Youthful Finder
退屈に揺れるカーテンが 今日はどこまでも行ける翼のようで
「少し暑くなるらしい」 君は悩んでさ
「何を着ても同じだよ」 ちょっと冷たいな
買ったばかりのチビのトースターの中 朝食は洒落てる君の得意技
外は太陽の海 僕はうなだれて なぜか君は楽しそう
「だって君となら」って君は言った 二度とない瞬間を
止まった君でもいいから 確かに覚えていたい 今日もシャッターを押すよ
「笑って」
光ったその先にまた 未来が待ってるように
今を 今を 切り取るよ 君とさ
「これも良い」「あっちも良いかな」なんて 大切な時間に後で気付いてく
いつも足りない僕は いつも傷つけて 君は涙流した
なんで気づかないんだ 気づけないんだ 君は独りだった
過ごした君との時間が 全て宝石ならな 今日はしまっておくよ
「ごめんね」
軋んだその先にまた 笑顔が待っていればいい
一つ 二つ 刻んでく 君とさ
浮遊する閉じた空 ぐるぐるして 彷徨う淡色の空 色づいた
今日もまた 未来のレンズで
止まった君でもいいから 確かに覚えていたい 今日もシャッターを押すよ
「笑って」
光ったその先にまた 未来が待ってるように
今を 今を 切り取るよ きっと きっと 今ここに
君といた証を
最終更新：2012年11月04日 00:05
