名詞2(人称代名詞、指示代名詞)

人称代名詞


単数 複数
一人称 ja jas
二人称 ne nez
三人称 pa pez

シャーリヴーンツ語の三人称代名詞には男性・女性の区別は存在しない。

指示代名詞


単数 複数
近方 at atas
遠方 al alas

近方の指示代名詞は手の届く範囲、実際に接触しているもの、会話(文章中)で既出の話題(特に、自分が持ちだしたもの)を示す際に用いる。

例 racaqexes atav. 私はこれが食べたい。
  racaqexes slAgIlav atil. 私はこの魚が食べたい。

遠方の代名詞は手の届かない範囲、相手の近くにある又は相手が触れているもの、そして相手が出した既出話題等を示すのに用いる。

例 qetes alav. 私はそれが欲しい。
  qetes kAtivelav alil. 私はその宝石が欲しい。

遠方の指示代名詞は名詞に定性を付与する際にも用いる

例 khaqecus xeiratav alil. 私はその本を読んだ

原則として、指示代名詞の形容形は、その他の形容詞に先行する。しかし、形容詞を強調する為に、そちらを先行させることは可能。
最終更新:2013年10月28日 16:39