現見

うつしみ【登録タグ: デフォ子 不定積分
作詞:不定積分
作曲:不定積分
唄:デフォ子

曲紹介


歌詞


トドメを刺す不可思議な付加体の安堵、
素粒子を鑑みた夕べの細胞は誰?
煙る顛末を見た小夜は彼方。
収束の約束手形、
あなたの言の葉ふわりと突き刺した。
心ノ臓の其の最期。
明けない夜はとても大きくて、
押し潰されて涙は黒へと流れ出た、融けてく。

ズキズキして痛む、チカチカ眩む。
ズタズタにされた此の恋心。
赦さない。ねぇ!赦さない…
屹度五回目の殺害予告。

消えたキミの代わりを捜していた。
どの偶像も吐き出しては棄てた。
声を出せば私の首を絞めるだけ。
不確定性の鴉を嗜む、二鼠藤を噛む。

世紀末は此の身に斉しく降り積もる。
幾星霜の夢を追い続けた。
邯鄲の歩みで縛り付けたその藁人形で。
誰を呪う、明日を呪う、キミを呪う。
硝子張り、蜷局を巻けば。
毒々しい火花は咲き誇る。
躁鬱に塗れた怠惰を、
誰か救ってはくれませんか?

麗しい待雪草の希死念慮の向こう側、
気色の悪い讒言にメモリを盗られた
黒色矮星、現を抜かせよ何時迄も。
夢を見よ、愚者共よ。

未練がましくシオンを咲かせれば、
路傍の一人なぞ
振り向かせることくらい出来ましょうぞ。
枯れた水平思考。

展開する妄言、侃々諤々メタモルフォーゼ
幾何学の哀惜、久しく見ない彼の展望は。
金星の灼け付く天の中揺蕩う尾根の下。
月の心臓、息の根を止めた摩天楼。
最上階で見下ろした下界は総て海の中で。
息をするだけで罪の最終心理の黙示録を。

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最終更新:2023年10月18日 19:13
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