安価『水泳』

水泳の授業は一番楽しみだ。
何故かって?やっぱり男女一緒でプールに入るということ。
女子側からしてみたら、男子と一緒に入るなんて気持悪いとしか思ってないはず。
小学生くらいの頃だったら、別に男子女子意識せずに入っていただろうが、今はもう高校生だ。
「今日は女の子の日なんでプール入りませーん」って言う女子が多々いる。
実際はそんな日ではないのだろうが、自分の水着姿を見られたくないという思いがあるのだろう。
クラスの半分以上の女子は、体育館でバスケやらバレーやらに興じている。プールに入っている女子は、両手で足りるほど。
男子からしてみたら少しため息をついてしまう人数だ。
25Mプールを男女半々で使う。
男子は水球に興じ、女子はただはしゃいでるだけ。

「よしヒデ、パス!」
俺のほうにパスが来る。だがボールを放った相手は野球部の強肩のヤツ。
あまり運動が得意でない俺にとって、そんな速い球を捕るのは至難の技だった。
もちろん、そのボールを捕れるはずもなく、転々と女子のいるほうに転がっていった。
皆、俺が捕ってこいと大合唱。仕方なく泳いで向こう側まで行く。

「ったく、ヒデは本当に下手糞なんだな。」
「うるせぃ。」
ボールを拾ってくれた女性が一言、俺にお節介な言葉を残してくれた。
妙にぴっちりとしたスクール水着が、俺の股間を熱くさせる。
でもそんな彼女も、元は男だ。変な想像をしていた俺は、思いっきり自分の顔に水をかける。

「お、勃起でもしたのか?」
「お、お、やめろっ・・・!!」
足で俺の股間を弄る。彼女からしてみたら、友人同士でじゃれ合ってるとしか考えていないのだろうが、傍目から見るとそうは思えない。
次第に俺の理性は失われていき、愚息も爆発寸前。学校のプールで、しかも元男のヤツに足コキで逝かされるなんて、一生の笑われ者だ。
しかし快感という三大性欲に勝るものなし。

その後、プールに白い液体が浮いていたということは言うまでもない・・・。


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最終更新:2008年08月02日 15:36
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