軌道座標系の「等加速度」運動
軌道座標系というのは,基底を軌道の法線方向と接線方向にとる座標系である。それぞれの基底を
と書けば,
軌道運動の曲率半径を
,角速度を
とすると,
であるから,積分して
ただし,
とした。これを再度積分すると,
ただし,
にとった。また,軌道の曲率半径は,
となる。曲率半径と進行方向角の関係を下図に示した。しかし,これは軌道を表してはいないことに注意したい。曲率中心は固定点ではないからである。なお,曲率半径は対数目盛りとなっている。
こちらが,軌道である。ただし,半径方向はやはり対数目盛り。
スケールを等方にした。青線は曲率中心の軌道である。どちらも同一時間分。
最終更新:2010年04月27日 14:34