初代スレ53

  • 作者 初代スレ53

しかし現実とは悲しいものだなあと思う。

華麗かつ性格の悪いあのツンデレは、学校ではただのいじめられっ娘だった。
今日たまたま西棟のトイレに入ったのだが、現代的な歪みに満ちた男子生徒たち7人が
ツンデレを囲って回しているのだった。

そこにはエロマンガ的な快楽など無く、ツンデレはマジ泣きだった。
そこにはエロマンガ的な覗見的快楽など無く、俺は完全にひいていた。
そして、現実って怖いな、夢も希望もないな、とつぶやきながら
歴史資料室から日本刀を取ってきてトイレの男子達を狩って切り刻んでトイレに流した。

「ばか……。ケガでもしたらどうすんのよ……」
おや?
いきなりデレなのか、
と思った瞬間に強烈な脚払いを食らってトイレの床に寝転ばされた。
そして俺の股を開いて脚を差し込むツンデレ。
中途半端に脱がされた制服を直しもせず、電気あんまを開始。

「ケガしたらどうすんのよ、私が!!!」

ベタな展開に俺は泣いた。
明日の朝刊を想像して泣いた。
しかし、ツンデレの電気あんまはなんとも腰が入っておらず、
なんだか性器を擦られているような気分になって、
さっきのツンデレの艶めかしい白い下腹部を思い出して、
どうにもこうにも勃起してしまうのだった。
あっ、あ、あ、と声を出してしまう。ついでに言ってしまう。

「これって、脚コキだよな」
「…ち、ちが」

違う、と最後まで言えずにうなだれるツンデレ。
そのまま脱力して俺の腰の上にへたり込む。
なんとなく、騎乗位な位置。
なので腰を軽く上下に揺すってやると、やめろ、と言わんばかりに
ぐいぐいと股間を押しつけて抵抗するツンデレ。
ちょうど勃起とツンデレのパンチラ部分が接触しており摩擦しており、

「これって素股だよな」

と俺に言わせてしまうのだった。
ツンデレは半泣きでぶんぶんと顔を横に振った。
そしてなおさら俺の股間を股間で押さえ続けた。
「いや、否定してもそうだって! これ素股だって!!」
「ち、ちが…。私はあんたを押さえてるだけで」

俺はツンデレを突き上げるように腰を律動させる。
ツンデレはスカートを押さえながら腰で抵抗する。

「素股だよ! 騎乗位素股だよ!!」
「う、うるさ…。死ねばいいのに……」

──そして俺は一段と激しく突き上げ、ツンデレの胸を鷲掴みしながら射精した。
殴られた。

厨房の夏、だった。

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最終更新:2007年08月03日 16:13