ジャック・エレキテル

「死のパーティの始まりです!!」

【名前】 ジャック・エレキテル
【読み方】 じゃっく・えれきてる
【分類】 登場人物
【所有ナビ】 エレキマン
【登場作品】 『1』
【アニメ版CV】 三宅健太
【海外名】 Count Zap

【詳細】

多数の電飾が組み込まれた派手な服を着る男性。
上流階級である「エレキテル家」の主人だが、電気と機械が主役の世界を取り戻すべくWWWに入団した。

首領のDr.ワイリー相手には明るくハキハキとした受け応えをする一方で、同僚の色綾まどいと話す時にはお互いにワイリーへの不満をぶち撒けながら比較的フランクに会話をする等、良く言えば社交的、悪く言えば何処か裏表のある性格をしている。

科学省でパーティを開き職員達を一室に集めた上で、持ちナビであるエレキマンを地下発電所に送り込んでハッキングを行い、パーティに参加した職員達を一網打尽にしようと企んだ。

だが、光熱斗がゴミ捨て用ダクトから脱出し、ロックマンがエレキマンをデリートしたことで停電は解除される。
しかし、すでにエレキプログラムは奪取済みで、プログラムを持ったまま逃走した。
その後、WWWが壊滅した折、オフィシャルに逮捕される。

彼が逮捕されたことでエレキテル家は没落することになり、エレキマンも妻であるアン・エレキテルの手に移った。
同時期に逮捕された火野ケンイチはその後の作品にも登場(何なら「2」の時点でシャバにいる)しているにもかかわらず、彼の登場は「1」のみに終わっている。

実は『2』に登場したガウス・マグネッツとは生き別れの兄弟であり、こちらは弟。

小さい頃、裕福なエレキテル家に引き取られたことで社会に対する恨みはあまり持っていない。兄がゴスペルに所属していることを知っているかどうかは描写がないため、全くの不明となっている。

兄は貧乏生活が続き、起業して大成功を収めたものの、社会に対する恨みは消えずに犯罪者への道に足を踏み入れてしまった。
弟の方は裕福な家庭に引き取られながらも結局は犯罪者となって逮捕されてしまったあたり、何とも言えない後味の悪さがある。

通称「エレキ伯爵」。海外名は「Count Zap」。*1


素性経歴にキズがつく覚悟で、WWWに加入してまで、電気と機械が主役な社会を企てた動機は明かされていない。
強いて言えば、何か切っ掛けがあって、ある種の文明進化にアンチになったのだろうか。
一応、ボスのワイリー自身、ネットワーク開発優先でロボット分野の予算削減に不服だったように、自身もエレキテル家関連企業にとって目の上のタンコブなネットワーク社会が都合悪く感じ、ワイリーと手を組んで『電気と機械が主役』をキャッチコピーに、電化製品を寡占で売りつけたり、電力事業も独占を目論んだ、のかもしれない。


アニメ版では原作以上にアクティブな活躍を見せ、足を洗った後は、普段はカレー屋マハ一番の従業員を務めたりとコミカルになっている。
「AXCESS」では、旧WWWと共にオカマ変人ガウスとの戦いに挑み、ワイリーの一声に沈黙した彼らと異なり、自らの誇りをかけて単独で兄との一騎討ちを繰り広げた。
ガッツマン巨大化の事件では、集められるだけバッドスパイスを集めてきたり、streamの合宿ストーリーでもバカンスを楽しんだ。
ただ、一方でstream中盤にワイリーの鶴の一声で本家WWW魂を死なせず張り切った一面もある。現実の常識になってしまうが、本来なら公安から要注意人物として監視継続の対象になるであろうくせもの感は間違いない。
この辺は、ネットセイバーである熱斗が常連客として通っていることもあり、彼を監視役と見立てているからこそグレーゾーンのまま放置しているのかもしれない。


忠義心が高いアニメ版とは逆に、鷹岬版マンガでは最初こそは光祐一朗を誘拐して拷問をかけたりと、悪の組織の幹部らしさを発揮するも、WWW壊滅後は(おそらくは指名手配犯)警察の手から逃げ続けることを強いられており、そもそもこちらのワイリーは人望に欠けており、完全にワイリーへの忠義心は死んでおり、WWW忠誠プログラムを消せないにもかかわらずWWW再興を叫ぶエレキマンを勘当し二度と出なかった。

【余談】

『5』用の改造カード「エレキ伯爵のカスタマイズ」にて絵柄と名前が出ている。容量35MB。
適用するとHPが300増え、エレキボディになる。

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最終更新:2024年01月13日 04:50

*1 このCountは米英語で「伯爵」の意味。Zapは電子銃などの発射効果音でよく使われる単語だったり、名詞でエネルギーという意味がある