小びとの森の物語
ストーリー
材木貿易会社を経営するD・J・マルルーニは孫である10歳の少女エリザベスと8歳の少年ロドニーを空港へ迎えに向かった。三人が森で昼食を摂っていると、エリザベスがノームのジャスパーに出会った。ジャスパーと943歳の祖父ノビーはノームの最後の生き残りであり、ジャスパーが花嫁を見つけないとノームは絶滅してしまうという。マルルーニ、エリザベス、ロドニーはノームの花嫁捜しの協力を申し出るが、頑固者のノビーは人間をなかなか信用しようとしない。
マルルーニたちはジャスパーとノビーを連れてマルルーニの所有するホテルへ向かうが、マルルーニがノビーの嫌うマルルーニ社の社長であることがバレてしまう。ノビーに愛想を尽かしたマルルーニが花嫁捜しを中断し、彼らを元の森へ戻そうとしていると、興行主のクウェクストンがノビーとジャスパーを誘拐してしまう。マルルーニは部下のラルフ・ヤービイにノームの話をして協力を仰ぐが、正気でないとみなされて精神病棟へ入れられてしまう。
概要
1936年の小説『Gnomobile』を原作としたファミリー向け実写映画。主演の
ウォルター・ブレナンが人間のマルルーニとノームの老人ノビーの二役を演じる。
公開前年に死去した
ウォルト・ディズニーの遺作の一つ。ルーファス役の
エド・ウィンも公開を待たずに死去し、本作が遺作となった。マシュウ・ガーバーも本作の出演を最後に引退している。
1976年に再公開された。
キャスト
最終更新:2022年08月20日 21:33