唄旅鴉

作曲/かぴたろう
作詞/かぴたろう

ちょいと聞いて わたしはしがない旅鴉 過ぎゆく季節の音色に耳を向け
けんぱっぱで拍子をとりとり進むんだ 誰かが明日もお唄をお待ち

あゝ 勝手気ままに旅の道 あゝ 会って別れて其れも良し
あゝ やってやれない事は無し

夕暮れに鳴く鳥の声が響いたら さあさ始めよう

踊りたい人は寄っておいで 泣きたい人も聴いてゆけ
冴えない今日を蹴っ飛ばす あゝ 旅の唄

三味線いっちょ背負っちゃって 日本中を飛び回る
あなたの元へ参りましょう この旅鴉

ちょいと待って 流され流され 行かないで 出た目は丁だか半だか知らんけど
どっちだって己の行く道決めるのは わたしの心の処の気持ち

あゝ 毎度お馴染みこの拍子 あゝ 泣いて笑って聴くといい
あゝ 愛だ恋だとぬかしては

移りゆく人の世で この身ひとつじゃ壊れてしまいそうだ

間違ったってつき進め 困難だって前を向け
そんな言葉に疲れたら ほら旅の唄

ひたすら弦を弾っかいて 拙い音を掻き鳴らす
あなたへ唄が届くように この声嗄らす

どっち行くの 残ったほう 嘘ついては 別れ道
小っちゃな夢 目指しては 忘れちゃったなぁ あゝ 旅の途で

踊りたい人は寄っておいで 泣きたい人も聴いてゆけ
冴えない今日を蹴っ飛ばす あゝ 旅の唄

三味線いっちょ背負っちゃって 日本中を飛び回る
あなたの元へ参りましょう わたし 旅鴉

最終更新:2012年10月15日 17:41