継続検査についてです。
継続検査とは 自動車検査証の有効期間満了後も引き続き自動車を使用するときに受ける検査 です。
つまり、ナンバーがついている状態の車を車検に通すことです。
車検が切れていようが、残っていようが、ナンバーがついていれば継続検査です。
ナンバーがついていない車両は新規検査になります。
継続検査は全国のどこの検査場でも受けることができます。(新規検査と構造等変更検査は、使用の本拠の位置を管轄する検査場でなければ受けることができません)
継続検査の流れは、国交省のHPを参考にして下さい。
要点を抜粋します。
点検は、検査後でもOK。なので、点検整備記録簿の提出は特に要りません。
※安全のために必ず点検はして下さい。
インターネットで予約ができます。
最寄の陸運局、陸運支局を選択し、空いている時間を予約しましょう。
その際
車体番号の下4桁、メールアドレス、好きな暗証番号が必要です。
予約番号が発行されたらメモしておきましょう。
当日受付で必要になります。
付箋などに記入し、書類にはりつけて置けば、受付の人が見てくれます。
窓口で買って、適当に書いてください。
車検場近くにあるテスター屋さんで、ヘッドライト光軸、サイドスリップなどを見てもらいましょう。
怖い兄ちゃんが多いです。ビビリながら受けてください。1500円くらい
車検場についたらまず、検査手数料、次の車検期間中に有効な自賠責、重量税を納めます。
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ユーザー車検受付窓口で受付します。
特に本人確認などはございません。
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ラインに並びます。
土浦の場合、4WDは4~6番レーン。エアロ車は5番レーンです。
4~6番はきれいで、掲示板などがあるためわかりやすいです。初心者向け。
2~3番は古いレーン。トラックなどの大型車はこちら。玄人向け。
1番は構造等変更検査がある場合です。
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検査官に灯火類をチェックしてもらいます。
スモール
ロービーム
ハイビーム
ウィンカー
ワイパー
ウォッシャー
ホーン
ハザード
バックランプ
ナンバー灯
ホイールのナットの緩みなどをカンカンしながら回ります。
一通り見たらエンジンを停止し、自分でボンネットをあけ、車体ナンバーと原動機の確認があります。
室内のメーターランプなども見られます。
シートベルトランプも点かないとアウト(初度登録H6年4月以降の車両)
発炎筒を忘れずに。
運転席にフィルムが張ってないかもチェックされます。
車高が低い車は、1番で車高測ってもらってねーと言われます。
言われたら、素直に従いましょう。ライン検査を受け終わった後で大丈夫です。
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ライン検査
掲示板に「進入」「待機」などが表示されます。
案内にしたがって進んでください。
右側の白線に前後のタイヤをあわせる(窓から身を乗り出しながら)
計測器の上ではハンドルをきらない。
40kmになったらパッシング。長めに光らせる。
ハイビームにし、自動で計測。
フットブレーキ(フートブレーキと掲示)
ハンドブレーキの順で検査
掲示板に表示されたとおりにふんだり、もどしたり。
確実にロックさせないと、×がつきます。
数回のチャンスがあるので、あせらずに。
年式にあわせて検査スイッチを選択します。
(部員の車の場合、大体Cボタン)
プローブをマフラーに突っ込み、ドキドキしながら待ってください。
OKが出たら検査表を機械に突っ込み、ハンコをもらいます。
指定の場所に移動させたらエンジンを停止。
ボルト類の緩み、オイル漏れ、ドラシャブーツ破れなどを見られます。
社外マフラーの人は、下回り検査後に、音量計測が待ってます。
指定の回転数まで上げ、アクセルオフ。
その状態で規定値以下であればOK
下回りOKだったら、脇にある機会に検査表をぶち込み、ハンコをもらいます。
この後、車高が低いといわれた方は、1番レーンに進んでください。
そこでハンコをもらえれば終わり!
最初は迷いますが、検査表に何か記入されても、その上から検査官のハンコが押してあれば大丈夫。
ハンコがもらえなかった場合は、駄目だった箇所を整備し、もう一度検査官に見てもらってください。
わざわざ長い検査の列に並ばなくとも、1番などを通ってチェックを受けてしまえば大丈夫。
予約時間外でも、その当日であれば、どの時間帯でも大丈夫。
※なお問題箇所がどうしても当日中に直せない場合には限定検査証というものも存在します。車検証を
預かられる代わりに限定検査証が貰え、これがあれば発行から2週間以内に予約無しで行ってその
問題箇所だけを検査してもらえます(ただし車検切れの車を継続検査しに行く場合はこれがあっても
仮ナンバーは必要になります。注意!)
後は書類窓口で書類を提出するだけ!
書類は、新規検査、名義変更とは違う窓口なので注意
晴れて2年車を延命させることができます。
最終更新:2010年06月03日 18:44