シド・ヴィシャス


本名ジョン・サイモン・リッチー(John Simon Ritchie)
1957年5月10日生まれ
1979年2月2日没
まだ21歳だった。
スタイルがよく身長も180を超えていたがクスリでヤラれていたのか、体重は45キロしかなかった。
セックス・ピストルズの二代目ベーシスト。
そもそもシドは熱狂的なファンだった。
同バンドに所属していた時に「ポゴダンス」(曲に合わせてピョンピョンとジャンプすること)を発明。
シド曰く「ライブにいる敵を潰すためにジャンプして上から踏み潰す!!」らしい...

音楽
ベースはフェンダーのプレシジョンベースを使用。
このベースでたまに観客を殴った。
よく「シドはベースが弾けないただのヤク中」とか書かれているが、YouTubeなどにあがってるライブを見ればちゃんと弾いているぞ。誰だあんなこと言ったやつ
ただ、お世辞にもめっちゃ上手いとは言い難い…
が、作曲センスは良く「Bodies」はシドがメインのメロディとベースラインを作曲し、実際にベースを弾いてるぞ。
重要なことなのでもう一度言うぞ
実際にベースを弾いてる。
是非聴いてほしい。

人物
非常にスタイルがよく、ファッションセンスもピカイチなので未だにパンクを語るうえでは絶対に外せない。
メンバーの中でもボーカルのジョニー・ロットンと共に人気であった。
が、客に対して挑発し客と殴り合うことがあったから下の画像の様に血だらけになることはよくあったらしい...

ボーカルのジョニー曰く「できるクスリは全部やってた。」というくらい重度のヤク中であった。
そのためドラッグ禁止を出されていたアメリカツアーでは禁断症状が酷かったらしく、喉の乾きが止まらないわ,汗はかきつづけるわ,ステージ上で立ったり座ったりの繰り返したり、横たわったままプレイするなどひどいもの…
そして限界に達したダラスでのライブ、シドはカミソリで胸に「Gimme a Fix」と刻み、客から投げ込まれた物で鼻血まみれになりながらベースをプレイした。
なんてパンクな男だ。

しかし根はマシュマロのように優しく礼儀正しい青年だった。
ツアー先では子供と遊ぶなど、お茶目なところもあったらしい。
と、どこにでもいそうな好青年だが前述した通り重度のヤク中であった他、ヴィシャス(悪という意味)という名前もあり、よくケンカを売られたりしていた。

このように好青年な性格でありながらクスリで溺れていったパンクな生き様は多大なる影響を及ぼし、ゲイリー・オールドマン主演で映画化もされたり、多数のドキュメンタリーが制作された。

最後になるが、下にインタビューを受けてる晩年のシドの映像を貼っておく。
1分程なので是非見てほしい。


前記したBodies

シドのベースラインをまとめた動画

ベースで殴ったときの映像

前記したインタビュー映像

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最終更新:2024年02月20日 19:48
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