称名滝

しょうみょうだき


富山県立山町にある滝。

落差350mは日本一
国指定名勝国指定天然記念物となっている。
日本の滝百選


概要

立山に源を発する称名川が、弥陀ヶ原台地から、溶結凝灰岩層をV字型に深く浸食した谷底へ流れ落ちる。
落差は約350mで、上部から40、58、92、126mの4段から成り、それらが連続して1条の滝となっている。
立山の信仰と密接な関係をもって古くから知られて来た。
名称は、法然が滝の轟音を南無阿弥陀仏という称名念仏の声と聞いたことに由来すると伝えられている。

雪解け水が多く流れ込む春などには、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて、2つの滝が流れ落ちる。また、特に流量が増した場合には、ハンノキ滝の右側にソーメン滝も現れて、3つの滝が並ぶ。
ハンノキ滝の落差は497m(一般には500mとされる)で、350 mの称名滝よりも大きいものの、常に存在してないため、称名滝が日本一とされる。


参考サイト



関連項目












最終更新:2013年06月10日 14:55