降りてきて


曲紹介


歌詞

(動画より書き起こし)

「そんなに怖がらないで」、
貴方が笑う度、
私の胸を締めて気づいた、
雨が上がる。
返した牙骨無さとは、
裏腹 照らされる背中が、
暖かくて良かった。

土を踏んで、
付かぬ筈の足跡が上を、
書いていた。
寂しくなっても、
何時か迷わぬように、
引き返しここに戻れるように!

あの景は遠く濃く、
どこまでも長く見えていた、
追いかけても追いかけても、
逃げていく。
幻でさえ掴めた筈…

あの景は遠く濃く、
何時の間に私の後ろへ、
振り返れど振り返れど、
隠れる。
希う程見えなくなった。



「悲しい顔をしないで」、
あなたはそう言うけれど、
わたしの目は捉えてしまった、
傷の全て。
時間が無いと悟って、
駆け寄る。
取られた手、
映った赤い水に、
染まって。

幾度目かの桜が散りゆく様を、
見届け思い出す、
あなたが好んだのもここだと。
「降りてきてよ」、
無邪気に木に登って、
歌ってくれた、
懐かしい響きをまた聞かせてよ。
錆びた躰を削いで。


明日付けた筈の足跡が消えて、
来た道 分からなくても、
代わり 遺した声で、
少しずつ導いてあげるから!

あの景は遠く濃く、
どこまでも長く見えていた、
追いかけても追いかけても、
逃げていく。
幻でさえ掴めた筈…

あの景は遠く濃く、
何時の間に私の後ろへ、
振り返れど振り返れど、
隠れる。
希う程見えなくなって、
忘れる程強く焼きついた。

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最終更新:2024年01月05日 23:28
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