識する
・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
・決めたと思っても気を抜かない
・打撃を行うさい、姿勢が崩れるほどの体重をかけないこと
(体が流れるため、打ち終わりに自分の姿勢が崩れるため)
・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持すること
・打撃は、相手に当たったらすぐに引く(姿勢維持と打撃力が上がるという効果がある)
・合図を使って連携して動く
・ターゲットの選定は武術の心得がある者が行う
≪打撃≫
・状況によってアッパーカットや手刀、拳槌、肘打ち、膝蹴りを使い分ける。
・突く際は全体重を乗せて、相手の体の向こう側を意識して打ち抜く。
・状況に応じて横蹴り、前蹴り、回し蹴りなど蹴りの種類を変える
・回し蹴りを打つ際は脚、膝、腰の力を利用し、上半身でバランスをとりながら相手に全体重を叩き込む。
・蹴るときは踵、つま先、脛など状況によって蹴りに使う部分を変える。
・打撃の種類
基本突き:脇を絞り、真っ直ぐ拳を突き出す。上半身の力だけでなく体重移動や腰の回転を意識し体重をかけて打つ。
上段突き:胸やノド、頭部を狙う。頭部は特に目、鼻、こめかみ、あごなど急所が集中しているので効果が高い。
中段突き:相手の胴体のど真ん中=鳩尾を中心に狙う。鳩尾にまともに打撃が入ると内臓へ衝撃が伝わって立っていられなくなる。
裏拳:手の甲でスナップを利かせて打つ。顔面など比較的もろい部分を狙う。
拳槌:握った拳を振り下ろしたり、体を回転させるようにして打つ。
肘打ち:人体の中でも硬い肘を使い、相手を打つ。全体重をかけて相手の弱い部分を狙う。
上段蹴り:下半身のばねを使って脚を振り上げ、上半身のバランスをとりながら相手の頭部を蹴る。
中段蹴り:相手のわき腹、みぞおちを狙う蹴り。相手の状況で前蹴りや回し蹴りを使い分ける。
下段蹴り:膝や足の甲を使って相手の太もも周辺めがけて蹴りこむ。足をつぶして立てなくしたり、素早さを封じたりできる。
前蹴り:片足を上げて抱え込み、体重を乗せて真っ直ぐ蹴りこむ。
・CQCに属する現代の戦闘技術(フェアバーン・システム、無音殺傷、クラヴ・マガetc)を応用する
≪刃物・棒術≫
・武器を振り回すため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする。砂の斜面等は避ける
・ナイフや刀剣で攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。
・自分の獲物のもっともダメージ与えられる間合いを確保する
・多くの数を相手にするために、刃が切れなくなるのを防ぐため斬るより突き刺すのメインにする
・斬撃の種類
唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。
袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。
水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。
刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける
・大型で両刃の剣は振るときに両手で持って自分に刃が当たらないようにする。
・刃の重みを使って叩き切るように使う。
・重さに振り回されて手首や肩の関節を痛めないように振るう範囲をきちんと決めて振るう。
・構えは半身で行い。敵の正面に晒す面積を少なくする。
・上段から振り下ろす時は地面に刃を当てないように注意する。
・棒状の武器は全体重を乗せて突き、払い、スナップを利かせて打つようにする。
≪歩兵など≫
・戦闘時は声を出さないこと(叫んだりしない)。ただし、要救助者への呼びかけや、緊急の事態はこの限りではない。
・隠れつつ展開。敵集団内に木や草原に隠蔽しつつ距離を詰める
・少数であっても、戦闘時には敵より多い数で攻撃できるよう、連携を密にとりゲリラ的に戦闘する。
・側面、後背からの攻撃は奇襲をかける事でより強力になる。そのため、敵に攻撃をかけるまでは物音を立てず静かにしておく。
・相手に防御の隙を与えないように第一撃は速さを重視。
・側面、後背では十分な臨戦態勢をとっていない敵もいるであろうからそこを狙う。
≪乗馬攻撃≫
・騎馬部隊は速度が命。愛馬に全てを託し馬の動作を妨げないようにいたします。
・体の力を抜き手綱を緩く保持。馬の動作の伸縮に合わせて体重移動を行います。
・騎士は周囲に気を配り進行方向を定めます。
・膝の締めで馬を御し方向を安定させます。
・攻撃に移行する場合、十分な速度を乗せ攻撃力の増大と一撃離脱を図ります。
・攻撃直前まで馬の歩幅を長く取り間合いでバネを効かせて突進させます。
・騎士は武器を押し出し肘から先全体で敵の腹部など外しにくい部位を狙います。
・どの武器でも攻撃命中の際は膝を締め打撃がしっかり伝うようにします。
・ランスは合切っ先を少し上げ命中寸前に下から掬う感じで置いていきます。
・剣は基本は肩口まで上げた剣を肘ごと相手に叩きつける感じで振り抜きます。
・攻撃方向に体を傾斜させ深く長く相手を切り撫でます。
・振り下ろし。次に振り上げと進行方向にある敵を刈り取ります。
・防御時は頭を下げ体を馬に預けます。
・盾で防御する際は斜めに傾かせ進行方向と攻撃面を反らせます。
・馬への攻撃は武器を差し伸ばして防ぎます。
**イラスト・SS
&ref(http://tsuduku.net/trpg/t_upbbs/img/149.gif)
戦場の華、騎乗突撃。
突撃は成功すれば効果的だが、単独での突撃ではリスクが高すぎる。
戦列の乱れに乗じて弱点を急襲、突破。その衝撃力こそが身上なのだ。
また戦況に応じ徒歩になり、近接攻撃の勇として縦横に剣を振るい拠点確保を行う。
しかし愛鳴の騎士は4名のみ。さびしくかつ衝撃力の不足が懸念された。
それでもこのサイズにおける最高スピードを持つユニットとして、その責務を果たさねばならない。
騎士が騎士足るべき時間が来たのだ。
「さぁ、本領発揮ってやつですね。皆さん、がつんといってやりましょう!」
三祭が明るく笑う。
「この数の差じゃ不意打ち卑怯なんて言わないでくださいよ。」
赤星がぼやく。
「数がいても本陣に取りつければこっちのもの。逃がしませんよ!」
戦意は旺盛のようだ。
「行きましょう!行きましょう!帰るために!子供達の元へ!」
SVLが我々の心を代弁する。
そう、我々のすべては子供たちのために。
そのためにも眼前の敵を屠るのだ!
「騎乗突撃!」
愛鳴藩国の騎士4人は、都築藩国、後ほねっこ男爵領の各分隊と分かれ、その騎馬による突撃を始めた。
抜剣しそれを肩口に己の肩口に当てる。
肩部鎧には剣保持用の金具が備えられ、騎乗の振動による自傷はしないようになっていた
乗馬の足の運び、上下動のリズムにあわせ、こちらも息を合わせる。
騎兵は人馬一体出なければ、その能力を充分に発揮できない。
馬の息が断続的に続く。鎧がうるさく音を立てる。
敵に向かってまっすぐ走ったのではいい的だ。
必殺の槍は相手のやわらかいのど笛に突き立てるためのものだ。
4人は大きく回りこむ形で、戦列の弱点を目指す。
見る見る敵の姿が大きくなる。
まだ迎撃の態勢は整っていない
「取った!」
眼下の敵に右手の剣を振り下ろした。
&ref(http://tsuduku.net/trpg/t_upbbs/img/151.jpg)
アラダとの戦闘に明け暮れるわんわん帝國に、軍事的にいてもいなくてもよい国と呼ばれる愛鳴藩国という国があった。
主に攻撃は白兵戦闘しかできなかったため、I=Dに乗る以外には中距離戦も遠距離戦もできない。
仮にI=Dに乗ったとしても、器用なこと苦手の愛鳴藩国民には中距離戦や遠距離戦で特に目立った戦果を上げることができなかった。
唯一の自慢は国民皆がI=Dに対して何らかの貢献ができることと、白兵戦が強いことだけだった。
前述の例からすれば、細かいこと苦手なのでI=Dの搭乗員としてみればいつも予備的扱いで、
白兵戦にしたってそこまで敵に近づけなかった。
そして得意の白兵戦でも、藩国の燃料が足りずにまともに戦えないことも多かった。
ヒーローにあこがれる愛鳴藩国民は、現状から判断すればヒーローでも何もなくただのお荷物だった。
何かすごいアイテムを手に入れれば戦闘でも役に立つかもしれない。
そう思って参加したマジックアイテムを探すイベントでも
ヒーローにはなれなかった。
ヒーローになるはずがトラップによって生死すら不明、
え~藩国とナニワアームズ商藩国による救出隊が編成され、
救出されるという結果であった。
こんな筈ではなかったのに。
何がいけなかったんだろう。
国民の士気は減退し、いつしか誰もが空を見上げることもやめていた。
ちょうどそんな時だった。
ベールの戦いについて犬参謀から通達が有ったのは。
曰く、レムーリアのためI=Dをはじめとする機械が作動しない。
曰く、根源力によって即死の可能性があるので犬士は即死の可能性がある。
イベント90に続いて国民は喜んだ。
こんどこそ役に立てる。
例え、近接最強の暁の円卓藩国ほどでなくても、我々だって戦えるはずだ。
そうだそうだ。
時間もない、部隊を編成して戦闘準備をしよう。と
しかし、小隊を編成し戦闘に必要な食料/燃料を計算すると、戦闘一回で消費しつくしてしまうことがわかった。
国民の士気は地に落ちた。
天をつくように伸び上がったしっぽはへなへなとしおれた。
だが、諦めきれずに犬参謀を訪ね、知恵を借りれないかと願った者がいた。
その結果、ノルマを満たしたことにはならないが、
分隊として参加することができる。ということを教えられた。
それを聞いた藩国は喜んだ。
ノルマがなんだ、友達のために戦えるんだ。ヒーローになれるんだ。と
本来、それらの暴走を制止するはずの首脳部に到っては、
「まあ、友軍が死んでるのを眺めて待つよりはいいわな」
「はい、それにつきますね。友軍が死んでるのを眺めて待つよりはいい」
と、いった会話すらかわした。
そうして、編成は開始された。
時間は無く、燃料も資源も十分ではなかったが、愛鳴に出せる限界まで出せるようにした。
そのため、フレイムリッターよりもさらに高位の騎士である。
スペリオルナイトのみ部隊が編成された。
また、根源力によっての死亡を避けるために35000以下は参加が禁止された。
その上で彼らには告げられた。
根源力10万を殺す能力を持つ敵がいる。
その場合は、何もできずに死ぬかもしれない。と
そして尋ねられた。
それでも行ってくれるか?、と
騎士たちは本望とうなずいた。
俺たちはムダに重い鎧を着てるんじゃない。
俺たちはムダに盾を持ってるんじゃない。
俺たちはムダに盾受けの訓練をしてるんじゃない。
それに。
今度こそヒーローになれそうだ。
作戦決行日、彼らが騎士たる本懐を遂げるときが、やってきた。
敵は単体では最強との噂すらもある緑オーマ、なかなかに強力そうだ。
おそらく、攻撃を何もせず喰らってしまえばひとたまりもないだろう。
だが、俺たちは突っ立っているだけの案山子じゃない。
今日は帝國を、愛鳴の誇りを守る立派な正義の味方だ。
指揮官の命を受けた部隊が突撃を開始する。
愛鳴の精鋭たる誇りを旨に、一筋の迷いすらもなく攻撃を行う。
&ref(http://tsuduku.net/trpg/t_upbbs/img/152.jpg)
「ウォードレスが無いと武器が重いなあ」
レムーリア用に準備された特殊な機構を含まない、ただの金属塊である剣を敵に叩きつけながら、一人が呟く。
もともとはウォードレス兵である彼らにとって、生身での戦闘は珍しいことであった。
「しょうがないですよ。動かないものは動かないんだから」
距離を保ちながら戦うもう一人が、戦闘中にもかかわらず律儀に返答する。その手にはナギナタに似た武器が握られている。
「でもなあ。ウォードレス無しの白兵は一応訓練でやったけれども、なんていうかこう、味気ないというか」
「まあ、僕らはどっちかって言うと銃器の方がメインですしねえ。ついでに装甲もロケットも無い」
喋りながら正面の敵に同時に一撃。新たな一体を行動不能にし、彼らは別の敵へと向き直る。
「動かないからなあ、全部」
「まあ、来た瞬間即死してしまうよりは全然ましですよ」
「それもそうか」
「ええ、そうです」
「…なに暢気なこと喋ってるんですか、二人とも!」
二人を背後から強襲しようとした敵が、その拳を振り下ろす前に地面に倒れ付した。その後ろにもう一人が立っていた。やや大振りのナイフが陽光を反射し、鈍く光っている。
「背後には気をつけてくださいよ! ウォードレスが無いと、ちょっとしたものでも致命傷になりえるんですから」
「じゃ、後ろよろしく」
「よろしくお願いしまーす」
「『よろしく』、じゃなぁぁぁい!!」
「まあまあ、役割分担ってことで。それよりも今は――」
迫りつつある敵の大部隊を見据え、武器を構えながらながら、
「都築藩国のウォードレスダンサーが、ウォードレスが無かろうとも十分に戦えることを――」
「あの敵さんで証明してやるわけですね」
「ああ、そうだ」
「はいはい。それじゃもうちょっと頑張りますか」
彼らは不敵に微笑んだ。
&ref(http://tsuduku.net/trpg/t_upbbs/img/146.jpg)
まるで、愛鳴に所属する全て者の心を表した用にSVLが声を上げる。
「行きましょう!行きましょう!帰るために!子供達の元へ!」
そして、その声に反応するように愛馬マッシヴがさらに加速を始める。
SVLの言葉を受けて、赤星 緑が続ける。
「無駄な殺生はしたくない!雑魚は道を開けろ!!」
立派に訓練された軍馬と標準を遙かに上回る技術を持つ騎士によって
繰り出される馬上槍の一撃はI=Dですら貫く威力を持つのである。
まさしく一撃必殺。
その力を軽く見たか、立ちはだかる緑オーマに対して九頭竜川が叫ぶ
「我が一撃は必倒の一撃! すべてを打ち倒し我が前に道を作る! ぬん!!」
その緑オーマが吹き飛ぶ姿を、横目に見ながら、三祭 ノアがシニカルな笑みを浮かべると
宣言するように言い放った。
「皆さんノリノリじゃないですか。私も一枚、かませてもらいますよ!」
そして、その言葉を証明するかのように苛烈な戦闘に身を投じる。
そこにはヒーローに憧れるだけのただの人の姿はなかった
&ref(http://tsuduku.net/trpg/t_upbbs/img/147.jpg)
-ACEイラスト
亜細亜
&ref(http://www.trpg.net/user/D16_Web/Graphic/Unnamed/AceGotoAsia.jpg)
&ref(http://tsuduku.net/trpg/t_upbbs/img/153.jpg)
吹雪先生
&ref(http://www.trpg.net/user/D16_Web/Graphic/Unnamed/AceHubuki1.jpg)
&ref(http://www.trpg.net/user/D16_Web/Graphic/Unnamed/AceHubuki2.jpg)
**応援RP
tdkm/都築つらね :「剣を持て。なければ石でも枝でも構わん。 我らの意思こそが、剣。」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「ええ、行きますか。私にはこれしかありませんからね。」(剣を掲げ)
九頭竜川@愛鳴 :「我が手に掴みし剣は不断の願いを示すもの。されオーマよ!」
tdkm/都築つらね:「敵は武に強いと聞きますが・・・何、何時もどおりやれば宜しい。それでするりと片付く。」
九頭竜川@愛鳴:「互いが孤立しないように相互に連携! 孤立したら押しつぶされるぞ!」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「私にできることをやるだけです。行きます!」
tdkm/都築つらね :「ポールを持つものは前面に出ろ。即席でもファランクスを形成しろ。徒手空拳は脇を守れ。私も行く。」
赤星 緑@愛鳴藩国:「愛馬を駆って先行いたします。我らの道を開けてご覧に入れましょう!」
深夜@後ほねっこ男爵領 :「ご武運を!」
九頭竜川@愛鳴:「騎士は壁となり損害担当を引き受けろ。他のものは壁を利用して多対一での戦闘を心がけよ」
tdkm/都築つらね :「(名乗れないのが悔やまれるところだがね。念のため白い布で顔を覆いつつ)・・・さあさあさあ!行くぞ!!」
赤星 緑@愛鳴藩国:「ここが出番ですからね。愛馬よ!前進!!人馬一体の技を皆さんに見せよう!」
九頭竜川@愛鳴 :「とはいいつつ、戦争なんぞあんまり楽しいものではないよね~ 仕事とは言いつつも、どーにかならんものか」
赤星 緑@愛鳴藩国:「九摂政・・。それは仰らないお約束。喜んで戦う者などおりません。子供たちの明日の為・・。頑張りましょう!」
tdkm/都築つらね :「楽しくなければ、早く終わらせれば良いんですよどうせ避けては通れないならば。」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「殺生を楽しむなんて人・・。いて良い訳がありませんよ。我らが戦う喜びは明日の子供たちの笑顔を思うがゆえ。」
九頭竜川@愛鳴:「明日の蜜の前に今日の良薬かな。ぜひもなし、推して参る!」
tdkm/都築つらね:「我の法は山よりも堅く、海よりも深く。その誓いを、今ここに。天秤は傾いた、今こそ剣を振りかざすときよ!」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「この剣も鎧も。習い覚えた技。身体を鍛え続けたのも・・。全て子供たちの明日を願うゆえ!」
九頭竜川@愛鳴:「敵戦列に乱れが生じたら、騎士による騎乗突撃を決行。破綻部を拡大させ分断を図るぞ」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「敵陣に楔をブチ込んでやりますか!」
深夜@後ほねっこ男爵領 :「魔法使いだからって、白兵戦が出来ない訳じゃないんです!」
九頭竜川@愛鳴 :「もーちょっと騎士が多かったら、ブリッツクリークができるんだけどw」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「法の下で剣を振るう・・。聖騎士に似つかしいでしょうが。今日この戦は我々が共に!」
tdkm/都築つらね:「イエスイエァス。後ろには亜細亜ちゃんもいることだ、格好良い大人とやらをやってみることにしようじゃないですかね。」
赤星 緑@愛鳴藩国:「”かっこいい”はお任せいたします。私は・・・不器用なんで・・。切って突いて殺す技しか知りませんし。」
tdkm/都築つらね :「それで充分、十二分。義を貫くために、命を張って、血反吐吐きながら戦うのが、良い大人ってもんです。」
深夜@後ほねっこ男爵領 :「寄るな寄るなー! クォータースタッフだって当たれば痛いんですからね!」
九頭竜川@愛鳴 :「(黙々と剣を振るい、盾を操る)」
赤星 緑@愛鳴藩国:「は・・はい!ならば!突撃いたします!!」
**作戦
【地形】
≪山林≫
・周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
・偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
・森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。
・偽装用ネットを使う。
・皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
・木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
・馬の踏破能力で歩兵より高速に動けます。
≪山≫
・岩石の崩落や雪崩に気を付ける。または、それを利用して攻撃する
【陣形】
・楔型陣形により少数ながらも突破能力に優れます。側面、または後背から突撃。
・攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。
【装備】
・主武装を大型ランスとし一撃目はこれを使用し必殺を狙います。
・馬上で振るうに適した大型のバスターソードを副兵装とし攻撃力の保持を狙います。
・予備兵装としてグラディウスのような幅太、厚手で取り回しやすい長さの剣を用意。近接・下馬後の戦いにも備えます。
・北国から豪雪用装備を融通してもらい、全部対着用。
・迷彩服(服のカラーはリバーシブルで。表白、裏迷彩柄)を着用して地域に応じて着替え、隠蔽性を高める。
・飲み水や簡易食料を欠かさないこと
・ヘルメット、戦闘用の靴などの装備用品を武器として利用する。
・ナイフやソードなどの刀剣類で突きや斬撃を行う。
・装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する
【体術】
≪全般≫
・フェイントを交えて相手の防御を崩してから攻撃する。
・相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。
・目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾を狙って攻撃する。
・アラダやチル、オズルの目を積極的に狙い、突いたり目潰しする。
・攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて肘や膝で打つ。
・相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙って突く。
・相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。
・相手の打撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
・相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。
・攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。
・反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。
・初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
・基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
・相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。
・力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。
・単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。
・一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。
・打突に体重を乗せるためには脇を締め、腰の回転を意識する
・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
・相手の勢いを意識する
・相手との間合いを意識する
・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
・決めたと思っても気を抜かない
・打撃を行うさい、姿勢が崩れるほどの体重をかけないこと
(体が流れるため、打ち終わりに自分の姿勢が崩れるため)
・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持すること
・打撃は、相手に当たったらすぐに引く(姿勢維持と打撃力が上がるという効果がある)
・合図を使って連携して動く
・ターゲットの選定は武術の心得がある者が行う
≪打撃≫
・状況によってアッパーカットや手刀、拳槌、肘打ち、膝蹴りを使い分ける。
・突く際は全体重を乗せて、相手の体の向こう側を意識して打ち抜く。
・状況に応じて横蹴り、前蹴り、回し蹴りなど蹴りの種類を変える
・回し蹴りを打つ際は脚、膝、腰の力を利用し、上半身でバランスをとりながら相手に全体重を叩き込む。
・蹴るときは踵、つま先、脛など状況によって蹴りに使う部分を変える。
・打撃の種類
基本突き:脇を絞り、真っ直ぐ拳を突き出す。上半身の力だけでなく体重移動や腰の回転を意識し体重をかけて打つ。
上段突き:胸やノド、頭部を狙う。頭部は特に目、鼻、こめかみ、あごなど急所が集中しているので効果が高い。
中段突き:相手の胴体のど真ん中=鳩尾を中心に狙う。鳩尾にまともに打撃が入ると内臓へ衝撃が伝わって立っていられなくなる。
裏拳:手の甲でスナップを利かせて打つ。顔面など比較的もろい部分を狙う。
拳槌:握った拳を振り下ろしたり、体を回転させるようにして打つ。
肘打ち:人体の中でも硬い肘を使い、相手を打つ。全体重をかけて相手の弱い部分を狙う。
上段蹴り:下半身のばねを使って脚を振り上げ、上半身のバランスをとりながら相手の頭部を蹴る。
中段蹴り:相手のわき腹、みぞおちを狙う蹴り。相手の状況で前蹴りや回し蹴りを使い分ける。
下段蹴り:膝や足の甲を使って相手の太もも周辺めがけて蹴りこむ。足をつぶして立てなくしたり、素早さを封じたりできる。
前蹴り:片足を上げて抱え込み、体重を乗せて真っ直ぐ蹴りこむ。
・CQCに属する現代の戦闘技術(フェアバーン・システム、無音殺傷、クラヴ・マガetc)を応用する
≪刃物・棒術≫
・武器を振り回すため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする。砂の斜面等は避ける
・ナイフや刀剣で攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。
・自分の獲物のもっともダメージ与えられる間合いを確保する
・多くの数を相手にするために、刃が切れなくなるのを防ぐため斬るより突き刺すのメインにする
・斬撃の種類
唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。
袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。
水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。
刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける
・大型で両刃の剣は振るときに両手で持って自分に刃が当たらないようにする。
・刃の重みを使って叩き切るように使う。
・重さに振り回されて手首や肩の関節を痛めないように振るう範囲をきちんと決めて振るう。
・構えは半身で行い。敵の正面に晒す面積を少なくする。
・上段から振り下ろす時は地面に刃を当てないように注意する。
・棒状の武器は全体重を乗せて突き、払い、スナップを利かせて打つようにする。
≪歩兵など≫
・戦闘時は声を出さないこと(叫んだりしない)。ただし、要救助者への呼びかけや、緊急の事態はこの限りではない。
・隠れつつ展開。敵集団内に木や草原に隠蔽しつつ距離を詰める
・少数であっても、戦闘時には敵より多い数で攻撃できるよう、連携を密にとりゲリラ的に戦闘する。
・側面、後背からの攻撃は奇襲をかける事でより強力になる。そのため、敵に攻撃をかけるまでは物音を立てず静かにしておく。
・相手に防御の隙を与えないように第一撃は速さを重視。
・側面、後背では十分な臨戦態勢をとっていない敵もいるであろうからそこを狙う。
≪乗馬攻撃≫
・騎馬部隊は速度が命。愛馬に全てを託し馬の動作を妨げないようにいたします。
・体の力を抜き手綱を緩く保持。馬の動作の伸縮に合わせて体重移動を行います。
・騎士は周囲に気を配り進行方向を定めます。
・膝の締めで馬を御し方向を安定させます。
・攻撃に移行する場合、十分な速度を乗せ攻撃力の増大と一撃離脱を図ります。
・攻撃直前まで馬の歩幅を長く取り間合いでバネを効かせて突進させます。
・騎士は武器を押し出し肘から先全体で敵の腹部など外しにくい部位を狙います。
・どの武器でも攻撃命中の際は膝を締め打撃がしっかり伝うようにします。
・ランスは合切っ先を少し上げ命中寸前に下から掬う感じで置いていきます。
・剣は基本は肩口まで上げた剣を肘ごと相手に叩きつける感じで振り抜きます。
・攻撃方向に体を傾斜させ深く長く相手を切り撫でます。
・振り下ろし。次に振り上げと進行方向にある敵を刈り取ります。
・防御時は頭を下げ体を馬に預けます。
・盾で防御する際は斜めに傾かせ進行方向と攻撃面を反らせます。
・馬への攻撃は武器を差し伸ばして防ぎます。
**イラスト・SS
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戦場の華、騎乗突撃。
突撃は成功すれば効果的だが、単独での突撃ではリスクが高すぎる。
戦列の乱れに乗じて弱点を急襲、突破。その衝撃力こそが身上なのだ。
また戦況に応じ徒歩になり、近接攻撃の勇として縦横に剣を振るい拠点確保を行う。
しかし愛鳴の騎士は4名のみ。さびしくかつ衝撃力の不足が懸念された。
それでもこのサイズにおける最高スピードを持つユニットとして、その責務を果たさねばならない。
騎士が騎士足るべき時間が来たのだ。
「さぁ、本領発揮ってやつですね。皆さん、がつんといってやりましょう!」
三祭が明るく笑う。
「この数の差じゃ不意打ち卑怯なんて言わないでくださいよ。」
赤星がぼやく。
「数がいても本陣に取りつければこっちのもの。逃がしませんよ!」
戦意は旺盛のようだ。
「行きましょう!行きましょう!帰るために!子供達の元へ!」
SVLが我々の心を代弁する。
そう、我々のすべては子供たちのために。
そのためにも眼前の敵を屠るのだ!
「騎乗突撃!」
愛鳴藩国の騎士4人は、都築藩国、後ほねっこ男爵領の各分隊と分かれ、その騎馬による突撃を始めた。
抜剣しそれを肩口に己の肩口に当てる。
肩部鎧には剣保持用の金具が備えられ、騎乗の振動による自傷はしないようになっていた
乗馬の足の運び、上下動のリズムにあわせ、こちらも息を合わせる。
騎兵は人馬一体出なければ、その能力を充分に発揮できない。
馬の息が断続的に続く。鎧がうるさく音を立てる。
敵に向かってまっすぐ走ったのではいい的だ。
必殺の槍は相手のやわらかいのど笛に突き立てるためのものだ。
4人は大きく回りこむ形で、戦列の弱点を目指す。
見る見る敵の姿が大きくなる。
まだ迎撃の態勢は整っていない
「取った!」
眼下の敵に右手の剣を振り下ろした。
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アラダとの戦闘に明け暮れるわんわん帝國に、軍事的にいてもいなくてもよい国と呼ばれる愛鳴藩国という国があった。
主に攻撃は白兵戦闘しかできなかったため、I=Dに乗る以外には中距離戦も遠距離戦もできない。
仮にI=Dに乗ったとしても、器用なこと苦手の愛鳴藩国民には中距離戦や遠距離戦で特に目立った戦果を上げることができなかった。
唯一の自慢は国民皆がI=Dに対して何らかの貢献ができることと、白兵戦が強いことだけだった。
前述の例からすれば、細かいこと苦手なのでI=Dの搭乗員としてみればいつも予備的扱いで、
白兵戦にしたってそこまで敵に近づけなかった。
そして得意の白兵戦でも、藩国の燃料が足りずにまともに戦えないことも多かった。
ヒーローにあこがれる愛鳴藩国民は、現状から判断すればヒーローでも何もなくただのお荷物だった。
何かすごいアイテムを手に入れれば戦闘でも役に立つかもしれない。
そう思って参加したマジックアイテムを探すイベントでも
ヒーローにはなれなかった。
ヒーローになるはずがトラップによって生死すら不明、
え~藩国とナニワアームズ商藩国による救出隊が編成され、
救出されるという結果であった。
こんな筈ではなかったのに。
何がいけなかったんだろう。
国民の士気は減退し、いつしか誰もが空を見上げることもやめていた。
ちょうどそんな時だった。
ベールの戦いについて犬参謀から通達が有ったのは。
曰く、レムーリアのためI=Dをはじめとする機械が作動しない。
曰く、根源力によって即死の可能性があるので犬士は即死の可能性がある。
イベント90に続いて国民は喜んだ。
こんどこそ役に立てる。
例え、近接最強の暁の円卓藩国ほどでなくても、我々だって戦えるはずだ。
そうだそうだ。
時間もない、部隊を編成して戦闘準備をしよう。と
しかし、小隊を編成し戦闘に必要な食料/燃料を計算すると、戦闘一回で消費しつくしてしまうことがわかった。
国民の士気は地に落ちた。
天をつくように伸び上がったしっぽはへなへなとしおれた。
だが、諦めきれずに犬参謀を訪ね、知恵を借りれないかと願った者がいた。
その結果、ノルマを満たしたことにはならないが、
分隊として参加することができる。ということを教えられた。
それを聞いた藩国は喜んだ。
ノルマがなんだ、友達のために戦えるんだ。ヒーローになれるんだ。と
本来、それらの暴走を制止するはずの首脳部に到っては、
「まあ、友軍が死んでるのを眺めて待つよりはいいわな」
「はい、それにつきますね。友軍が死んでるのを眺めて待つよりはいい」
と、いった会話すらかわした。
そうして、編成は開始された。
時間は無く、燃料も資源も十分ではなかったが、愛鳴に出せる限界まで出せるようにした。
そのため、フレイムリッターよりもさらに高位の騎士である。
スペリオルナイトのみ部隊が編成された。
また、根源力によっての死亡を避けるために35000以下は参加が禁止された。
その上で彼らには告げられた。
根源力10万を殺す能力を持つ敵がいる。
その場合は、何もできずに死ぬかもしれない。と
そして尋ねられた。
それでも行ってくれるか?、と
騎士たちは本望とうなずいた。
俺たちはムダに重い鎧を着てるんじゃない。
俺たちはムダに盾を持ってるんじゃない。
俺たちはムダに盾受けの訓練をしてるんじゃない。
それに。
今度こそヒーローになれそうだ。
作戦決行日、彼らが騎士たる本懐を遂げるときが、やってきた。
敵は単体では最強との噂すらもある緑オーマ、なかなかに強力そうだ。
おそらく、攻撃を何もせず喰らってしまえばひとたまりもないだろう。
だが、俺たちは突っ立っているだけの案山子じゃない。
今日は帝國を、愛鳴の誇りを守る立派な正義の味方だ。
指揮官の命を受けた部隊が突撃を開始する。
愛鳴の精鋭たる誇りを旨に、一筋の迷いすらもなく攻撃を行う。
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(絵:津軽@都築藩国)
「ウォードレスが無いと武器が重いなあ」
レムーリア用に準備された特殊な機構を含まない、ただの金属塊である剣を敵に叩きつけながら、一人が呟く。
もともとはウォードレス兵である彼らにとって、生身での戦闘は珍しいことであった。
「しょうがないですよ。動かないものは動かないんだから」
距離を保ちながら戦うもう一人が、戦闘中にもかかわらず律儀に返答する。その手にはナギナタに似た武器が握られている。
「でもなあ。ウォードレス無しの白兵は一応訓練でやったけれども、なんていうかこう、味気ないというか」
「まあ、僕らはどっちかって言うと銃器の方がメインですしねえ。ついでに装甲もロケットも無い」
喋りながら正面の敵に同時に一撃。新たな一体を行動不能にし、彼らは別の敵へと向き直る。
「動かないからなあ、全部」
「まあ、来た瞬間即死してしまうよりは全然ましですよ」
「それもそうか」
「ええ、そうです」
「…なに暢気なこと喋ってるんですか、二人とも!」
二人を背後から強襲しようとした敵が、その拳を振り下ろす前に地面に倒れ付した。その後ろにもう一人が立っていた。やや大振りのナイフが陽光を反射し、鈍く光っている。
「背後には気をつけてくださいよ! ウォードレスが無いと、ちょっとしたものでも致命傷になりえるんですから」
「じゃ、後ろよろしく」
「よろしくお願いしまーす」
「『よろしく』、じゃなぁぁぁい!!」
「まあまあ、役割分担ってことで。それよりも今は――」
迫りつつある敵の大部隊を見据え、武器を構えながらながら、
「都築藩国のウォードレスダンサーが、ウォードレスが無かろうとも十分に戦えることを――」
「あの敵さんで証明してやるわけですね」
「ああ、そうだ」
「はいはい。それじゃもうちょっと頑張りますか」
彼らは不敵に微笑んだ。
(文:らうーる@都築藩国)
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まるで、愛鳴に所属する全て者の心を表した用にSVLが声を上げる。
「行きましょう!行きましょう!帰るために!子供達の元へ!」
そして、その声に反応するように愛馬マッシヴがさらに加速を始める。
SVLの言葉を受けて、赤星 緑が続ける。
「無駄な殺生はしたくない!雑魚は道を開けろ!!」
立派に訓練された軍馬と標準を遙かに上回る技術を持つ騎士によって
繰り出される馬上槍の一撃はI=Dですら貫く威力を持つのである。
まさしく一撃必殺。
その力を軽く見たか、立ちはだかる緑オーマに対して九頭竜川が叫ぶ
「我が一撃は必倒の一撃! すべてを打ち倒し我が前に道を作る! ぬん!!」
その緑オーマが吹き飛ぶ姿を、横目に見ながら、三祭 ノアがシニカルな笑みを浮かべると
宣言するように言い放った。
「皆さんノリノリじゃないですか。私も一枚、かませてもらいますよ!」
そして、その言葉を証明するかのように苛烈な戦闘に身を投じる。
そこにはヒーローに憧れるだけのただの人の姿はなかった
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-ACEイラスト
亜細亜
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吹雪先生
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&ref(http://www.trpg.net/user/D16_Web/Graphic/Unnamed/AceHubuki2.jpg)
**応援RP
tdkm/都築つらね :「剣を持て。なければ石でも枝でも構わん。 我らの意思こそが、剣。」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「ええ、行きますか。私にはこれしかありませんからね。」(剣を掲げ)
九頭竜川@愛鳴 :「我が手に掴みし剣は不断の願いを示すもの。されオーマよ!」
tdkm/都築つらね:「敵は武に強いと聞きますが・・・何、何時もどおりやれば宜しい。それでするりと片付く。」
九頭竜川@愛鳴:「互いが孤立しないように相互に連携! 孤立したら押しつぶされるぞ!」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「私にできることをやるだけです。行きます!」
tdkm/都築つらね :「ポールを持つものは前面に出ろ。即席でもファランクスを形成しろ。徒手空拳は脇を守れ。私も行く。」
赤星 緑@愛鳴藩国:「愛馬を駆って先行いたします。我らの道を開けてご覧に入れましょう!」
深夜@後ほねっこ男爵領 :「ご武運を!」
九頭竜川@愛鳴:「騎士は壁となり損害担当を引き受けろ。他のものは壁を利用して多対一での戦闘を心がけよ」
tdkm/都築つらね :「(名乗れないのが悔やまれるところだがね。念のため白い布で顔を覆いつつ)・・・さあさあさあ!行くぞ!!」
赤星 緑@愛鳴藩国:「ここが出番ですからね。愛馬よ!前進!!人馬一体の技を皆さんに見せよう!」
九頭竜川@愛鳴 :「とはいいつつ、戦争なんぞあんまり楽しいものではないよね~ 仕事とは言いつつも、どーにかならんものか」
赤星 緑@愛鳴藩国:「九摂政・・。それは仰らないお約束。喜んで戦う者などおりません。子供たちの明日の為・・。頑張りましょう!」
tdkm/都築つらね :「楽しくなければ、早く終わらせれば良いんですよどうせ避けては通れないならば。」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「殺生を楽しむなんて人・・。いて良い訳がありませんよ。我らが戦う喜びは明日の子供たちの笑顔を思うがゆえ。」
九頭竜川@愛鳴:「明日の蜜の前に今日の良薬かな。ぜひもなし、推して参る!」
tdkm/都築つらね:「我の法は山よりも堅く、海よりも深く。その誓いを、今ここに。天秤は傾いた、今こそ剣を振りかざすときよ!」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「この剣も鎧も。習い覚えた技。身体を鍛え続けたのも・・。全て子供たちの明日を願うゆえ!」
九頭竜川@愛鳴:「敵戦列に乱れが生じたら、騎士による騎乗突撃を決行。破綻部を拡大させ分断を図るぞ」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「敵陣に楔をブチ込んでやりますか!」
深夜@後ほねっこ男爵領 :「魔法使いだからって、白兵戦が出来ない訳じゃないんです!」
九頭竜川@愛鳴 :「もーちょっと騎士が多かったら、ブリッツクリークができるんだけどw」
赤星 緑@愛鳴藩国 :「法の下で剣を振るう・・。聖騎士に似つかしいでしょうが。今日この戦は我々が共に!」
tdkm/都築つらね:「イエスイエァス。後ろには亜細亜ちゃんもいることだ、格好良い大人とやらをやってみることにしようじゃないですかね。」
赤星 緑@愛鳴藩国:「”かっこいい”はお任せいたします。私は・・・不器用なんで・・。切って突いて殺す技しか知りませんし。」
tdkm/都築つらね :「それで充分、十二分。義を貫くために、命を張って、血反吐吐きながら戦うのが、良い大人ってもんです。」
深夜@後ほねっこ男爵領 :「寄るな寄るなー! クォータースタッフだって当たれば痛いんですからね!」
九頭竜川@愛鳴 :「(黙々と剣を振るい、盾を操る)」
赤星 緑@愛鳴藩国:「は・・はい!ならば!突撃いたします!!」