安価『ミルクコーヒー』

「友、朝だぞ起きろー」
「んっ・・・んぅ~」
あれ、何で孝志が・・・ああそうか、昨日は泊まりに来たんだった。まだ重い体を起こす
「よし、起きたな。朝飯作ってやったから早く来いよ」
「ん」
あ゛ー、股が痛い。昨日はどうしたんだっけ。孝志がやってたエロゲがHシーンに突入して・・・声優が下手で詰まらなくて・・・で二人でベッドに行ったんだ。
俺だってエロゲに興味を無くしたわけではない。まだまだ現役だ。
半覚醒状態のままテーブルにつき、湯気の立ってるマグカップを傾k
「に゛ゅ!?」
「どうした、可愛い声出して」
「このコーヒー苦すぎ!こんなの飲めないって!」
「こないだは薄いって文句言ったじゃねーか。だから濃く煎れたのに。それに目は覚めたろ?」
確かに薄いのは泥水みたいでまずいのだが、濃すぎても困る。
「女の子はこんな苦いのは飲めないんだよ!ああもう、ミルク入れてくる!」
「なら俺のミルk」
「うっさい!」
牛乳と、多めに砂糖を入れる。たんぱく質は熱で固まるので問題外だ。
飲めるようになったコーヒーと一緒に、孝志の作ったフレンチトーストと目玉焼きを食べる。
さすが一人暮らし、慣れてるなぁ


そして家を出るとき、隣の奥さんに
「きのうはおたのしみでしたね」
って言われたときは相当気まずかった。勇者の気持ちもよくわかるってもんだ・・・





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最終更新:2008年09月06日 22:01
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