ラブ・クローリカ

  • 執事部屋

クローリカ「あ、レストくん~。」
レスト「なに、どうしたの?」
クローリカ「私の部屋でお茶しませんか~?」
よろこんで ・ お断りします
▼よろこんで
クローリカ「それじゃあこちらへどうぞ~。」
▼お断りします
クローリカ「ダメです~。」
クローリカ「レストくんは私と お茶をするんですっ!」
レスト「は、はあ……。」

クローリカ「今日はおいしいお茶を頂いたんです。」
クローリカ「だからレストくんにもおすそわけしたいなって思ったんです。」
クローリカ「はい、どうぞ~。」
レスト「いいの?ありがとう。」
クローリカ「あ、それとお茶うけにこれをどうぞ。」
レスト「これは?」
クローリカ「アップルパイです。」
レスト「おいしそうだね。これもお茶と一緒にもらったの?」
クローリカ「違いますよ~。これは私が焼いたんです。」
レスト「えっ、クローリカが?」
クローリカ「むっ、失礼な驚きです。」
レスト「あっ、いやそんなつもりじゃ……。」
クローリカ「覚えてませんか?」
クローリカ「レストくんが初めてこの町に来たときに渡したアップルパイ。」
覚えてますよ ・ はて?
▼覚えてますよ
クローリカ「えへへ~。あれ、私が焼いたんです。」
レスト「へ~、クローリカはお菓子が作れるんですね。」
▼はて?
クローリカ「あ~、怒っちゃいますよ? あれ私が焼いたのに。」
レスト「あ……えっと、クローリカは お菓子が作れるんですね。」

クローリカ「はい♪ お菓子作り、好きなんです♪」
クローリカ「さあさあ、それじゃあ早速食べてみてください。」
クローリカ「ジマンの自信作ですからっ!」
レスト「それじゃあ頂きます。」
レスト「もぐもぐ…………。」
クローリカ「…………。」
レスト「ぱくぱく…………。」
クローリカ「………………。」
レスト「これは……。」
クローリカ「……!」
おいしい! ・ ……おいしい?
▼おいしい!
クローリカ「ほっ、本当ですかっ!?安心しました~。」
レスト「あれ?ジマンの自信作だったんじゃ?」
クローリカ「あ……。」
クローリカ「……コホン。き、緊張くらい、誰でもしますよ。」
レスト「あはは……。」
▼……おいしい?
クローリカ「がーん…………。」
レスト「う、ウソです、ウソ!おいしいですよ!」
クローリカ「ほっ、本当ですか!?」
クローリカ「驚かさないでくださいよ~。 (でも良かった……)」

レスト「でも、本当においしいですよ。もう1つ頂いても良いですか?」
クローリカ「え? も、もちろんです。」
レスト「いただきま~す。」
レスト「ぱくぱく……もぐもぐ……。」
クローリカ「…………。」
クローリカ(レストくんってば、本当においしそうに食べてくれてる……。)
クローリカ(な、なんでしょう……、この、フシギな気持ちは……。)
もっと褒める ・ ごちそうさまでした
▼もっと褒める
レスト「将来クローリカと結婚する人は毎日おいしい料理が食べられて幸せですね。」
クローリカ「けっ、けけけ結婚!?けっけけ結婚って!!!?!」
さらに褒める ・ ごちそうさまでした
▼さらに褒める
レスト「だってこんなにおいしいんですよ?未来の旦那さんが羨ましいですね。」
クローリカ「だんなさん……うらやま……っ……!おいしっ……ええええっ!?」
トドメをさす ・ ごちそうさまでした
▼トドメをさす
レスト「クローリカはきっといいお嫁さんになります。」
クローリカ「お、オヨめさン……っ!?!?! えええええええええええええ……っ!?」
  • ▼ごちそうさま は全てここから下に飛ぶ

レスト「……クローリカ?なんだか顔が赤いですよ?」
クローリカ「……な、なんだかヘンな気持ちで……。」
クローリカ「は、恥ずかしくて……。」
クローリカ「恥ずかしくて爆発しそうです~……!」
レスト「えっ!?大丈夫ですかクローリカ!?」
クローリカ「あ……あうう……。 もう、まともに顔が見れません~……!!」
クローリカ「さっ、サヨウナラッ!!!」


レスト「…………え?」

クローリカ「あ……あうう……。まともに顔が見れません~……。」
レスト(僕、何か変な事を言っただろうか……。)

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最終更新:2020年09月16日 16:43
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