まともな日常

  • 作者 1スレ592氏

学校の昼休み。
私はアキ達と昼食を食べていた。
ナツ「ねぇ、キミっていっつもヘッドフォンしてるね」
アキ「ん?そりゃー俺の必須アイテムの1つだからな」
ソウ「こいつヘッドフォンには拘るんだよな」
アキ「ああ、ネックバンド式じゃないと嫌なんだ」
ナツ「どんな音楽聴いてるの?」
アキ「聞いてみれば判るよ、ほれ」
アキは私にヘッドフォンを渡す。
私はヘッドフォンをかけてみる。
【ミコミコナース!ミコミコナース!ミコミコナース!ミコm】
バッ
急いで外す。
でないと洗脳されそうだった。
ナツ「こ、こんな歌聴いてるの!?」
アキ「嘘だよwwwwそんな電波ソング聴くかよwwww」
ソウ「何故それをipodに入れてる・・・」
ナツ「もぅ!馬鹿にして!」
アキ「ほんとはこっち」
ナツ「今度は変なのかけないでよ?」
アキ「平気だって。聴いてみ」
再びヘッドフォンをつける。
【嘘をつく貴様らの舌なんてチョン切って捨ててやる!】
速すぎて何言ってるか判らないけど、なんとなく気持ち悪い。
ナツ「何これ・・?何か怖い感じがするけど・・・」
ソウ「ちょ、赤い鈴かよ」
アキ「名曲だ。まぁ素人にはお勧め出来ないな」
ソウ「3連オルタ多いしな。ってか素人にお勧め出来るの聞かせてやれよ」
ナツ「ふーん・・・良くわかんないの聴いてるね」
そういって、ヘッドフォンを返す。
アキ「ま、音楽は俺にとって、水より大切だからな」
ソウ「一部のアーティストだけだがな」
キーンコーンカーンコーン
あ、昼休み終わっちゃった。

さて、放課後だな。
俺は今日、朝からずっと考えてたことを言うつもりだ。
空中庭園に行って、ある人物を探す。
あ、居た。
アキ「長岡ー」
チト「ん?諏訪か。どうs」
蕪「智途さまぁぁああああ!」
チトの後方から奴が通常の三倍で近づいてくる。
ヒュ、バキャ
チトは振り向かずに鞄を投げて、蕪雲に当てた。
蕪「見事なコントロールだお・・・」
崩れゆく蕪雲、いとあはれなり。
アキ「手馴れたもんだ」
チト「鞄が汚れるだけだ。で、何か用か?」
拾った鞄をパンパンと叩きながら言うチト。
アキ「あぁ、だがあんま人に聞かれたくない話しでな。ちょっと場所移動しないか?」
チト「・・・そうか、判った」
こんだけ素直ってことは、心当たりがあるんだな。
夕暮れの教室、うーん・・・写真になりそうだ。
流石に俺達以外誰も居ない。
アキ「さて、単刀直入に言うが」
チト「ああ、何だ?」
アキ「お前、俺とナツがヤってた所、見ただろ?」
チト「・・・・・・・」
言ったとたんに、無言。
…………あ、あれ?誤爆?
だが俺は、じーっと長岡を睨む。
チト「ご、ごめん。あれは・・・その音楽室に・・・忘れ物を取りに行ったら・・・声がして・・・」
やっぱり、俺の推理もバカに出来ないな。
そのまま黙って睨み続ける。
チト「そ、そしたら・・・その、お前と秋奈が・・・」
ごにょごにょと口ごもるチト。
か、可愛い・・・。
しまった、普段見れないこいつの姿を見て不覚にも萌えた。
俺はチトに近づいく。
チト「な、なんだ・・・?」
俺が近づくにつれて、後ろに下がるチト。
だが無限には下がれないぞ。
チト「あ・・・」
壁に当たる、俺はそのまま距離を詰める。
チト「お、おい!だから何だと聞いてるんだ!」
カモン!select!
 やっちゃう
[ア止めとこう
 やっちゃう
何故同じのが二つあるwww
ってか、落ち着け俺!
ここでやると全国100万人の蕪雲に殺される!
俺はチトから数歩離れて、後ろを向く。
はい、深呼吸。
吸ってー吐いてー。
チト「・・・何をやってるんだ?」
アキ「見てわかんないのか?深呼吸だ」
チト「何なんだ?一体」
アキ「いや、ちょtt・・・ん?」
奇妙な視線を感じる。
何だろう・・・そう、ちょうどベランダの方から。
ガラッ
窓を開けてみた。
雪「あ、バレちゃった?」
えぇー!ナズェミテルンディス!
ってか早まんなくって良かった・・・マジで。
チト「姉さん・・・どうしてこんな所に」
雪「ちょっと近くを通ったから、チトと一緒に帰ろうかなーって」
アキ「どうやって侵入したんっすか?」
この学校、セキュリティやらなんやらで不法侵入は無理なはずなんだけど。
チト「そんなこと気にしてたらこれから先やってげないぞ」
雪「そういう事、それよりさっきは何を話してたのかな?」
にやにやしてる雪花さん。
ぜってー聞こえてたろ。
アキ「あーあれはですね、こいつにハロの好きな食い物を教えてたんですよ」
チト「諏訪?一体何を・・・ムグッ!」
ええーい、黙っとけ。
俺はチトの口に手を当てて、言葉を遮る。
雪「ふーん、そうなんだ。てっきりチトを襲う気なのかなって思っちゃった」
うはwwwwwあっぶねぇwwwwwww
アキ「やだなぁ、そんな事する訳無いじゃないですか」
チト「ぷはっ・・・いい加減に離せ!」
ガッ
アキ「ぬるぽ!?」
ぬるぽの前にガッされるとは。
チト「大体誰がハロの好きな食べ物何かを・・・」
オモイドーリニハーイカナイーサー
チト「ハロからだ」
何だ今の着うた。
ピッ
ハロ『おーい、チト。印刷するプリントどれだー?』
チト「あ、すまない。今渡しに行く」
ハロ「解った、うちのクラスで待ってるわ」
チト「あぁ、すぐ行く」
ピッ
チト「私はもう行くぞ。それじゃあな、諏訪」
アキ「ああ、じゃあな」
雪「あーん、チト待ってよー」
教室から出て行くチトと雪花さん。
何だか知らんが助かったぜ・・・。
っつっても雪花さんを誤魔化せたとも思えないし、あんま助かってないかも。

私は体育祭の企画書を仕上げる為、生徒会室に向かった。
チト「あ、夏輝」
雪「やっほー、なっちゃん」
なっちゃん・・・?
ナツ「あ、智途と雪花さん。どうしたの?」
チト「あ、いや、その・・・ご、ごめん」
ナツ「え??」
ごめんって・・・なんかされたっけ私?
チト「そ、それじゃあな!」
雪「またねー、なっちゃん」
ナツ「あ、ちょ・・・」
呼び止める間も無く、チトは走って行っちゃった。
一体なんだったんだろう。

あれ、生徒会室の前に珍しい人物が居る。
ナツ「ハロ君じゃん。どうしたの?こんなとこで」
ハロ「お、ナツ。どうしたんだ?こんなとこで」
ナツ「質問を質問で返さないでよ、私は体育祭の企画書。ハロ君は?」
ハロ「複写機を借りたくてな。職員室には行き辛いし」
ナツ「なんか納得いくね、それ」
ハロ「うはwwww」」
私は生徒会室の鍵を開ける。
ハロ「thk!これでプリント出来る」
ナツ「うん、勝手に使っていいから」
鞄から企画書とメガネを出して、仕上げに取り掛かる。
ハロ「あ」
ナツ「え?どうかした?」
ハロ「いや、ナツのメガネ姿って久々に見たような・・・」
ナツ「そ、そうかな?」
ハロ「ああ、やっぱしのたとは一味違うな」
ナツ「メガネ姿に違いなんてあるの?」
ハロ「俺に聞くな」
ナツ「自分で言っといて、何それ」
ハロ「まぁいいじゃまいか」
うん、実際どうでもいいんだけどね・・・なんか流されてない?
あ、そうだ。
ナツ「ね、秋奈と付き合ってるの?」
ハロ「ぶふっ!?」
…ぶふっ?
ハロ「何をいきなり言い出す!思わず自分の手をスキャナしちまったじゃないか!」
ナツ「それ、やろうと思わないと出来ない事だと思うんだけど・・・」
ハロ「普通じゃ出来ないことをやってのけるのが俺クオリティ」
ナツ「それよりどうなの?」
ハロ「あーうん・・・まぁ・・・・」
いまいちハッキリしないなぁ。
ナツ「あーもぅ!どっちなのよ!」
ハロ「うんーまぁ、付き合ってるかな?」
ナツ「へー、やっぱそうだったんだ」
ハロ「って、そんなの誰から聞いた?」
ナツ「お祭の時。秋奈が随分心配してたよ?」
ハロ「祭りの時・・・?あー、あれか。俺がツン達と逸れた時だな」
ナツ「そう、後の二人が変な事言ってたけど」
ハロ「変な事?どんな?」
ナツ「足コキだっけ?なんかそんなような事を・・・」
ハロ「蕪雲だな。余計な事言いやがって・・・」
ナツ「ね、足コキって何?」
ハロ「世の中には、知って良い事と悪い事がある」
む、誤魔化してるな。
ナツ「へー、じゃあいいや。ハロ君が秋斗に聞けって言ったって言うから」
ハロ「ちょwwwwwおまwwwww」
ナツ「じゃあ教えてくれる?」
ハロ「・・・・判ったよ」
はぁ、と溜め息混じりに答える。

ナツ「そ、そんなことだったの・・・///」
ハロ「あーほら、だから言うの嫌だったんだよ」
ナツ「うん・・・」
ってか、そんな事普通人前で言うかな。
ナツ「そ、それって気持ちいいの?」
ハロ「え、あ、あぁ。足フェチには堪らん」
……秋斗喜ぶかな?
って、私何考えてるんだろ。
ナツ「ち、ちょっとそれ試してみていい?///」
ハロ「え゛!?」
ちょっと、何言ってるの私!?
ナツ「ね、いいじゃない。減るもんじゃないんだし」
私はハロ君に近づく。
ハロ「へ、減るって!俺の子供の元g・・・」
ぐいっと押し倒してみる。
ドサッ
あ、簡単に倒れちゃった。
ハロ「あててて・・・って!ナツ!?」
ズボンのチャックに手をかけて、一気に下げる。
ナツ「あ・・・///」
うわぁ、こんなんになってたんだ・・・。
ハロ「ま、マジでやばいって・・・」
ナツ「こ、これは練習してるだけよ!?いい、勘違いしないでね?///」
ハロ「練習って・・・うっ!?」
上履きを脱いで、ニーソックスのつま先で触れてみる。
ナツ「す、すっごく硬くなってる・・・」
ちょんちょん、って触れるたびにハロ君がビクビクって動く。
ハロ「う・・・っく・・・あっ・・・」
今度は扱いてみる。
ハロ「うぅ!?・・・っくあ・・・///」
凄い反応・・・。
ナツ「こ、こんなのが気持ち良いの・・・?変態じゃない?」
ハロ「な・・・っ・・・・ちっが・・・・」
何となく判ってきたかも。
ナツ「こんなんだもん。秋奈が飽きれちゃうよね」
あ、なんかさきっちょから出てきてる。
ナツ「何か出てきたよ?ねぇ、もう出ちゃいそう?」
ハロ「くぁ!うあ・・・んう!」
もっと早く扱いてみる。
さきっぽから出た液で、扱きやすくなってる。
ナツ「あはは!だらしない声!そんなのじゃ秋奈に嫌われちゃうよ?」
ゴシゴシ
ハロ「うぁ!もう出・・・!」
ナツ「え?もう出ちゃうの?ねぇ?あっ・・・///」
ビクビクって、脈を打ちながら白い液が出てきた。
あ・・・ニーソックスにかかっちゃってる。

私はニーソックスを脱いで水で洗ってきた。
ナツ「ご、ごめん!私調子に乗りすぎちゃった・・・///」
ハロ「いや・・・大丈夫、慣れてるから」
慣れてるんだ・・・。
ハロ「あー、俺部室戻らんと」
ナツ「あ、私も企画書やらないと・・・」
すっかり忘れちゃってた、また企画書が遅れちゃう。
ナツ「この事は・・・内緒にしててね」
ハロ「他言したら俺が殺される」
ナツ「そ、そうなんだ。それじゃ部活頑張ってね」
ハロ「おう。あ、くれぐれも秋斗にはやらない方がいいぞ」
ナツ「やる訳無いでしょ」
ハロ「そうか?ならいいんだけど。じゃあまたな」
ナツ「うん、じゃあね」

アキ・ナツ『あ』
また妙なところで出会うもんだ。
ナツ「今帰り?遅いね」
アキ「オマエモナー。野暮用があったんだよ」
ナツ「そっか。じゃあ一緒に帰る?」
アキ「そうだな。帰ろう」
ナツ「うん」

真っ赤な夕日の中、ナツと肩を並べる。
空が茜色に燃えている。
もうすぐ夜が来る。



CM

アキ「ん・・・?置・・・酢昆布か?これ」
つ{}なっちゃんをください。
アキ「現代社会でストレスと闘っている、そんな貴方にお勧めの飲料水!」
ソウ「SUNT○RYから発売の、なっちゃんトロピーカルレインボー!」
アキ「これ一本で七つのなっちゃんが楽しめます!」
ソウ「なっちゃんだけに、七種類ですか」
アキ「誰が上手い事言え(ry」
ソウ「それでは七種類のなっちゃんを紹介しましょう!」
アキ「まずは、巫女なっちゃん」
ソウ「このスレでも定番ですな」
アキ「そして、メイドなっちゃん」
ソウ「これも萌えの大切な要素です」
アキ「次に、猫耳なっちゃん」
ソウ「語尾が~にゃんだとなお良し!」
アキ「更に、看護婦なっちゃん」
ソウ「メガネと合わせ技で一本!」
アキ「次は、体操服なっちゃん」
ソウ「ブルマがいい味出してます」
アキ「そんで、スク水なっちゃん」
ソウ「この学校、プールあったっけ?」
アキ「ラストは、お馴染み制服なっちゃん」
ソウ「なんだかんだでこれが一番似合う!」
アキ「この七種類のなっちゃんが入って、お値段なんと120円!」
ソウ「こいつぁーお買い得だぜ!」
アキ「今ならなんと、等身大なっちゃんもお付けして、お値段据え置きの・・・」
ナツ「付く訳ないでしょ」
バキョ

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最終更新:2007年08月04日 08:29