■数珠丸


  • Ⅱ 刀身に陰り一つなく美しく光る刀。
  • 元ネタは天下五剣の一振り、数珠丸恒次か。日蓮が所持しており、魔除けとして柄に数珠をかけていたことからこの名が付いたという。
  • じゃじゃ丸ではない
  • 作者の恒次については、青江恒次と備前恒次の説が存在する。
  • だが、実物の数珠丸は享保年間に行方不明となっっており、現存するものは大正時代に宮内省の役人がさる華族の競売物件の中から発見したものであり、奉納されていた身延山久遠寺からも返還を断られているという曰く付きのシロモノである。そういう経緯から兵庫県尼崎市の本興寺に寄進され、現在も所蔵されている。
  • 本興寺へ寄進された理由は、発見した役人の実家の近くにあったから、である。
  • ひまわり「じゅじゅまりゅ!…ご、ごめんなさいぃ」
  • 元ネタであろう刀が某ブラウザゲーで話題になっているけど、中の人つながりでファーさんに装備させるプレイヤーがひとりくらいはいそう。
  • 貧乏な日蓮宗の坊主の愛刀が、それも戦国の世を駆け抜けた刀が「刀身に陰り一つなく美しく光る」という時点で眉唾物なんだけどな。現存する数珠丸は「健全かつきれいすぎる」のだ。十中八九、日蓮の愛刀じゃないよ。重文に相応しい名刀ではあるけど。
  • ↑数珠丸恒次は行方が分からなくなるまで日蓮が開基した久遠寺に収蔵されてたから、傷一つない状態であることは別におかしくない。あと、この刀を贈ったのは支持者である御家人の南部実長か、幕府重臣の北条弥源太のどちらかと言われてるから、日蓮が貧乏かどうかは関係ない
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最終更新:2020年07月27日 18:08