1スレ16

  • 作者 1スレ16

帰りのHRも終わり部活に行こうとすると、いきなり袖を引っ張られた。
「ん?なんだよ?」
振り返ってみるが誰もいない。視線を下に下げてみると同じクラスの水丘詩穂が
いた。
なぜ俺がこいつに止められないといけないんだ?
「おぃ。水丘。なんだよ。」
「………」
「部活行きたいんだが、離してくれないか?」
ふるふる。
首だけ動かしやがって。口動かせ、こんにゃろう。
「なんか用事あるのか?」
こくこく
「じゃあそれ話せよ」
「………」
ちっ。
「おっ、伊池羽(いちわ)おまえ水丘と和室の片付けやるんだって。頑張れよ」
とクラスメイトの江口が言い去っていく。
あぁ、なるほど和室の片付けか。
「おぃ、水丘。もしかして俺を引き止めるのは和室の片付けか?」
こくこく
「ちっ、めんどくせー。部活行っていいか?」
ふるふる
「わかったよ。じゃあいくぞ」
こくこく
「おぃ、袖を掴むな。歩きにくいし人に見られたら恥ずかしいだろ。離せよ」
ふるふる
「なんでいやなんだよ。俺が逃げるとでも思ってるのか?」
こくこく
「頷くなよ。てかなんで俺が和室の掃除するんだ?」
「…………」
「ちっ、また黙りかよ」
茶道部が昔数分後、俺たちは和室に辿り着いた。
最近では茶道部は無くなったため埃っぽい。
適当にやってさっさと部活いくか。
「ちゃっちゃっとやるぞ」
こくこく
三十分後
「けっこー綺麗になってきたんじゃないか?」
こくこく
「嬉しそうに頷きやがって」
そういって頭をぽんぽんと軽く叩く。水丘は恥ずかしそうに俯いた。

「後は水拭きして終わりだろ。じゃあバケツに水入れてくるからおまえは休んで
ろ」
こくこく
水丘は頷きながら畳に正座した。

「あいつ、何も言わないから気味悪かったけど、意外と可愛いじゃねーか。
けど、声出せないのか?ちょっとは聞いてみたいもんだな。んー。そうだ!
良い方法があるじゃないか。ひどいけど、まぁなんとかなるだろ」

「帰ってきたぞ。ちゃんと休んだか?」
こくこく
水丘は和室の真ん中で正座していた。
「バケツを真ん中近くに置くからな。あっ、そこの雑巾とってくれ」
こくこく
よし後ろをむいた、今だ。
「あっ、足と手が滑ったー」
我ながらわざとくさいがそれは無視だ
ザッパーン
「!!!!!!」
何!?声がでないのか?くそ、ここまでしたのに。いやまだだ。まだ終わらんよ
「ホントすまない
びしょぬれじゃないか。それだと風邪引くぞ。ほらっ早く脱がないと。俺も手伝ってやる
から。」
ふるふるふるふる
水丘は首を振った。
「遠慮するなって。ほらボタンとってっと」
手を水丘の濡れた制服にのばしボタンをとってゆく。
水丘は俺の手を止めようとするが努力空しく最後のボタンも外され制服がはだける。
ふるふるふるふるふるふるふるふるふるふるふるふる
水丘は顔を真っ赤にして首を振っている。
声はでていない。
ちっ、しぶとい。ここまでやってるのにまだ声出さないのか。
つかこいつ胸小さ。背といい中学生体型かよ。
んなことより最後の手段だ。やるしかない。
ふるふるふるふる?
手をブラジャーに伸ばし、一気にずりあげる。
「!?」
水丘が立ち上がろうとするがそこを逆に押し倒す。
馬乗りになったまま水丘のネクタイを解き、両手をそれで締める。
水丘の目は怯えきり小動物のように震えていた。
「水丘、声を出せ。でないと最後までしてしまうぞ」
ふるふるふるふるふるふる
「ちっ。」
左手で水丘の両手を押さえながら、右手で胸を円を描くように擦っていく。
乳首がだんだんと固くなる。
顔を胸の前に持っていき、勃っている乳首を舌で転がす。
乳首を転がす度に水丘は体を悩ましげに動かす。
片方の胸は指の腹でじっくりと責め、もう片方の胸は舌で執拗に責める。
「…ん………ぁ…」
ん…少し聞こえた気が。よし後少しだ
ラストスパートをかけ、指も舌も限界まで早く動かす。
「…ふぁ、あっ…あっ…あっあーーー」
やった。ついに聞いたぜ。
って水丘気絶してしまったのか…
て…俺はなんて事を。このままだと本当に風邪を引かせてしまうし。
何かないか、そうだ。俺のジャージを着せるか。

「おい、水丘起きろ、おい」
ぱちっ。
「あっ、起きたか。
水丘ホントすまなかった。退学でも何でもする。本当にすまなかった」
俺は土下座をしながら謝った。
これで許してもらおうなんて勿論思っていない。
水丘は少し考えてから立ち上がり、バッグのなかからノートとペンをだして、こう書
いた。
『みっつお願い叶えてくれませんか?』
「願い?」
『はい。まず一つ目です』
「わかった。なんでも来やがれ」
『私と付き合ってください。』
「はぁっ!?それが一つ目?」
こくこく
照れながら頷く。
「別に良いけど俺でいいのか?」
こくこく
「後二つは?」
『まだ考え中です』
こうして水丘詩穂と伊池羽狩(いちわかぎり)の付き合いは始まった。

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最終更新:2007年08月03日 20:35