べネッサ×サラ

暗い部屋の中に蠢く二つの塊。良く見れば括れた腰、二つの膨らみ・・・どうやら両方とも
女性のようだ。お互い抱き合って、その綺麗な唇を触れ合っている。
「んん…ふうん…」
時折息の掛かった声がする。一方が口の中を舐め回し、舌にからみついてきたのだ。
じっくりと、ねっとりと。みごとな舌づかいに何時の間にかされている方も舌を絡めている。
お互いが舌を出し、今度は外で交わり合う。
二人の唾液が糸を引いて滴り落ちていく。

「ふぁ、キスだけでこんなに感じちゃうなんて…」
「うふっ。もっと気持ち良くさせてあげましょうか?」

一方がもう一人を横にして覆い被さると、艶かしく柔らかい舌が白い肌を舐めていく。
「はぁん…ぁあ…やぁ」
女の耳から首筋、胸、乳首、脇、臍、腰と移動するたびに体がぴくぴくと震えるのが
よくわかる。

「ぁあん…」
肌はほんのりとピンク色と化し腰をくねらせている。
「どうです?気持ちいいですか?」
舌使っていた女性が愛撫を止めて顔を近づける。

「う、うん。……や、やめないで…ね。…ベネッサ…」
「あらあら、ふふっ…サラさんも好きですね」

ベネッサと呼ばれる女性は少しはにかむ様な笑顔でサラを見ていた。
彼女の肌は黒いが、全身が引き締まっていて全く無駄がない。
相当の訓練を積んでいるせいか、
腕や脚の筋肉が華奢な女性のものとは思えない程太い。
だがそれでも彼女のプロポーションの良さを損なっていないのは
元の素材がいいのだろう。
プラチナ・ブロンドの長い髪を手で後ろに流しながらベネッサは再び愛撫を始めた。

ベネッサ・ルイス
バーリトゥードの使い手であり、現在はSPとしてブライアント家に雇われている。
彼女の仕事はブライアント家の長女サラを守る事。
ボディーガードとして常にサラに付き添っている。この日はお互いを知る事というのであるが…
最終更新:2007年01月07日 00:55
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。