曲紹介
- 投稿者コメントにあるように、歌詞の中の『幸福な誤解を開く傷口のガアゼをはがすみたいにそっと』は、東直子氏の『春原さんのリコーダー』より引用した短歌。
- 短調にしようと思いながら歌い出しから書いていったところ、この短歌につながったので借用したとのこと。
- この曲がhayashi氏の50曲目となる。
- 弦とピアノの響きが優しい、初夏の空気に潜む切なさをにじませたような曲。
歌詞
忘れるよ 忘れるよ
わすれたでしょう
眠る指から落ちて滲んだ
夏ならそこに 木陰 面影
風のよどみにまどろんで
届いたような気がしてた
ふたり という錯覚(ゆめ)
信じたくて信じた嘘
幸福な誤解を開く
傷口のガーゼ剥がすみたいにそっと
いつかぶつけた我儘の残響
思いがけずやわらかな色で
逃げ水の向こう側
蜥蜴に似た夢の尾
掴みそこねた右手
(灰色部分が東直子氏の『春原さんのリコーダー』より引用部分)
コメント
- 最初から好き、 -- 良太 (2016-10-03 16:47:52)
- 胸が締め付けられる -- 名無しさん (2021-02-16 18:03:59)
最終更新:2021年02月16日 18:03