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俺の名前は蘭堂 風光。 I=Dに駆って戦場に赴くナニワアームズ商藩国でも古株のパイロットだ。 そんな俺が今、何をやっているかというと、猫士2匹の操船を任せて水槽に入れたきれいなクラゲを眺めつつ、優雅なクルージング(という名の採掘資源の運搬)である。 綺麗に輝くクラゲを眺めて時間を潰しながらT15を振り返ってみるとしよう。 まずは501万。それが俺にとってT15の始まりを告げる数字だった。 ちなみにこれは何の数字かと言うとナニワアームズ商藩国のT14終了時の人口である。 500万人が滅亡判定を回避する境界線であり、数日前の質疑で人口が520万人→488万人と変動していた事を鑑みると如何にギリギリだった分かって貰えると思う。 実にヤキモキしながら結果を待ったものである。 そして人口問題が一段落ついたと思いきや、浮上したのは他のニューワールド各国と同様にクーリンであった。 何と、うちの藩国の墓に眠っていた死者を無理やり叩き起こして他所に連れて行ってしまったのである。 全くもってけしからんと憤慨していると何時の間にか盆踊りで対抗するという話になってしまった。 …改めて要点だけ引っ張ってくると凄く突飛に感じるが、当時の俺はというと危険が伴うにも関わらずナニワ国民が全員残って盆踊りに参加すると聞いてその男気にちょっぴり感激していたもんである。 そして実行されたEV151では海法さんを始めとした共和国の面々の尽力で国民や国土に被害が及ぶ事無く引き分けでクーリンガンの軍勢は退けられたのであった。 ちなみにこのとき、俺は輸送部隊に編成されていた為、やっぱりヤキモキして見守っていたのであった。 この後もクーリンガンとニューワールドの緒藩国との戦いは場所を移しながら幾度も繰り広げられるのだが、本題から逸れるので脇におく。 そして時折映画作成で息抜きをしながら、T15内での完成を目指して行った次期共和国主力機の開発ことラグドールの開発は御多分にもれずSSや設定文のネタに詰まって七転八倒していて捻りだした訳だが、作成した文章に絵が付き、レイアウトが整えられて、徐々に完成していく様子は何とも嬉しいものであった。 こうして振り返ってみると前線を退いてのんびりとした日々が続くと思いきや、何時にも増して忙しい日々が繰り広げられたというのが俺にとってのT15である。 …おかしい、全然パイロットらしくない。 クラゲと共に思索の時間は続く。 (1000文字)

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