1-パイ×アイリーン-1

2008/05/30(金) 15:52:19 ID:danN0ERA

アイリーン都会へ行く



アイリーンは幼くして両親を亡くしている。
両親の顔も覚えておらず、以来祖父に育てられ、物心つく前には祖父から猴拳の手解きを受けていた。


彼女は中国の田舎の農村で幼少期を過ごした。
両親がおらず、女の子だというのに拳法を習っていることから
同世代の子ども逹からは敬遠されていた。女の子からは野蛮だと陰口を叩かれたり、
男の子からはケンカを仕掛けられることもあった。

アイリーンは何度も祖父にごく普通の子どもと同じように暮らしたいと頼んだが、祖父はそれだけは許してはくれなかった。
普段は優しい祖父だが修行のときだけは彼女に容赦なく厳しく当たった。


祖父の厳しい修行と、自分の境遇に絶えられなくなった彼女はある日、黙って家を出ることにした。

目的地は見たこともない街―アイリーンはごく普通の少女たちと同じようにきらびやかな都会に憧れていた。


夜中、祖父に見つからないように荷物を纏める。お金はほとんど持っていなかったが、
都会に行けばこの身ひとつで何とか宿代くらいは稼げるだろう。
ナップザックひとつに少ない荷物を積み込んで、月の光だけを頼りに街を目指す。

幸運なことに今夜は満月だ。


アイリーンは不安と、それ以上の期待に胸を躍らせていた。


夜が明けると隣村の運送屋に頼み込んで質素な貨物列車に乗せてもらった。
何しろ電気もまともに通っていないような田舎である。目的地の北京までは何本も列車や車を乗り継ぐ必要がある。


ただで乗せてもらうかわりに、荷物と同じ扱いを受けることになる。
寝る場所は荷物の横のわずかなスペース。
だが、まともに交通機関を使ってしまえば少ない貯金を使ってしまうことになる。
これくらいは我慢しなければならない。

アイリーンが北京に着いたのは、結局村を出てから数日後のことであった。
着いたころには背中やお尻がギシギシと痛む。
まともに真っ直ぐ歩けるのかというくらいだ。


初めてくる都会は本当に自分の生きている世界と同じ世界なのかと思うくらいに、
今までに見たことがないような世界が広がっていた。
雲まで届くんじゃないかというくらいに高くそびえ立つ摩天楼、
ちりちりと焦げ付くようなアスファルトの向こうには蜃気楼が見える。
そしてアイリーンの村の人口を全員集めてもかなわないくらいの人混み。


アイリーンは道路の真ん中で摩天楼に見下ろされながらすぅ…と息を吸った。
都会の匂いがする。排気ガスと、埃と、アスファルトの焦げ付く匂いと、人間の息づく匂い。


「うわぁ…」

現代的で垢抜けた洋服に身を包んだ男女が次々とすれ違う。

アイリーンにはその人混みをぬって歩くのが精一杯であった。

とりあえず今夜の宿を探さなければならない。
いくらなんでも野宿をするわけにはいかない。
ホテルらしきものはたくさんあるのだが、こんな所にあるホテルにはとても泊まれるわけがない。
とりあえず自分でも泊まれるような安宿を探すことにした。

少し裏道に入ると、大通りとはうってかわって閑散とした路地裏にたどり着いた。
そこは人の姿もまばらで―…いや、ほとんど見かけないと言ってもいいくらいだ。
何やら怪しげな物乞いのような者たちが無気力に地面に座り込んでいるだけだ。
道を聞こうにしてもとても話し掛けられるような雰囲気ではない。
そのとき、
「良かったらいい宿を紹介するよ」
「えっ!?」
振り向いたら、そこには男が一人立っていた。30代くらいの小太りの男だ。


「君、田舎から出てきたばかりなんだろ?宿がなくて困っているならいい所を教えてやるよ。
ついでに手頃な仕事も紹介してもいい」
「えっ!?本当!?」
「ああ、ついておいで」
アイリーンは素直に男についてゆくことにした。

都会にも親切な人がいるもんだ、と内心ホッとした。
5~6分ほど歩くと、薄暗い路地に面した、たしかに宿だと思われる建物の前まで連れてこられた。
男はちょっと待ってろ、と言うと建物の中に入り何やらひそひそと話しをしていた。
少し話した後、中からもう一人男を連れて出てきた。こちらの男は痩せこけた男だ。
「どうだ?なかなか若くて可愛いだろう?」
「確かに磨けば売り物になりそうだな…君、家族は?」
「おじいさんが一人…でも黙って出てきたから…」
アイリーンは上目遣いにおどおどと男を見上げた。
「家族が文句を言いにくることはないな。ちょっと、中に入ってみろ」
「はい!!」


建物の中は、外観とは裏腹になかなかこぎれいにまとまっている。
ただ昼間だというのにカーテンを締め切って妙に薄暗い。
頭がくらくら、ポーッとなるような甘い香りが室内に充満している。
アイリーンが通された部屋は、部屋の小ささのわりに大きなベッドが占領していた。
ここもまた妙な雰囲気だ。
「あのぅ…ここは?」
「とりあえず、ここにある服に着替えろ。シャワーは隣にあるから。ずっと風呂にも入ってないんだろ?」
「はい…」


アイリーンは男に言われた通り、まずシャワーを浴びることにした。
それにしても、この狭い部屋に何故わざわざシャワー室がついているのだろう。


服を脱ぎ、丹念に湯で体の汚れを落とす。
考えてみれば家を飛び出してきてからというもの、風呂に一度も入っていない。
考えてみればすごくお腹も減っている気がする。
食べるものも満足に食べずにやって来たからだ。

シャワーを浴び終えると、男の用意してくれていた服に袖を通す。
小柄なアイリーンには少し大きい水色のワンピースだ。
そのまま寝間着にも出来そうだ。
部屋から出てうろうろして迷うのも嫌だったので、とりあえずベッドで眠ることにした。
柔らかくて大きなベッドで眠るのは初めてのことだ。
アイリーンはまるで泥のように眠った。

眠りについていたら、何やら体に威圧感を感じて目が覚めた。
体の上に重く何かがのし掛かっている。


「え…っ!?」
体の上に乗っていたのは男だった。
それも、彼女をここにつれて来た男たちではない。
初めてみる顔だ。

男は彼女より一回り以上大きい図体をしている。
先ほどの男たちとは違いいかにも高級そうな背広にじゃらじゃらと金のアクセサリーをつけている。
かなり強面の面構えだ。


「な…何を…」
アイリーンは思わず後ずさろうとしたが、男の重い腹がのしかかって身動きが取れない。
「でかい声をだすんじゃねえ!!」
パシン、と乾いた音が室内に響いた。

一瞬何が起こったのか分からなかったが、遅れて来た頬のジンジンとした痛みに、頬をはたかれたのだと気づいた。
つつ…と血が頬を伝い顎に落ちる感覚がする。
男の付けているごつい指輪も血で濡れていることから、叩かれたときに指輪で頬を切ったようだ。

「あ~あ~騒ぐから手が滑っちまったろうが。売り物にならなくなるだろ」

売り物?何のことだ?自分はあの男に宿を紹介してもらっただけのはずだ。
頭から血の気が引くのがリアルに分かった。

「いやぁッ!!」
アイリーンは思い切り右の拳を男の顔面に叩きつけた。
ものすごい音がした。
見ると、男の口からはだらだらと血が溢れている。

「てめぇ…」
今だ。
今、男には隙がある。
続けて左の拳を撃ち込み、鳩尾に肘を入れればもっと隙が出来る。
頭では分かっているが体が震えて動かない。
この時ほど、祖父の言うことを聞いておけばよかったと思ったことはない。
もっと真剣に修行をしていれば、こんな男一人倒せたかもしれない。
瞬間、目の前の男の拳が思い切りアイリーンの鳩尾を突いた。
「ぐぁ…っ」

一気に全身の力が抜け、へなへなと倒れ込む。
続いて猛烈な吐き気が込み上げてくる。
「うう…」
吐くものもない胃から嗚咽が上がってくるのをなんとか堪える。
油断した隙に、男はアイリーンの細い腕を縛りあげた。
「やだ!!やめて!!」
男はワンピースを胸元のあたりから下へと一気に引き裂いた。
シャワーを浴びた後で下着もつけていなかったので、裸が丸見えの状態になる。
「ただのクソガキかと思ったがそこそこ育ってるじゃねぇか」
男の武骨で大きな手が彼女の胸をわしづかみにする。
ぐにゃぐにゃと弄ばれ、手の形に合わせて形を変える。
「痛いっ!」
まだ胸が膨らみきっていない彼女にとってその行為は痛みを伴うものだった。
胸を突き刺すような痛みが走る。「いっ…痛いっ…やめてよぉ」
何とか男の腕から逃げようと、体を捻るが、男は執拗に胸を揉みしだく。

指が突起に触れたとき、痛みではない激しい感覚が身体を走った。
「あ…っ!」
びくんとアイリーンの体が跳ねる。
「素直だなァ、ガキでも感じるもんは感じるんだな」
男はいったん胸を揉むのをやめ、小さな胸の突起を口に含んだ。
「あ…っ」
痛いだけだったが、そこに男の舌が触れた途端、体の芯が熱くなるような感覚を覚えた。
アイリーンはぶるっと肩を震わせた。

「ココが好きか?」
男はニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべると、乳首を舌で軽く噛んだ。
「ふぁあ…っ!」
また、ビクンっと体全体を身震いさせる。
嫌な筈なのに、怖いのに体は何だかおかしな反応をする。


それに、体の芯が燃えるように熱い。舌で触れられるたび、嫌でも声が出てしまう。
疲れているわけでもないのに、はぁはぁと荒い息と汗ががとまらない。

「もう嫌…許してぇ…ッ」
これ以上こんな恥ずかしいことをされるのは耐えられない。
何より自分がおかしくなってしまいそうなのだ。

すると、男はアイリーンのすべすべとした下腹をつたい、秘部に触れてきた。
「やだっ!!そんなトコ…!」
ガバッと体を起こす。
しかし、腕の自由を奪われているため、男が何をしようとしているのかまでは見えない。

「まぁ大人しくしてろって」
言うと男は中指を彼女の秘部にぐいと押し込んだ。
「はぁん…ッ!!」
「お前感度がいいな、もうこんなに濡れてやがる。いい商品になるぜ」
彼女のそこは先程の荒々しい愛撫ですでにぐちゃぐちゃに濡れそぼっていた。
なので、男の太い指をなんなく飲み込んでゆく。
「へ、変なトコ触らないでぇっ…」

アイリーンは既に半泣きになっていた。
男はそんなアイリーンの様子も気にすることなく指をさらに奥へ侵入させ、膣内の壁を擦る。
「あっ…いやぁっ」
ぐちゅぐちゅと嫌らしい音がする。こんな嫌らしい音が自分の体からするなんて…。
男は更に指を二本に増やし更に激しい動きで指を動かす。
「ん…あっ…ああっ」
アイリーンはシーツを噛んで必死に声が漏れないようにする。
彼女が噛んでいるシーツも既に唾液でぐちゃぐちゃに濡れてしまっている。
男の息もだんだんと荒くなり、かなり興奮しているようだった。
男の熱い息が彼女の秘部に当たる。感度の良いアイリーンはそれすらに感じてしまう。
「いやぁ…もうやめてぇ…」
「お前…もう男を知ってるのか?」
「え…っ?」
「その様子じゃまだ知らないようだな…」
田舎育ちのアイリーンは、男の体はおろか一人前に恋すらしたこともない。
もちろん男の体など知るはずもない。


今だってこんなに恥ずかしいことをされているのに気持ち良いと思っている自分が不思議なくらいだ。

男はしぶしぶと「さすがに初物に傷をつけるわけにはいかねぇ」といいながら、
先ほどの指の動きをもっと激しくした。
「あ…ああっ…!!」
男の指で塞がれた穴に収まりきらず滴る愛液が、シーツにまで染みを作るほどに滴っている。
男の指の動きに合わせてますます体の芯が熱くなる。
もう、頭が真っ白になってしまいそうなくらいだ。

「あっ、あっ…何か変…体が変だよぉっ!!」
「早くイっちまえ」

男は更に指の動きを速める。
じゅぼじゅぼと嫌らしい音と少女の未熟な喘ぎだけがが狭い部屋内に響く。
「イクって何ぃっ!?んッ!!あ…あああんッ!!」
アイリーンは細い体を弓なりになってびくびくと反らせた。
「いやぁああっ!!」

子宮が収縮するたびに差し込まれた指が中のいいところを刺激してさらに快感を生む。
「うおっ…すげぇ…」
2、3回ガクガクと腰を震わせたのち、アイリーンは力なく仰向けに横たわった。
男は彼女の膣内から指を引き抜く。
ねっとりとした液が男の指をぐちゃぐちゃに濡らしていた。
「すげぇ締めつけだ…こりゃいいモノになるぜ…初物じゃなけりゃ完全にヤッてたんだがなぁ」

「はぁ…っ、はぁ…っ」
アイリーンはすっかり顔を上気させ、汗だくになった額には髪の毛が張り付いている。
アイリーンは心の中でショックと驚きのあまり何も考えられずにいた。


田舎育ちの彼女は男女間の性行為がどんなものかも知らないうちに
手慣れた男の手で快感を教え込まれてしまったのである。
こんなに嫌なことなのに体がもっともっと強い刺激を求めようとする。
恥ずかしいことだ…


アイリーンは顔をうつ伏せにして寝転がった。

しかし、また男に腕を捕まれ男の方を向かされた。
「おい、まだ終わりじゃないぞ」
「えっ!?」
「お前だけイッて終わりか?今度はお前がこっちの処理をしろ」
いつの間にやら男はズボンも下着も下ろしていた。
「きゃ…!?」
そこには初めてみるモノ―…男の屹立した雄の証があった。
それは腹につくのではないかというくらいに反り返っている。
「や…やだァ…なにそれ」
「あのなあ、本当だったらお前のソコにはコレを入れるもんなんだぜ?
でもお前は初めてみたいだから勘弁しといてやる。そのかわり…」
男は彼女の顎を掴み自分の前に引き寄せる。
アイリーンは犬みたいな体勢で男の前に跪かされた。
「おらっ、嘗めろっ」
男はもう我慢出来ないといった様子で無理やり彼女の口にソレを捩じ込んだ。
「いやぁッ!!」
しかしすぐに口から離す。
「嘗めるまでここから出さないからな!」
「そんなぁ…」
ここから出さないなんて…アイリーンは覚悟を決めてそろそろと男のモノに手を伸ばし、
舌をちょっとだけ出してちろちろと嘗めてみる。
彼女の舌の動きに合わせて男のモノはびくんびくんと反応するように動いた。
―気持ち悪い―
何で私がこんなことを…


「うっ…うう…いいぞ…今度はくわえろ!もっと音を立ててやれ!」
「う…うぇ」
アイリーンはモノを口全体にくわえてみる。きつい…。
「しごくのを忘れるなっ」
「ふぁ…はぁいっ…んぐっ」
男はモノをくわえこんだアイリーンの小さな頭をつかんで上下に動かす。
「う…っ、ん…んぐ」
「い、いいぞっ」
少女のテクニックのかけらもないようなたどたどしい舌使いと泣きそうな表情が、
更に男の加虐心と興奮に拍車をかけるのだ。

「い…イクぞ…っ!ちゃんと飲み込めよ…!!」
「ん゛っ…!!」
どくどくと男のモノは収縮を繰り返しながらアイリーンの口の中で何度も飛び跳ねた。
男の発した液が少女の口の中に充満する
(まずい…)
思わず吐き出しそうだったが、
吐き出しでもしたらもっと酷いことをされかねないと、一生懸命飲み干した。
「…っあっ…はぁ…はぁ!」
ノドがカラカラする。
アイリーンは思わずむせかえった。

「お前、なかなかの名器じゃねぇか。
どうせ帰る所もないんだろう?ここなら股開くだけで毎日いいもん着て、旨いもん食えるぞ。」
「…ってどういうことっ!?私はこの宿屋に泊まりにきただけなのに」
「お前本当に何も知らねぇんだな…ここは風俗店だよ。
諦めるんだなどのみちここで働かなきゃこれっぽっちの金じゃ電車にも乗れねぇよ」
男はアイリーンの袋の中からぼろぼろの財布を取り出すと、ベッドの上に放り投げた。

男の言っていることは何となく分かる。
ここで働いて、さっきみたいなことを毎日しなければいけないのだ。


私は、騙されたんだ。
最終更新:2008年08月12日 23:56
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