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「金城美姫(キャラ)」(2009/11/16 (月) 21:34:08) の最新版変更点
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&color(green){}
*自己紹介
「私、金城 美姫(きんじょう みき)。
よろしく。」
&color(green){(PC源)}
「ゲン!
あなたが隊長になるなんて、世も末ね。
ま、私がついていてあげるから、
安心しなさい。」
金城 美姫はキックしている。
ああ、美脚だ。
&color(green){(なにしてるの?)(戦闘訓練?)}
「悪い虫が来た時用に、
鍛えてるの。」
うわっ。
この人、本当に蝿を撃墜した!!
「人間相手で確かめたいよね。
はやく来ないかなー。」
「…戦争って、厳しいよね。
ねえ。
私たち、ほんとに最後まで
生き残ると思う?」
&color(green){(もちろん)}
「………。
そっか、わかった。
アンタがそういうなら信じる!
ごめん、疑っちゃったね…。」
&color(green){(分からない)}
「………。
そっか。
まあ…でも、仕方ないよね。
英吏が言った事は、間違ってないし。
こうなったら、頑張るしか。
頑張って生き残ろう。
うん。
でも、不思議なのよね、
なんでまた腹黒英吏があんな事
言い出したんだろう。」
「だめだだめだ。
だめだよね。
暗くなったら駄目だ。
お母さんは、頭は悪くてもいいから
元気でいなさいと言ってたもんね。
という事で、あなたもつきあいなさい。
がはははは。」
&color(green){(は、はははは)(がははは)}
二人で肩を揺らして笑いました。
「一時はどうなるかと思ったけど、
思ったより被害ないよね。
実際、私達…頑張っているのかな。」
&color(green){(敵からも見放されていると思う}
金城 美姫は、にっこり笑い、
手を伸ばすと指先だけを動かして、
こっちに来いと手招きしました。
&color(green){(呼ばれる)}
ハイキックを食らって、ぶっ倒れました。
「悲観的な事は言わないの!」
&color(green){(逃げ出す)}
後ろから、飛び蹴りを食らいました。
「悲観的な事は言わないの!」
&color(green){(もちろん)}
「そうだよね。
うん、きっとそうだ。
もっと頑張れば、生きてどうにかなる
可能性もあるかも知れないね。
よしよし、頑張ろう。」
「自分がどれだけ生きられるか、
実感持って考えられるようになったら…。
何だか、世界が奇麗に見えるね。
何でだろう。
うちのおじいちゃんとかも、
そう見えていたのかな。
そうだとしたら、いい話だよね。
だって、死ぬ前に世界が奇麗な事に
気づけたんだよ。
それって、絶対いい事だと思う。
自分が死ぬ前に、そんな事に気づくんだもん。
おじいちゃんは一昨年死んじゃったけど、
だったらきっと幸せだったって思う。
………。
あ、でもその理屈だと
私ももうすぐ死んじゃうのかな…。
うーん、いい話のつもりだったんだけど。」
金城 美姫は、いつになく神妙な表情で
本を読んでいます。
それはどこからか拾った、絵本でした。
&color(green){(横顔は美人だね)(黙ってりゃかわいいんだが)}
「………。
考えている事が、口に出てるわよ。
バカ。」
華麗なハイキックを食らって、ぶっ倒れました。
「立てぇ!
もう一回立って、あと一撃食らえぇ!」
あなたは、そんな無茶なと思いながら
気を失います。
一日が終わってしまいました。
「……な……。」
&color(green){(なに?)(なんですか?)}
「何でこんなところまで来て、
勉強しなきゃいけないのよ!
やっと、勉強から逃れられると思ったのに!
あー、もう。
私の妹は勉強よく出来るんだけど、
私は全然なのよ。
あ、でも私のほうが料理はうまいのよ。
薬草だって見分けられるんだから。
それなのに…。
まあ、妹が学兵になってなかったし、
私は勉強嫌いだったから、
よかったって思ってたんだけど…。
何でこうなるのよ! サギだ!
文部大臣に文句つけてやる。」
「そう言えば、英吏は猫と話せるみたいよ。
動物兵器をブラッシングしてる間、
ずっと猫としゃべってた。
ふふ。
ああいう奴でも、可愛げがあるんだね。」
あなたが風景を見ていると、
美姫が珍しそうにあなたに寄ってきました。
並んだりして、何が見えるのか
確かめようとしています。
&color(green){(神々が騒いでいる)(何も見えないよ)}
「何それ、変な奴。」
美姫は、笑ってあなたの顔を見ました。
………。
「……。
(いやだ。
何、私…こんな時にドキドキするんだろ。)」
蹴られました。
&color(green){(いきなり何てことするんだ!)(なぜー!!)}
「いや、悪い夢かと思って。
ま、まあ、ほら!
そんなに怒らないの。」
「好きになるって、
きっと知っていく過程だと思うな。
詳しく知っているものを、嫌うのは難しい。
そう思わない?」
&color(green){(なんでいきなり)}
「ま、まぁ、色々あったのよ。
私も!!
あはは!!」
&color(green){(そうかぁ?)}
「………。」
金城 美姫は、あなたの顔をじっと見た後、
口を開きました。
「そうよ、絶対。」
「うちのひいおじいちゃん、
勇敢な士官で勲章一杯もらってたんだけど。
そのうち幻獣がきて、この国が割れたのよね。
ひいおじいちゃんは新しい方に
誘われてたんだけど、士官学校の頃の友達は
裏切れないって、そのまま広島に残ったの。
私の家はそんなだから、
誇り高い血を引いているから…。
だから私も、ずっとアンタについて行くよ。
友達は絶対に裏切らない。」
「…私が死んだ時には、ちゃんと弔ってよね。
この国が私たちを弔ってくれるなんて、
信じていないんだから。
ひいおじいちゃんが戦死した時は、
お国は何にもしなくて
花だけ送ってきたけれど。
戦友はみんな来てたわ。
それこそ、将軍までね。
え? あはは。
自分の心配はしなくてもいいわよ。
アンタが死ぬ前に、アンタ守って私が死ぬわ。
だから、そんな心配ノーサンキュー。
私の家は、約束だけは守るんだ。」
「…私って、こんなに美人なのに。
なーぜか、もてないのよね。
原因知らない?」
&color(green){(ハイ、脚癖が悪いと思います)}
「うーん。
でも、やっぱり蹴らないと
待ってるファンに悪い気がするしなあ。
あ、そうか。
私のキックを受け止めてくれる
包容力のある人と付き合えばいいか。
そうかー。」
美姫は、目をキラキラ輝かせてます。
どうかするとギラギラにも見えます。
&color(green){(美人、美人なのか)}
「何よ、その反応。
どう見たって、私は美人でしょ。
脚長いし、それにこのプロポーション!
ほら見ろ!
ほらー、よーくその目で見ろー。」
よく見ようとしたら、蹴られました。
「隙ありぃ!」
&color(green){(真剣白刃取り!)}
脚をつかみました。
「…見事。
………。
ちょ、ちょっと!
いつまで持ってんのよ、バカ!
3秒以上はセクハラなんだから!」
&color(green){(黙ってよける)}
「うわ、可愛げない!
あー、もー。
仕掛けられた技は全部受けた上で
返しなさいよ。」
美姫は、めちゃくちゃ言っています。
美姫は、テカテカと怪しげに光る
海苔をもっています。
「これ、作ってみたの。
…食べる?」
&color(green){(いやー劇物はちょっと)(いや、お腹すいてないし)}
ブチッ。
「あら、あなたの都合なんて、
私、聞いてないの。
…喰え。
いーかーら、食べろー!」
無理矢理食わされました。
思ったより、不味くはありませんでした。
…? 何か様子がおかしいぞ。
&color(green){(どうしたの?)(今日は蹴られないぞ)}
「………。
今日、手紙が届いてね。
おばあちゃんなんだけど。
妹が、死んだって。
せっかく可愛い制服、
着れるトコに入ったのに…。
…やだなあ、何でこうなるのよ。
バカー。
普通、先に死ぬのは私でしょ?
何で、前線で戦っている私の方が
生き残って、後方の妹が殺されるのよ。」
&color(green){(なんといったらいいか)}
あなたは、何も言う事が出来ずに、
立ちすくみました。
呆然としている間に一日が終わります。
&color(green){(抱きしめる)}
あなたに抱きしめられて、
美姫は子供のように泣き出しました。
呆然としている間に一日が終わります。
「…この間は、ごめんね。
…えへ、久しぶりに泣いちゃった。
似合わないよね、私に涙なんてさ。
全く、ガサツな女の子がそんな事やっても、
似合わないったらありゃしない。
そんな顔しないで…、大丈夫。
足手まといなんかにはならない。
一匹でも多く、幻獣をやっつけて
復讐するんだ。」
「私みたいな美人に、
ずっとそばにいて欲しい?」
&color(green){(はい)}
「…ま、真顔で答えないでよ!
照れるじゃない!
ナシ今のナーシ!
やっぱり、もっとロマンチックなのがいい。」
&color(green){(いえ、全然)}
「…ムッ。」
蹴り殺されるかと思うほど蹴られました。
「バカ。
大ッ嫌い。」
&color(green){(一枚絵)}
「妹、友達かばって死んだって。
…うん。
さすが、私の妹だ。
よし、満足した!
満足してないけど、満足した!
妹が…、私の妹でよかった。
私は……。」
&color(green){(なぐさめる)(黙って近くに居る)}
「…………。」
&color(green){(なぐさめる)(黙って近くに居る)}
「…………………。」
&color(green){(なぐさめる)(黙って近くに居る)}
「…………………。
ありがとう。
大丈夫、大丈夫だよ。
姉ちゃんがクヨクヨしてたら、妹も…さ。
きっと悲しむから、だから大丈夫。
だから…ちょっと背中かして。
5分でいいから。」
金城 美姫は、大泣きしました。
そのまま、時間だけが過ぎていきました。
「……ありがと。
そ、それで、今度家に帰るとき、一緒に
帰ってくれない?
一人じゃなんだから、ね!
お願い!」
&color(green){(わかったわかった)(はいはい)}
「うん。
ありがとう。」
そんなこんなで、一日が終了しました。
&color(green){エンディング}
実家に帰ったらそりゃ驚かれましたよ。
でもすぐ、皆喜んでくれました。
-山岳騎兵の言葉
その日、撤退を支援するヘリの群れが来た日、
貴方は金城美姫とともに同じヘリに乗った。
隣りあって身を寄せ合った。
「ねえ。
一緒に実家に帰ってくれる話だけど。」
&color(green){(うん)(それが?)}
「どんな紹介されたい?
私としては、妹が一人減ったんで、
代わりを連れてきたって言いたいんだけど。」
&color(green){(いいよ)}
「うん。
きっとみんな、すごく驚くと思う。
戦死して骨箱だけ帰ってくるはずの私が、
一人連れて帰ってくるんだから。」
そう言って、金城 美姫はちょっと泣いて、
口いっぱいに笑った。
&color(green){(えー?)}
「文句言わないの。
妹は大家族主義だったから。
私も、いっぱい家族つくるんだ。
だからいいでしょ?
何十年か付き合いなさい。」
そう言って、金城 美姫はちょっと泣いて、
口いっぱいに笑った。
金城美姫 [[通常>金城美姫(通常)]] / [[提案>金城美姫(提案)]] / [[派生>金城美姫(派生)]] / [[シナリオ>金城美姫(シナリオ)]]
&color(green){}
*自己紹介
「私、金城 美姫(きんじょう みき)。
よろしく。」
&color(green){(PC源)}
「ゲン!
あなたが隊長になるなんて、世も末ね。
ま、私がついていてあげるから、
安心しなさい。」
金城 美姫はキックしている。
ああ、美脚だ。
&color(green){(なにしてるの?)(戦闘訓練?)}
「悪い虫が来た時用に、
鍛えてるの。」
うわっ。
この人、本当に蝿を撃墜した!!
「人間相手で確かめたいよね。
はやく来ないかなー。」
「…戦争って、厳しいよね。
ねえ。
私たち、ほんとに最後まで
生き残ると思う?」
&color(green){(もちろん)}
「………。
そっか、わかった。
アンタがそういうなら信じる!
ごめん、疑っちゃったね…。」
&color(green){(分からない)}
「………。
そっか。
まあ…でも、仕方ないよね。
英吏が言った事は、間違ってないし。
こうなったら、頑張るしか。
頑張って生き残ろう。
うん。
でも、不思議なのよね、
なんでまた腹黒英吏があんな事
言い出したんだろう。」
「だめだだめだ。
だめだよね。
暗くなったら駄目だ。
お母さんは、頭は悪くてもいいから
元気でいなさいと言ってたもんね。
という事で、あなたもつきあいなさい。
がはははは。」
&color(green){(は、はははは)(がははは)}
二人で肩を揺らして笑いました。
「一時はどうなるかと思ったけど、
思ったより被害ないよね。
実際、私達…頑張っているのかな。」
&color(green){(敵からも見放されていると思う}
金城 美姫は、にっこり笑い、
手を伸ばすと指先だけを動かして、
こっちに来いと手招きしました。
&color(green){(呼ばれる)}
ハイキックを食らって、ぶっ倒れました。
「悲観的な事は言わないの!」
&color(green){(逃げ出す)}
後ろから、飛び蹴りを食らいました。
「悲観的な事は言わないの!」
&color(green){(もちろん)}
「そうだよね。
うん、きっとそうだ。
もっと頑張れば、生きてどうにかなる
可能性もあるかも知れないね。
よしよし、頑張ろう。」
「自分がどれだけ生きられるか、
実感持って考えられるようになったら…。
何だか、世界が奇麗に見えるね。
何でだろう。
うちのおじいちゃんとかも、
そう見えていたのかな。
そうだとしたら、いい話だよね。
だって、死ぬ前に世界が奇麗な事に
気づけたんだよ。
それって、絶対いい事だと思う。
自分が死ぬ前に、そんな事に気づくんだもん。
おじいちゃんは一昨年死んじゃったけど、
だったらきっと幸せだったって思う。
………。
あ、でもその理屈だと
私ももうすぐ死んじゃうのかな…。
うーん、いい話のつもりだったんだけど。」
金城 美姫は、いつになく神妙な表情で
本を読んでいます。
それはどこからか拾った、絵本でした。
&color(green){(横顔は美人だね)(黙ってりゃかわいいんだが)}
「………。
考えている事が、口に出てるわよ。
バカ。」
華麗なハイキックを食らって、ぶっ倒れました。
「立てぇ!
もう一回立って、あと一撃食らえぇ!」
あなたは、そんな無茶なと思いながら
気を失います。
一日が終わってしまいました。
「……な……。」
&color(green){(なに?)(なんですか?)}
「何でこんなところまで来て、
勉強しなきゃいけないのよ!
やっと、勉強から逃れられると思ったのに!
あー、もう。
私の妹は勉強よく出来るんだけど、
私は全然なのよ。
あ、でも私のほうが料理はうまいのよ。
薬草だって見分けられるんだから。
それなのに…。
まあ、妹が学兵になってなかったし、
私は勉強嫌いだったから、
よかったって思ってたんだけど…。
何でこうなるのよ! サギだ!
文部大臣に文句つけてやる。」
「そう言えば、英吏は猫と話せるみたいよ。
動物兵器をブラッシングしてる間、
ずっと猫としゃべってた。
ふふ。
ああいう奴でも、可愛げがあるんだね。」
あなたが風景を見ていると、
美姫が珍しそうにあなたに寄ってきました。
並んだりして、何が見えるのか
確かめようとしています。
&color(green){(神々が騒いでいる)(何も見えないよ)}
「何それ、変な奴。」
美姫は、笑ってあなたの顔を見ました。
………。
「……。
(いやだ。
何、私…こんな時にドキドキするんだろ。)」
蹴られました。
&color(green){(いきなり何てことするんだ!)(なぜー!!)}
「いや、悪い夢かと思って。
ま、まあ、ほら!
そんなに怒らないの。」
「好きになるって、
きっと知っていく過程だと思うな。
詳しく知っているものを、嫌うのは難しい。
そう思わない?」
&color(green){(なんでいきなり)}
「ま、まぁ、色々あったのよ。
私も!!
あはは!!」
&color(green){(そうかぁ?)}
「………。」
金城 美姫は、あなたの顔をじっと見た後、
口を開きました。
「そうよ、絶対。」
「うちのひいおじいちゃん、
勇敢な士官で勲章一杯もらってたんだけど。
そのうち幻獣がきて、この国が割れたのよね。
ひいおじいちゃんは新しい方に
誘われてたんだけど、士官学校の頃の友達は
裏切れないって、そのまま広島に残ったの。
私の家はそんなだから、
誇り高い血を引いているから…。
だから私も、ずっとアンタについて行くよ。
友達は絶対に裏切らない。」
「…私が死んだ時には、ちゃんと弔ってよね。
この国が私たちを弔ってくれるなんて、
信じていないんだから。
ひいおじいちゃんが戦死した時は、
お国は何にもしなくて
花だけ送ってきたけれど。
戦友はみんな来てたわ。
それこそ、将軍までね。
え? あはは。
自分の心配はしなくてもいいわよ。
アンタが死ぬ前に、アンタ守って私が死ぬわ。
だから、そんな心配ノーサンキュー。
私の家は、約束だけは守るんだ。」
「…私って、こんなに美人なのに。
なーぜか、もてないのよね。
原因知らない?」
&color(green){(ハイ、脚癖が悪いと思います)}
「うーん。
でも、やっぱり蹴らないと
待ってるファンに悪い気がするしなあ。
あ、そうか。
私のキックを受け止めてくれる
包容力のある人と付き合えばいいか。
そうかー。」
美姫は、目をキラキラ輝かせてます。
どうかするとギラギラにも見えます。
&color(green){(美人、美人なのか)}
「何よ、その反応。
どう見たって、私は美人でしょ。
脚長いし、それにこのプロポーション!
ほら見ろ!
ほらー、よーくその目で見ろー。」
よく見ようとしたら、蹴られました。
「隙ありぃ!」
&color(green){(真剣白刃取り!)}
脚をつかみました。
「…見事。
………。
ちょ、ちょっと!
いつまで持ってんのよ、バカ!
3秒以上はセクハラなんだから!」
&color(green){(黙ってよける)}
「うわ、可愛げない!
あー、もー。
仕掛けられた技は全部受けた上で
返しなさいよ。」
美姫は、めちゃくちゃ言っています。
美姫は、テカテカと怪しげに光る
海苔をもっています。
「これ、作ってみたの。
…食べる?」
&color(green){(いやー劇物はちょっと)(いや、お腹すいてないし)}
ブチッ。
「あら、あなたの都合なんて、
私、聞いてないの。
…喰え。
いーかーら、食べろー!」
無理矢理食わされました。
思ったより、不味くはありませんでした。
…? 何か様子がおかしいぞ。
&color(green){(どうしたの?)(今日は蹴られないぞ)}
「………。
今日、手紙が届いてね。
おばあちゃんなんだけど。
妹が、死んだって。
せっかく可愛い制服、
着れるトコに入ったのに…。
…やだなあ、何でこうなるのよ。
バカー。
普通、先に死ぬのは私でしょ?
何で、前線で戦っている私の方が
生き残って、後方の妹が殺されるのよ。」
&color(green){(なんといったらいいか)}
あなたは、何も言う事が出来ずに、
立ちすくみました。
呆然としている間に一日が終わります。
&color(green){(抱きしめる)}
あなたに抱きしめられて、
美姫は子供のように泣き出しました。
呆然としている間に一日が終わります。
「…この間は、ごめんね。
…えへ、久しぶりに泣いちゃった。
似合わないよね、私に涙なんてさ。
全く、ガサツな女の子がそんな事やっても、
似合わないったらありゃしない。
そんな顔しないで…、大丈夫。
足手まといなんかにはならない。
一匹でも多く、幻獣をやっつけて
復讐するんだ。」
「私みたいな美人に、
ずっとそばにいて欲しい?」
&color(green){(はい)}
「…ま、真顔で答えないでよ!
照れるじゃない!
ナシ今のナーシ!
やっぱり、もっとロマンチックなのがいい。」
&color(green){(いえ、全然)}
「…ムッ。」
蹴り殺されるかと思うほど蹴られました。
「バカ。
大ッ嫌い。」
&color(green){(一枚絵)}
&color(green){(PC女性)}
「私が友達でいて、嬉しい?」
&color(green){(はい)}
「いい返事。
よし!
友達でいようね。」
&color(green){(いえ、全然)}
「…ムッ。」
蹴り殺されるかと思うほど蹴られました。
「バカ。
大ッ嫌い。」
&color(green){(一枚絵)}
「妹、友達かばって死んだって。
…うん。
さすが、私の妹だ。
よし、満足した!
満足してないけど、満足した!
妹が…、私の妹でよかった。
私は……。」
&color(green){(なぐさめる)(黙って近くに居る)}
「…………。」
&color(green){(なぐさめる)(黙って近くに居る)}
「…………………。」
&color(green){(なぐさめる)(黙って近くに居る)}
「…………………。
ありがとう。
大丈夫、大丈夫だよ。
姉ちゃんがクヨクヨしてたら、妹も…さ。
きっと悲しむから、だから大丈夫。
だから…ちょっと背中かして。
5分でいいから。」
金城 美姫は、大泣きしました。
そのまま、時間だけが過ぎていきました。
「……ありがと。
そ、それで、今度家に帰るとき、一緒に
帰ってくれない?
一人じゃなんだから、ね!
お願い!」
&color(green){(わかったわかった)(はいはい)}
「うん。
ありがとう。」
そんなこんなで、一日が終了しました。
&color(green){エンディング}
実家に帰ったらそりゃ驚かれましたよ。
でもすぐ、皆喜んでくれました。
-山岳騎兵の言葉
その日、撤退を支援するヘリの群れが来た日、
貴方は金城美姫とともに同じヘリに乗った。
隣りあって身を寄せ合った。
「ねえ。
一緒に実家に帰ってくれる話だけど。」
&color(green){(うん)(それが?)}
「どんな紹介されたい?
私としては、妹が一人減ったんで、
代わりを連れてきたって言いたいんだけど。」
&color(green){(いいよ)}
「うん。
きっとみんな、すごく驚くと思う。
戦死して骨箱だけ帰ってくるはずの私が、
一人連れて帰ってくるんだから。」
そう言って、金城 美姫はちょっと泣いて、
口いっぱいに笑った。
&color(green){(えー?)}
「文句言わないの。
妹は大家族主義だったから。
私も、いっぱい家族つくるんだ。
だからいいでしょ?
何十年か付き合いなさい。」
そう言って、金城 美姫はちょっと泣いて、
口いっぱいに笑った。
金城美姫 [[通常>金城美姫(通常)]] / [[提案>金城美姫(提案)]] / [[派生>金城美姫(派生)]] / [[シナリオ>金城美姫(シナリオ)]]