水の遺跡入り口
主人公「ここが水の遺跡……。」
主人公「この声……。」
主人公「セルザの言った通り、ここが原因みたい。」
水の遺跡
主人公「あの石版……。何か文字が書いてある?」
主人公「う~ん。見たことない文字だ……。」
主人公「?」
主人公「え!?」
主人公「ダ、ダグっ!」
主人公「どうしてここに!?」
ダグ「おまえこそ何してんダ!」
ダグ「モンスターがいるようなところで、よそ見なんかしてんなヨ。」
主人公「いやぁ……なにが書いてあるのか気になって、つい……。」
ダグ「ったく、ついじゃねーっテ。」
ダグ「もう少し周りには気をつけロ。」
主人公「ありがとう。」
ダグ「どうも、オマエを見てるとドキドキさせられるんだよなア……。」
ダグ「ほら、こレ。やるから使えヨ。」
ファイアーボールを受け取った。
主人公「ありがとう。」
ダグ「あ、あア……。」
ダグ「YスロットかXスロットに装備して使うんダ。」
ダグ「ここに生息してるトータスなんかは魔法を使わないときついゾ。」
ダグ「もし、その他のモンスターにも苦労するようだったら……そうだナ。」
ダグ「バドのおっさんが武器や防具を売ってるからそれを頼ったら良イ。」
ダグ「……っていうか、……なにやってんだ、オレ……?」
主人公「え?」
ダグ「いや、なんでもねエ。……まあオマエは関係ねえしナ。」
主人公「……?」
ダグ「と、とにかく気にすんなっテ!」
主人公「う、うん。」
ダグ「あ、あー、そーいえばヨ。」
ダグ「おまえ—―――ルーンスフィアって知ってるカ?」
主人公「ルーンスフィア?」
主人公「ん~、聞き覚えないなあ。」
ダグ(記憶ソウシツだからナ。覚えてるわけないカ……。)
主人公「それがどうしたの?」
ダグ「いや、ちょっと探しててナ。知らねーんだったらいーワ。」
ダグ「じゃあナ。」
ダグ「一応、言っとくけどヨ。」
ダグ「あんまアイツに肩入れしないほうがいいゾ。」
主人公「アイツ……?」
クローリカ「大丈夫でした~?フレイちゃん。」
フォルテ「フレイさん、一人で先に進んでは危険ですよ。」
マーガレット「な、ななななにも出てないよね!?」
シャオパイ「ちょっとつまづいたが……。何かあったのか?」
コハク「フレイちゃん、おもしろいものでも見つけたの?」
ビシュナル「大丈夫でしたか!?姫!」
アーサー「フレイさん、遅れてすみません。」
キール「フレイさん、歩くの早いよ~。」
ナンシー「1人で行っちゃうなんて、ちょっとせっかちね。」
エルミナータ「フレイ、もっとゆっくり観察しながら歩くのよ。」
エルミナータ「探偵としてはね。」
リンファ「どうしました?フレイちゃん。」
石版
主人公「古い文字みたい。私には読めないや……。」
レオン「これはアース文字だな。」
レオン「『※の大地のルーンは枯※し、神※は※の※※となることが※※られた。』」
レオン「『しか※私達たちはその理を歪め、異なる※※を以って、ルーンを※※※した』」
レオン「『こ※は延命※※※ない』」
レオン「『私たちは尊い犠※に感謝し、※※、救うこ※を誓※』」
レオン「『3人目の※※者 ※ィラ※ ここに※る……』」
レオン「俺の時と同じだな……。」
バレット「『こいつは……アース文字か!?」
主人公「読めるんですか?バレットさん。」
バレット「『※の大地のルーンは枯※し、神※は※の※※となることが※※られた。』」
バレット「『しか※私達たちはその理を歪め、異なる※※を以って、ルーンを※※※した』」
バレット「『こ※は延命※※※ない』」
バレット「『私たちは尊い犠※に感謝し、※※、救うこ※を誓※』」
バレット「『3人目の※※者 ※ィラ※ ここに※る……』」
バレット「ところどころ欠けてて ちゃんと読めないな。」
石版裏
主人公「裏にも何か書いてある、こっちは読めそう。」
『町のみんなへ』
『あの時のみんなの気持ち、とてもうれしかった』
『正直、俺は自分の事も、町の事もどうでもよかった』
『でも、みんなのおかげで、そのどちらもがひっくり返った』
『いや、今は自分の事はそう考えるべきじゃないか』
『それと、どうか王様の事は責めないでほしい』
『あの人も、みんなと同じ気持ちだったから』
『みんな、ありがとう。それじゃあ、さようなら』
ディラス「げっ……!それは……!」
主人公「ディラス?」
ディラス「読むな!いいから早く進むぞ!」
主人公「え?」
ディラス「ほら、早く行くぞ!」
主人公「す、すごい声!」
フォルテ「この先から、すさまじい殺気を感じますね……。」
マーガレット「い、今の、お化けじゃなくて馬のいななき?」
シャオパイ「耳が痛いのだが~!」
コハク「なにかあるの?」
ビシュナル「この先は危険そうですね。日記をつけていきましょう。」
アーサー「この先に原因が……。念のため、日記をつけましょう。」
キール「うわ……!声だけで吹き飛ばされそう……。」
ナンシー「すごい声ね。大きなモンスターかもしれないわ。」
リンファ「よく通る声で、ちょっとだけうらやましいかも……?」
バド「おっト。……これはめんどくさそうだナ。」
ノエル「ひひひーん?」
ルーナ「おーまさん?」
主人公「この先に強力なモンスターがいるかもしれない。」
主人公「このモンスターが、呪いの声の正体?」
主人公「いくよっ!」
クローリカ「いきます~。」
フォルテ「……参る!」
マーガレット「お化けじゃないなら大丈夫!」
シャオパイ「や、やるしかないようだ!」
コハク「いってらっしゃ~い♪」
ビシュナル「はいっ!」
アーサー「参りましょう!」
キール「つ、強そうだけど……!」
ジョーンズ「大ケガにだけは気を付けて!」
主人公「まただ……。」
主人公「今度は男の人……。」
主人公「とりあえず、早く病院に連れていこう。」
ビシュナル「急ぎましょう。」
キール「早く戻ろう。」
ジョーンズ「すぐに病院に運びましょう。」
最終更新:2019年05月01日 17:38