「あー、もう!海なんて嫌いだっ。
なんでこんな所に
僕を連れて来るんですかぁー、もぉ!」
(海はいいねえ)
「機械には最悪なんですよ。
海軍さんはすごいですよね。
こんな腐食しやすいものの上に船を
浮かすんだから。
ハァ…、防錆塗装しよ」
(水着に自信ない?)
「人体を問題になんかしてませんよ。
何言ってるんですか。
あーもう! この潮風が僕の
萌え萌えマシーンを腐食させるぅ!
ハァ…、防錆塗装しよ。」


「しかし、なんで僕やあなたなんでしょうね。
こんな僻地じゃなくて、もっと激戦区に
飛ばせばいいのに。
これはアレですね、僕が思うに、
陰謀に違いありませんよ。
というか、ソレぐらい考えないと、もうっ、
僕の萌え萌えマシーンが救われません!あ~、もうっ!
ゼエゼエ…、すみません…、
頭冷やしてきます」


「この僅かな島民の撤退に、軍がすごい
援助をしています。
信じらんない鉄量ですよ…。
まるで兵器の博覧会だ。
…でも、なぜ?
海軍は我らの大統領、恵タンの例の演説の
せいだと思うんですけど…、
じゃあ、陸軍ってなんなんだろ?」


「んー…、なんか敵の動きも、変な感じが
してきました。
一体、なんだろ?
臭いますね…、臭いますね…。
あ、僕は毎日シャワーしてるんで
臭いませんよ! …じゃなくて。
クソッ、なんか命がかかっている気が
して来たぞ…、考えろ、考えるんだ…。
かかっているのは僕の命だけじゃない…」


「色々考えたけど、この島に特別なモノは
二つしか無いんです。
つまり、望遠鏡とあなたです。
そう、YOUです!あなたは他はともかく、
戦闘に関する才能だけはありますからね。
なぜか手が光る時あるし…」
深沢は、これほど考える事はない
というぐらい考えた後、顔を上げて言った。(原文まま)
「○○さん、本気で戦いましょうか。
僕には全部はわかりませんけど、
でも、それでも幾つかは推量出来る。
それは、どうあってもあなたの戦闘力が
期待されている、という事です。
あなたのために大量の兵器が来た、と
考えるなら、芝村閥を統べるAという人は
あなたを支援しているって事です。
もし望遠鏡に信じられない戦略的価値が
あるなら、あなたはソレを守って戦わないと
いけないんですよ。
多分、敵もソレを知っているんです。
だから本気でいきましょう。
僕も手伝いますから。
政府がどうだとか知りませんけど、
あなたが負けるのは面白くない」


「…ん? 気付いてなかったんですか?
僕はあなたの事が好きですよ。
認めたくありませんけどね。
…喜んでる場合じゃないでしょ!
クールになって下さい。
熱くなるのは、全部が終わった後でいい。
僕は不良でね、不良には不良の意地がある。
ソレは、負けられないって時には、
何をやっても負けてやらないって事だ。
試されてるのはあなたの力です。
負けないで下さい。
立派な不良として」


「ラブラブになるのは、最後でいいでしょ?
僕も泳ぐのを減らして頑張りますよ」
深澤はふと微笑みました。
「すねないでください。」


戦闘開始時
「覚えておけ、侵略者ども。
僕の大将の名は、○○(PC名フルネーム)!
これから人類の指導者になる大不良だ!」



ED
別に。

(父島守備隊、生き残りの証言)


その日、あなたは深澤と二人で戸締りをして、
島を離れる事にしました。
長い坂道を降りています。
「この島の夜明けは奇麗でしたね。
僕は潮風が嫌いですけど、
それだけは好きでしたよ。
それに、なんか知らないけど、
僕は希望を持ちました。
こんな機械に優しくない土地でも、
人は生きています。
いつかは火星にだって、僕たちの
子孫は行きますよ! 絶対に。」
深澤 正俊は、自分では辿り着かないであろう
未来を見て、本当に嬉しそうに笑った。
そしてあなたに手を伸ばした。
「皆の所へ、行きましょう。
とりあえずは僕たちが歩いて行ける未来へ。
なんちゃって。」
二人で船まで歩いていきました。

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最終更新:2010年05月24日 23:14